ひとりで小さく「場」&「コミュニティ」づくりを始める3つのポイント


こんにちは!森山です。
今回は
場づくりやコミュニティづくりをする上での3つのポイント
についてお伝えしていきます。
また、
小さくても初めてでも自分らしいコミュニティや場を作りたい!
と思っている方は、「自分にできるのかな」と言った不安がある方でも大きな気づきが得られる内容になっています。

知識も経験も不十分であることは自覚しています。
でも、コミュニティづくりがしたいんです!

はい。
そんな思いを持つ方のお役に立てないかと考えて、今回のブログ記事を執筆しています。
「AIの台頭」「アフターコロナ社会」「不安定な世界情勢」「物価高」「少子化の加速」…
こんな時代だからこそ、「身近な人との安心できるつながり」が大事だと考えて、地元でのリアルな場・コミュニティづくりや、オンラインでの学びの場・コミュニティの運営をしてきました。
そんな中で、
- 「ひとりで何かを始めたい!人と人とのつながりを作りたい!でも何から始めたら良いのか…」
- 「価値観を共有できる仲間と、一緒に学んだり楽しんだりできる場がほしい。具体的な方法が知りたい。」
そんな想いを持つ方からの相談も増えています。
難しいのは
ただ人が集まっているだけでは「コミュニティ」にはならない
ということです。
もちろん、いろんな考え方がありますし、「どんな人とのつながりを作りたいのか」ということによっては、取るべき方法や選択が違います。
情報社会で、人々の興味も多様化しています。
そこで「コミュニティづくりをしたい」と考えても、「ネットで一人で動画を見ている方がいいです」と言われてしまうこともあるかもしれません。
そんな中、
「コミュニティを運営し、持続・発展させている人は何をしているのか」
ということが、私の強い関心事でした。
そこで、私もコミュニティづくりの先輩に学びながら試行錯誤し、感覚や勢いだけでは続かない現実にもぶつかってきました。
そのような内容も含めて、本記事では、
「自分(たち)らしい場」をつくり、豊かな関係性を無理なく育てていくために押さえておきたい3つのポイント
について、わかりやすくお伝えしていきます。
これから始めたい方にも、すでに動き出している方にも、ヒントになるはずですので、興味がある方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
Contents
ポイント①:コミュニティの基盤を作ろう

