ひとりで社会貢献型起業!ゼロから始めて10年継続する秘訣&NG例
今回は
社会貢献性の高いビジネスを一人でスタートさせて、10年後も事業を安定的に営むための「基本」「土台作り」「絶対やってはいけないこと」
について情報提供します。
人のためになる仕事がしたいけど、起業ってハードル高いよな…
確かに…そう感じてしまうかもしれませんね。
でも、
ひとりで小さく始めるからこそ「失敗しにくい」「今すぐ始められる」というメリットもたくさんある
んですね!
また多くの人の共感を得ながら人の役に立てるビジネスを安定的に展開できれば、あなたの人生の充実度・幸福度は飛躍的に高まるのではないでしょうか?
雇われて働いてヘトヘトになる毎日を送っている方は「生きがい」「働きがい」や「働くことの意味」を再発見できるのが社会起業です。
今回の内容を押さえて社会貢献性の高い活動を始めると、自分らしく笑顔あふれる毎日と優しさでつながる人間関係を構築することができるようになります。
先の見通しが立ちにくい社会で「このままでいいのか」と漠然と考えている方は、行動のきっかけとヒントを掴めるはずですので、ぜひ最後までチェックしていただければと思います!
Contents
ひとりでできる社会起業家って?
今回私がお伝えしたいのは「ひとりでできる社会起業」です。
ひとりでできる社会起業は、「今すぐにできること」や「自分が情熱を注げること」で社会課題を解決に導けるビジネスを、小さくはじめて育てていきます。
自分らしさを活かして価値を生み出し、事業を10年後も20年後も堅実&安定的に営むための方法なんですね。
社会起業って興味あるんだよなぁ…ひとりでもできちゃうのか…
そうなんです。
最近では「ソーシャルアントレプレナー」「社会起業家」という言葉をあちこちで目にするようになりましたよね?
実践事例や報告も増えてきて、その中には個人でスタートさせる人もおられます。
社会起業家が増えている背景には、時代の変化の速さと、多様で複雑化する社会課題があります。
社会課題に対して解決する方法が見出せないまま、課題の複雑さがどんどん増していく…そんな現状があることから、社会起業家に対する期待と注目が集まっているのではないでしょうか。
実際、少し意識して身の回りを見渡すと、どんな地域でもそれぞれ特有の課題を抱えています。
環境破壊・少子高齢化・限界集落・教育格差・シャッター商店街・子育て世帯の貧困・DV…
このように挙げ始めればきりがありません。
ニュースでみているだけの話ではなくて、身近なところにたくさん問題があるんだな…
そのような問題を解決に導くためのお金も人材も潤沢にある地域は、まぁ存在しないでしょう。
そこで、「社会問題」を「ビジネス」で解決してくれる人材が求められていると考えられるわけです。
大学などの教育機関や行政なども社会起業家の今後の活躍に期待しているんですね。
社会起業には特別な才能・スキル・センスが必要?
私は「ひとりでできる社会起業」についてお伝えしていますが、「ひとりだからこそ」「小さい組織ならでは」の魅力とメリットを活かした事業で堅実に社会的価値を生み出す方法についてお伝えしています。
世間を見渡してみると、脚光を浴びている社会起業家の中は「社会問題の解消」はもちろん、時に社会変革をもたらすような革新的なサービスを生み出している人もいます。
そこで「私には無理だな」「世の中にはすごい人がいるなぁ」と思ってしまい、自分とは関係ない話のように感じて具体的な行動に起こせない人も実際多いんですね。
そうです、まさに私はそんな状況です
でも、私はそのような相談を受けたとき、非常にもったいないなぁと思うんです。
「カタチ」にとらわれず、今から行動すればすぐにでも人を笑顔に変えることができるかもしれません。
少しの行動をきっかけにアイデアが湧くこともあるでしょうし、やってみると人生をかけてやりたいことと感じることもあるのではないでしょうか?
もし今の状況に不満があったり、退屈な感覚があるという方は、単に働いてお金を得るのとは別の喜びを得られる人生を送ることができます。
また、雇われて働きつつも人生時間の一部分を社会起業に当てることもできます。
でも行動する前にその可能性を閉ざしてしまうと、結果や形には残らず、芽生えた「優しさ」「想い」も消えてなくなります。
…確かにそうかぁ。
また逆に「スキル・才能・センス」があれば社会起業家として成功できるというようなものでもないと私は考えています。
実際「社会問題を解決する」と意気込み、思いのままに行動してすぐに資金が枯渇したり、仲間同士の意見の食い違いで離散するケースも見てきました。
そこで私としては「熱い想い」を「小さな形」で始めることが大事だと考えているんですね。
なるほど…
まずは目の前のたったひとりのために行動すること。
たった一つの問題に焦点を当てて、自分に何ができるかを考えること。
そこから具体的なアクションを起こし、植物を育てるような感覚で社会的な事業を育んでいけば、多くの人の笑顔をずっと生み出し続けられるような堅実な事業運営ができるんですね!
