社会福祉士・ひとり起業家の価値10倍化仕事術!超基礎5ステップ

ソーシャルワーカー・コーチ・ひとり起業家サポーターの森山です。

今回は「価値を生み出す仕事術・基本の5つのステップ力」についてテーマでお伝えします。

動画でも解説しています。

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私のこれまでの経験から、仕事は「するもの」ではなく「価値を生み出すもの」という考え方が重要だと強く感じています。

10時間仕事をして「1」の価値を生み出すより、30分仕事をして「10」の価値を生み出すのであれば、後者の方がいい。

これは社会貢献性の高い事業でも、対人援助でもビジネスでも同じだと考えています。

う〜ん、確かにおっしゃることはわかりますけど…でも、目の前の仕事を一つ一つ丁寧に取り組んで、頑張って仕事をすることって大事ですよね?

私も昔は全く同じこと考えていました(笑)

今回の内容を押さえていただくと、

  • 同じ仕事時間でクライエントに対して10倍・20倍の喜びや癒しを提供できる
  • 「できない」「わからない」ということばかりで自信を失いそうな状態でも、問題解決力を高めて圧倒的な信頼を集めることができる
  • がむしゃらに頑張るだけではなく、問題を見定めて行動するたびに自分自身を成長させて、他の人がどれだけ頑張っても解けない問題でもあなたの発想力で解決に導くことができるようになる

このような状況になるんですね。

ほんとですか?

本当です。

仕事で価値を生み出せるようになるには「才能」「センス」に頼らず「努力」「根性」に逃げないことです。

未来を見据えて「成長すること」「改善すること」を視野に価値を生み出す仕事を積み上げていきましょう!

社会福祉士的仕事術!仕事はすればいいのか?

ではポイントを整理してお伝えしますね。

まず、仕事はすればいいのではなく「価値を生み出す」ことが大事。

このような考え方をお伝えすると、疑問を抱かれる方が多かったり、一定の反発を受けたりすることもあるかと思います。

価値ってなんだよ!

仕事はすればいいというわけではないってどういうこと?

そう思いますよね…。

「仕事とは何か?」というような話について、いろんな角度から考えることができそうです。

苦しんでいる人の心の傷を癒したり、情報が不足している人にわかりやすく伝えるということは「価値」を生む仕事といえるのではないでしょうか?

ただ、「相談に応じる」とか「制度について情報提供する」とか「資料を整理する」というのは手段にすぎませんので、「価値を生み出したかどうか」というと微妙ですよね?

そこで「仕事の価値って何なのか」ということは重要なクエスチョンになってきそうですので、この点について少し深掘りしていきましょう!

仕事を何のために、誰のためにしているのか?

私は仕事をするときに、「何のためにやっているの」「自分の仕事で生み出すべき価値って何?」という目的についてしっかり考えることが大事だと考えています。

というのも、その「目的を持った行動」の背景に「価値」が見え隠れするからです。

例えば、「朝出勤してタイムカードを押して、仕事をして夕方にタイムカードを押して帰る」ということだけを考えているひとは価値を生み出しているでしょうか?

う〜ん、どうだろう。

微妙ですよね…。

ただ、仕事をしている時間でクライエントのために仕事をするという目的があり、朝から夕方までに3件の面談をして悩みを抱えたクライエントが笑顔になって帰っていたのであればいかがでしょう?

それは価値を生み出しているっぽい!

はい。

この「クライエントのために」というのは目的がある仕事では価値を生み出せているっぽいです。

また「会社のために」というのも目的ですよね?