ひとり社会起業で必須の3つの意識
ひとりで行う社会起業家にとって「これがなくては絶対ダメ」と言えるような3つの意識をお伝えします。
これらをチェックする中で、貢献度が高いビジネスを継続的に展開し続けることができるようになりますよ!
目的を抱き続ける
目的については社会起業スタート時に考えることも大事ですが、その後も目的を確かに持ちつつ行動することが大事です。
というのも、私たちは行動していると、思いもよらないアクシデントに見舞われたり、何度も壁にぶつかったり、打ちひしがれてしまったりすることがあるからです。
社会起業はまさにそのようなことの連続です。
そこで、頑張ればいいというのは間違いです。
え、どうして?
ここまでみてきたように社会問題・課題は複雑で多様化しています。
頑張って解決するような問題を相手に行動しているわけではないんですね…。
それなのに、頑張り続けているうちに「目の前のことしか見えない状態」になって、目的を見失ってしまうことがよくあります。
そんな時こそ大事なのが「目的」に立ち返ることです。
行き詰まった時こそ深呼吸し、肩の力を抜いて「目的」を見据えて仕切り直すことが大事ですね!
目的かぁ…
また、行動する中でひどい裏切りを受けたり、必死にアクションを続けていると心無い言葉をかけられたりすることもあるかもしれません。
そんな時に「心が折れるか」「行動を継続するか」は目的を持ち続けられるかどうかです。
つらすぎる状況に陥ったとき、あなたに手を差し伸べてくれる人は「あなたの思い」「目的」に共感してくれる人だと思うんですね。
またあなた自身が行動しているうちに「なんのために?」を見失ってしまうと大変です。
方向性がずれて遠回りをしたり、完全にコントロール不能状態に陥ってソーシャルビジネスが迷走することもあります。
大事なのは「目的」を意識して、それを抱きながら行動することです。
また、「社会問題・課題を把握し解消に向けた取り組みを行う」という中で、「方法論」にこだわりすぎないのもポイントです。
目的を果たすための方法は、1つや2つではないはずですので、「方法」は目的に応じて柔軟な発想で選択するのが大事ですね!
事業を継続するための資金を確保する
社会貢献を目的とする事業では、十分な収益が得られない可能性も考えておかなければなりません。
ただ、あなたの行動がどんなに社会的に意義があるものだったとしても、みんなが協力をしてくれたり十分なお金を寄付してくれるかどうかは別の問題ですね。
もしあなたが起こす事業が資金繰りが厳しくなり、暗礁に乗り上げてしまうとその事業を継続することが難しくなります。
そこで対策はいくつかありますが、主なものを3つ紹介します
「収益事業に取り組む」「寄付金を募る」「助成金を申請する」
その他にもお金を確保する選択はいくつもありますが、起業時にもらえたり貸してくれたりするお金に頼りすぎると良くないと考えています。
一時的にはお金が入ってきますが事業を継続しているとお金は当然無くなってしまうからです。
安定的・堅実にソーシャルビジネスを展開し続けるためには「収益事業」をうまく回していく必要があるというのが私の考えです。
収益事業か…なかなかハードルが高そうだなぁ
この「ひとりでできる収益事業の作り方について」は、この記事の他にもたくさん情報提供していきます。
https://socialwork-coaching.com/category/start-business/
ぜひ参考にしてみてください。
資金以外のリソースを確保する
社会起業を成功させるためには「お金があればいい」というだけのものではなく、様々な資源(リソース)が必要です。
私は「ひとりでできる」という情報をお届けしていますが、「ひとりでしなければならない」というわけではありません。
ときには事業をサポートしてくれる「人」の存在が必要かもしれません。
また、「場所」「情報」「スキル」「ノウハウ」などは資源の代表的なものですね。
基本は「小さく始めること」です。
初期投資をしてランニングコストも大きければ、事業経営は厳しくなります。
そこで、あなたが今後社会貢献性の高い事業を展開するのであれば、「必要なものが何か」ということを把握して、どう補っていくかを考えることが大事ですね!
このような資源はどうやって用意すれば…
そうですよね?
その答えの一つが「お金」です。
お金があれば人を雇うこともできるでしょうし、スキルやノウハウを持った人材を雇用することもできるでしょう。
なんだ…結局お金がないとできないのか…
そう考えてしまいますよね?
そこで大事なことがもう一つあるんです!
なになに?
それこそが「目的」「社会的な理念」なんです。
なぜこれらが重要かというと、社会的理念に共感してくれた人が、積極的に集まってくれたりノウハウ・スキルを提供してくれることにつながるからです。
先ほど「目的を抱き続ける」ということについてお伝えしました。
「何のためにこの事業を展開するのか」「ソーシャルビジネスを成功に導くことが誰のためになるのか」ということを行動しつつ発信すること…
これを継続していれば、あなたの元に全国から「応援してます」というメッセージが届き、「協力したい」という人が引き寄せられてくるはずです。
発信するのも大変だよな…
そうですね。「メッセージを届ける」ためには「コツ」を学び取ることも大事です。
発信と言っても「手間ばかりかかる」けど「誰にも読まれないブログ」「スルーされるSNS」では意味がありません。
共感が得られるようなメッセージを効果的に届けるコツについても、また別の記事等でお伝えしています。
ぜひ参考にしてみてください。
ひとりで社会問題を解消し続ける2つのポイントとNG例
ひとりでも社会問題を解決に導きつつ、安定的に事業を行うために必要なお金や資源を用意し続けるために必要なのは「2つの重要なポイント」を理解することが大事なんです。
1つ目は「長期的で幅広い視野を持つこと」
2つ目は「目の前の課題を乗り越え続けるために行動すること」です。
ひとり社会起業家2つのポイントが重要な理由
なぜこの2つのポイントが大事なのでしょうか?
その理由としては、社会課題はすぐに解決できないものも多く、解決策があらかじめ用意されているような単純なものではないからです。
ボタンを押したらお湯が沸く。
お湯を注げばラーメンが食べられる。
このような感覚で「〇〇をやれば社会問題が解決する」というようなシンプルな話ではありません。
社会問題を解決に導くためには、行動し続ける仕組みづくりが重要だからです。
ひとり社会起業で絶対NGなこと
社会起業や貢献性の高いビジネスを行っている人が、多くの人を巻き込んで事業をスタートせたのはいいけど、続かずにすぐに終わってしまうとどうでしょうか?
たしかに、それは起業する自分も怖いし、周りにも影響があるよね…
多くの社会課題の解決には「継続した取り組み」が重要です。
打ち上げ花火のようにボカンと綺麗な花が咲かせるより大事なのは、一つ一つの行動を次にどうつなげていくかを考えるということです。
理由は先ほどから何度も確認しているように、「目的」を意識しすることで見えてくるはずです。
社会問題を解決するためにどんな行動を積み上げるかが大事なので、「一度限りの大きな成功」ではなく、地道に役に立ち続けるアクションこそが大事なんですね。
そう考えると、「目の前のこと」ばかり見ていてはダメです。
長期的なことを考えて行動する必要があります。
そして、幅広い視野で周りを見渡しながら、周囲への影響を考えて行動することも大事ですね!
たしかに、そうですね!
すでにお伝えしたように、「目的」についてはその都度振り返ることも意識しつつ、「長期的な視野」「幅広い目線」も大切にしてみてください。
その中で、目の前の課題を解決に導くために、必要な方法論を考え尽くすことは「社会解題の解決」「事業の継続」のどちらにとっても大事ですよ!
振り返りと改善は必須
そしてもう一つ大事なのは「振り返り」「改善」です。
というのも、答えのない問題を解いている私たちに求められるのは「トライアンドエラー」なんですね!
行動する中で状況をより良い方向に持っていくことが求められます。
一発で正解を導き出して、一度も誤らずに一直線で問題を解決に導くのは不可能なのであれば、「振り返り」「改善」を繰り返しながら少しずつ目的地に近づいていくことですね。
振り返るとか改善するとか…それが意外と難しいんですよね…
そうなんです。
これができなくて事業が続かない人が非常に多いんですが、「振り返りと改善」こそが事業を継続できるかどうかが分かれ道です。
この簡単な解決策が「相談」なんです。
自分では気づきにくい問題にアドバイスをくれる人、そして目的を思い出させて励ましてくれる人の存在が、あなたのビジネスの成功をぐんと後押ししてくれるんですね!