このように、「〇〇のために」という目的があれば、その「〇〇」が抱える問題を解決する仕事に「価値」が生み出されてきます。

うんうん。

「クライエントの困りごとに耳を傾けて今の状況を整理し、今後の生活をより良いものにするためのプランを立てる」というの非常に大きな価値があるでしょうし、「自分で解決できない問題を整理する」「一人では勇気が出ないことに寄り添う」「情報不足なことについて助言する」これらは価値になりそうです。

このことから見えてくるのは「仕事で価値を生み出そう」と思うと、目的が大事。

ただ決められた時間働くことではなく、「誰のために」「なんのために」仕事をするのかということを考える(=目的を意識する)ということが大事で、「じゃあ問題って何?」と考えることも重要だということがわかります。

たしかに…

社会福祉士の仕事は何が価値になるのか?

「仕事の価値が何なのか」ということは現段階ではまだはっきりと答えは出ていません。

ただ「目的を持って仕事をする」「問題を明らかにする」ということが大事だということは見えてきました。

仕事をする目的については「所属している組織」や「あなたの思い」が大事になってきます。

そしてもう一つの要素である「問題を明らかにする」という点についてはもう少し深く見ていく必要がありそうです。

その辺りの内容が今回お伝えしたい「仕事で価値を生み出すための超基本となる5ステップ」なんですね。

社会福祉士が10倍の価値を生み出す超基礎5ステップ

では超基本の5つのステップを見ていきます。

キーワードは「問題」「解決案」「解決策」「実践」「評価・改善」です。

順番に見ていきましょう。

1.問題は何?

まずは現状を把握のための情報収集と分析のステップです。

クライエントの支援を行う中で、仕事をする(問題解決する)場合はクライエントの話に耳を傾けて問題を探っていきます。

組織の経営面での問題解決であれば「どこに問題があるのか」を多方面から調べ上げていきます。

この「問題は何か」ということの判断を誤ると、その後の全てのステップがグダグダになってしまいます。

成果を上げる、価値を生み出す仕事をするのであれば、「問題って何?」にこだわり抜きましょう。

例)「クライエントの認知症が進行している」「資格試験で合格するために勉強しているけど、模擬試験の成績が悪かった」という問題は抽象的。

その背景にはどんな問題が隠れているのか?

細かく切り分けて見ていく。

「家族さんの介護力に限界がある」「ご本人との意思疎通がうまくできずニーズが把握しにくい」など。

「勉強時間が足りない」「仕事が忙しくて勉強時間が確保できない」「仕事の時間・負担は調整しにくい」「まとまった学習時間がとりにくい」「集中できる環境がない」など。

このように「抽象的な問題」は切り分けて具体的にしていく中で「解くべき問題」を見極めていく。

解決案は?

問題を切り分けて把握したら「解決案」をいくつかピックアップします。

注意が必要なのは解決案を吟味してから解決策を明らかにして、そこから取り組むということです。

「こうやればいいや!」という「案」の段階でいきなり行動するのはNGです。

いくつかの解決案について、関係者で協議するなどして、どの方法が重要度が高く効果的か?

優先度が高いものはどれか?

そのようなことを描きながら解決策を選び出していきます。

ふむふむ、なるほど…

例)

「認知症のクライエントや家族の状況を踏まえてクライエントご本人の希望に耳を傾け、クライエントの利益にしするための支援策を考える」→プランA・プランB・プランC・・・

例)

「資格試験について」→「聞き流しの学習と机の上で集中して学習する方法を組み合わせてはどうか」「試験まで10ヶ月あるので直近の2ヶ月は全体の底上げと苦手対策に集中しよう」「生活習慣に工夫を盛り込めないか考えよう」「休みの日にすべきことを整理して効率を上げて学習に取り組もう」など

解決策の決定

問題・ニーズを整理して解決案をいくつかピックアップしたら、解決策を選定してきましょう。

複数の解決案の中から最も重要度が高く効果が期待できるもの・優先度が高い順番などを考慮します。

ここでいかに情報を整理して取り組めるかがポイントですし、「振り返って改善できるように定量的な目標を立てる」というのも大事です。

例)

(認知症のクライエントの支援のケース)「プランB」でいこう!→ご本人・ご家族・関係機関と共有

例)(学習のケース)