このように、アドバイザーの存在やサポートも含めて考えて、「長期的な視野・幅広い目線」を持って「具体的なアクション」を起こし続け、振り返りと改善も含めたプロセスをぐるぐる回せる人…。
こういった人こそ、ソーシャルアントレプレナー・社会起業家として人の笑顔を生み出し、事業を安定的に展開できる人と言えるんですね。
まとめ:大事なのは自分らしさと目的意識
ここまでひとりでできる社会起業についてお伝えしてきました。
「ひとり社会起業で必須の3つの意識」として「目的」「資金」「リソース」について確認しまし、「ひとりで社会問題を解消し続けるための2つのポイント」として「幅広い視野と長期的な目線」「行動し続けること」などについても解説しました。
これらの行動の中で「うまくいかないこと」「できないこと」はたくさんあるかと思います。
「自分らしさ」を大事にしていただいて、振り返りと改善を続けること…。
そして目的をもってガンガンアクションを重ねていただく中で、突破口が必ず見つかるのではないかと私は考えています。
大変そうだけど、やってみる価値はありそうですね!
小さく始める社会貢献性の高いひとり起業をサポートする私としては、あなたの「オモイ」が「カタチ」になり、人の笑顔を生み出しながらビジネスを発展していただくことを願いっています。
そういった意味で「行動をしてみること」が大事だと私は考えています。
超簡単で小さなことでもいいからやってみる!
「社会起業は天才的な頭脳の持ち主がイノベーションを起こすもの」というイメージでいると、はじめの一歩が踏み出せなくなることがあります。
大事なのは「目的」を果たすことであり、その方法が「超ありふれたアイデア」「今すぐ自分にできること」でもいいはずです。
考えすぎると頭でっかちになって行動できなくなりますので、「これだ!」と思うものがあれば今回の内容を踏まえて、実践に向けた具体的なアクションを検討していただければと思います。
Let’s Action
最後に私の経験の中から、行動していただくためのワンポイントアドバイスをさせていただきます。
ポイントは「最初から考えすぎない」ということです。
これがものすごく重要なんですね。
ふむふむ…
「社会起業とは何か?」「社会問題とは何か?」「子どもの相対的貧困の背景にある問題は何か?」「地域の空き家問題を解消するために最も良い取り組みとは何か?」「シャッター街をどう再生するか」
このようなことについて「考えて答えが出る」ということは、経験上まぁありません…。
そこで「見る」「体感する」ことこそ大事なんです。
なるほど、実際に問題を見て触れてみるということですね!
はい。その通りです。
例えば、学校に朝ごはんを食べてこれない児童がいると知った時、「それは社会問題だ」「何とか解決せねば」と考えるあなたは心優しい人だと思います。
その優しさを行動に変えて、ソーシャルビジネスに限らずできることをしていただくと、子どもの笑顔を作り出すことができると思うんですね。
ただ、「問題に直接触れる」という経験をしないと社会貢献・事業の方向性を大きく見誤ってしまうことがあります。
確かに、社会起業家には「考える力」は求められます。
でも「実際に目で見る」「耳で聞く」というような身体的感覚を持って物事に触れなければ「求められていないサービスを生み出す」など失敗につながります。
その問題に生で触れること。
これが問題を深く把握し、解決策を見出す上でものすごく大事だというふうに私は考えています。
そうですね!本当にそう思います。
身体感覚的に得た情報から「目的」を持ち「行動」をして「発信」を重ねるあなたの元には、おそらく多くの共感が寄せられます。
そして「サポーター」も集まり、仮に問題にぶつかったときにも「助けてくれる人」が出てくるはずです。
これは私の考えになるんですが、人の持つ温かみに触れる中で、一緒に社会に存在する様々な問題と向き合い続けること。
一人の笑顔と幸せを育める関係性を紡ぎ合う人がたくさんいる世界こそが私の理想なんです。
そういう意味でも、あなたの内側から溢れる優しさを持って、ぜひ関心がある世界へ飛び込んでいただき、肌で感じた情報を元に行動をしていただければと思います。
今回の内容はここまでとなりますが、他にも音声コンテンツや動画コンテンツ、会員サイトなどでも情報提供しています。
また、メルマガなどで情報提供もしています。
ビジネス初心者の方でも、基礎から流れに沿って学びながらビジネスを成功に導くこともできます。
また、ひとり起業で収益化する方法についてはアメブロでも情報発信をしています。もしよろしければご覧ください。→https://ameblo.jp/social-worker-lecture
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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