「長期的な視野で見て計画を立てて学ぶことが重要」

「直近2ヶ月は〇〇の科目を重点的に」「全体の得点を10点アップさせる」

「その後の2ヶ月は全体の基礎的な理解力を十分に高めて得意科目に関しては確実な知識を身につける」など

実践する・(対人援助などは)サポートする

解決策を決定したら、プラン通り実践します。

ここまで例に挙げているように「学習が進まない」という問題や「仕事上の問題」などであれば、自分の行動が問題解決の鍵を握ります。

また、「対人援助」や「相談援助」の実践であれば、クライエントがプラン通りに行動してくれるかどうかや自分の仕事としてどれほどクライエントの行動をサポートできるかがカギです。

また、組織のマネジメントなどであれば、チームで解決策・プランを共有して目的意識を持って行動することが大事ですね。

例)「〇〇な行動をすると〇〇が〇〇になる」という見立て通りに状況が変化するかどうか?

実践する中で検証する。

評価して改善をする

行動しながら変化にも気を配るのはもちろん、定点で評価をして改善できないかを考えることも大事です。

特に年単位のプロジェクトや、刻々と状況が変化する取り組み、継続的な支援などはこの定点での評価・モニタリングが非常に重要です。

また、重要なのにも関わらずここで手を抜いてしまう人も多いのが現実のようにも思えます。

それくらい「評価」「改善」って難しいんですね。

例)

「計画通り実践できて効果が出ていた」→状況を踏まえて次の計画を練る

「計画通り実践できていたが効果が出ていない」→計画を改善する・再度情報収集をする

「計画通りできていないが効果が出た」→何がどこに影響を及ぼしたのかを検証する

「計画通り実践できていないので効果が出ていない」→計画に無理がある?計画の内容が共有できていた?

振り返ると一言でいっても、なかなか難しそうですね…。

そうなんです。

今までやってきたことを大きく修正する必要がある場合もあるので、「避けたい」と思う人が多いように思えます。

ただ、「うまく行っている」のであれば「どこに効果があったのか」を調べることが大事。

そうすることで次に生きる学びが得られます。

また「うまく行っていない」のであれば「どこがうまくいかなかったポイントなのか」を明らかにしないといけません。

大事なのは「目的」を果たし「問題を解決すること」であり価値のある仕事をすることです。

ぜひ、問題を分析するところから評価と改善までの流れに関して、きめ細かく高い意識を持って取り組んでいただければと思います。

3週間もすれば仕事に大きな違いを実感できますし、3ヶ月もすれば周りの人があなたを見る目が変わってきます。

3年も経てばビジネスでも社会貢献でも、どんな仕事でも圧倒的な成長と結果を掴み取っているはずです。

まとめ:社会福祉士・ひとり起業家の価値10倍化仕事術!超基礎5ステップ

ここまで現状の問題について深く掘り下げて、課題を整理して解決案を導き出すこと。

その後、解決策を見定めて取り組んで振り返って改善する流れについてお伝えしました。

最初は「めんどくさいなぁ」とか「うまくいかないなぁ」と感じることがあるかもしれませんが、「問題が曖昧なまま取り組む」とか「改善をしないで同じ行動を繰り返す」ということでは仕事ができるようにはなりません。

脳もどんどん衰えていくので、新しい情報が全然頭に入ってこないし情報の処理がうまくできず問題を目の前に混乱してばかりの状態になってしまいます。

今回の内容は動画でお届けしていますので、下記URLでご視聴いただくこともできます。
https://youtu.be/Wt3t8M4KUSo

その他の動画講義はこちら!

音声講義のまとめ(https://socialwork-coaching.com/speek-lecture/

ブログ記事(https://socialwork-coaching.com/category/start-business/

また、ひとり起業で収益化する方法についてはアメブロでも情報発信をしています。もしよろしければご覧ください。→https://ameblo.jp/social-worker-lecture

それでは今回の内容はここまでとなります。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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