私はいくつかコミュニティを運営してきていますが、自分でリーダーシップをとってコミュニティを作り始めようとしたとき、一番最初に考えることは
「この場は何のために存在するのか?」
ということです。
ここに向き合うことなく行動を進めてしまった時、いずれ崩壊することは目に見えています。
方向性がぶれてしまったり、参加者との温度差が生まれてしまい、下手すると不信感が広がっていってせっかくのご縁が絶たれてしまうことすらあります。
目的や価値観を共有することって大事!
では、あなたがコミュニティや人のつながり、プラットフォーム的な場づくりをしようと思った時…。
その背景にはどんな「想い」があるのでしょうか?
たとえば
- 「働くママが安心してつながれる場所がほしい」
- 「本音で語れる仲間が欲しかった」
などなど、いろんな思いがあるかと思うんですね。
コミュニティへの動機や思いを言葉にしよう
このような、「動機」「想い」を、ぜひ言葉にしてみてください。
別に偉そうぶって立派なことを言う必要なんて全くありません。
そんな「建前」みたいなことを言おうとしてしまうと、逆に後から辻褄が合わなくなることがあるのでNGです。
大事なのは「本当の想い」です。
正しいとか間違っているとかはないですし、とてもシンプルな表現でも荒削りでもOKですので、言葉にしてみてはいかがでしょうか?
想いを言葉にして「あなた」に伝えてみよう
自分の中で「こうかな…」と思う言葉にできたら、その言葉を、これからつながりたいと思っている人達に参加者に伝えてみましょう。
勇気がいることかもしれませんが、ぜひ一歩踏み出してみてください。
その時のポイントとして、できるだけ具体的な言葉で相手の心に響くように伝えてみることです。
このようなコミュニケーションこそが、想いが交わされ合うコミュニティを育む第一歩です。
言葉を交わし合う中で想いが具体化していく
では実際に、ある人に対して「心地よい場をつくりたいだよね…」と伝えてみたとします。
そこで、伝えた相手は微妙な表情を浮かべて「ちょっと抽象的でよくわからない」と言ってきたとしますよね?
このように「いきなり思いに共感が生まれて広がっていく」とは限りません。
「私」と「あなた」は違う人格や考え方をもつ独立した「個人」です。
そんな「個人」がつながり合って「豊かな関係や場」を作ろうとした時に、大事なのはここからです。
想いを、言葉を交わし続けるんです。
例えば、「具体的にどんな場所を作りたいのか」を語っていく。
その中で、もしかすると相手が共感を示してくれるかもしれません。
また逆に、「私が求めている場所ではない」と言われてしまうかもしれません。
でもそこは、強制することなく、互いを尊重しながら心からの共感をもとに行動できるような関係を育んでいけるといいですね。
声をかけて人を集めようとした時
これから「人を集めてコミュニティを作ろう」と思った時に、私の経験から感じるのは「言葉にするコツみたいなものがある」ということです。
例えば、
「○○な人たちが、△△を目指して集まる場所」
という「〇〇」「△△」を穴埋めしてみてはいかがでしょうか?
このような言葉で、価値観や目的を「見える形」にしておくと、共感してくれる人が自然と集まりやすくなりますよ。
ターゲット層の設定
では、先ほどの穴埋めをしようとした時に「〇〇な人たちが」ということができたと思うのですが、このポイントを深掘りして考えていきます。
この「〇〇な人たちが」というのは、言い方を変えるとコミュニティにおける「ターゲット層を設定する」ということですね。
みんなが集まる幸せな空間は作れるか?
私はこのように「コミュニティを運営する時にターゲットを設定することが大事ですよ」ということをお伝えしますが、そのことに心理的な抵抗を感じてしまう方が非常に多い印象です。
お話を伺っていると、その背景には「私はみんなにとって居心地がいい空間を作りたいので、誰かを排除するような考え方はしたくないです」という思いがあるとのことなんですね。
もちろん、いろんな考え方があります。
私がコミュニティづくりについて語れるのは「答え」ではなく一つの意見ですので、「こうすべき」「それは間違っている」ということは口が裂けても言えません。
このことを前提としてお伝えしたいのは
「みんな幸せコミュニティ」をいきなり作ろうとしたら、うまくいかないことが多い
ということなんですね。
居心地の良さはみんな違う
なぜかというと「みんなにとっての居心地の良さは違うから」です。
例えば話し合いの場を作りたいと思っても、Aさんは議論をして正当性を主張し合い、論破しあうのにエキサイトするので、常にどちらが正しいか白黒つけたいと思っているとします。
でも、Bさんは論争を望んでおらず、互いの意見をゆっくり丁寧に受け止め合えるような場に参加したいと思っているとします。
他にもCさん、Dさん、Eさんのように「話し合い」に関する考え方も全く違う。
それなに手当たり次第に人を集めて「さぁ話し合いましょう」というと、どうなるでしょうか?
みんな来て欲しいというと誰も来ない
また、「みんなをターゲットにする」と、「誰も人が来ない」「来て欲しい人が来ない」という状況が生まれることもしばしばです。
もちろん、地域の実情も違いますし、コミュニティを作ろうとしている環境にもよるのですが、「みんな」と言われてしまうと「私のことではないな」と感じてしまうのでスルーされることが多いです。
私の経験では、地域で人を集めようとした時に「チラシを巻く」「SNSを活用する」のももちろん効果的ですが、結局「直接口コミで広がっていく」「チラシを手渡しする」「友達と誘い合って一緒に行く」ということの効果は絶大です。
「みんな見られるホームページを作って、ターゲットを絞らず広告を打つとみんな集まるに違いない」ということは、ちょっと考えにくいというのが私の想いです。
本当はあなたはどんなコミュニティが作りたいの?
ターゲットを絞るというのは、ある意味ではターゲット以外の人を対象にしないということとも言えてしまいます。
その代わりに集まってくれた人に安心・安全な空間を提供できることにつながることもある…。
そこで大事なのは
「あなたはどんなコミュニティが作りたいのか」
ということだと思うんですね。
あなたの本音で、「誰と一緒にこの場を育てたいのか?」ということについて考え、それを言葉にして発信してみること。
この中でどうしても「やっぱりターゲットを絞るって排除につながる気がする」ということであれば、ぜひ、いろんな考え方を試行錯誤してみていただきたいと思っています。
もちろん、そんなあなたの思いを私は尊重しますし心から応援しますし、その結果をまたお伝えいただけると嬉しいです。
迷いと葛藤の中での複数コミュニティの運営
私もいろんな葛藤の中で迷いながら実践を重ねてきました。
その結果、
「複数のコミュニティを作り、ターゲットを分けて場を運営していく」
ということをしています。
そうすることで「場の安心感」を構築しながら、「場と場をつないでいく」ということもしています。
何が正解かはわかりませんが、この辺りを一緒にアイデア出し合いながら、みんなにとって居心地の良い社会・世界になることを目指していけると良いですね!
コミュニティのルールとガイドライン
続いては「ルール」や「ガイドライン」についての話です。
ただ、ここも大きく意見が分かれるところかと思いますし、「こうしたら絶対にうまくいくよ」という正解があるようには思えません。
私もこれまで、安心した場を作るために「ルール」が必要と思ったこともありますが、「ルールでがんじがらめにしたくない」と思ったこともあります。
ルールがあるから安心感が生まれる
ルールやガイドラインがあるから「みんながそれを守り合うことでコミュニティが豊かになる」と考えることもできます。
でも、ルールでがんじがらめになっていくと、「息苦しい」という空気感が生まれてきます。
みんなでルールについて議論しながらルールを更新
とはいえルールは、自由な場づくりの「土台」と考えることもできます。
大事なのは、ルールがあることがその場や関係性を豊かにするのか、そうでない方向に持っていってしまうのかを見極めることではないでしょうか?
そこで、ルールをつくるときに一方的に押しつけるのではなく、「なぜそのルールが必要なのか?」を丁寧に説明することや、みんなでルールを考えていくことなのではないかなと思っています。
そして、状況に応じて見直せる「ゆるやかさ」「柔軟性」も持たせておくと良いですね!
定期的に新たな参加者からフィードバックをもらう場をつくるなどすると、自然と参加者さんにも当事者意識が芽生えていきます。
ポイント②:主体性を引き出す仕組みがカギ

コミュニティを続けていく中で、最も悩みやすいのが「参加者が受け身になってしまう」という問題です。
実際、主催者だけが頑張っていて、ほかのメンバーが様子見になってしまう状態って、意外とよくあるんです。
でも、コミュニティは「みんなでつくり育むもの」と考えるのであれば、加者一人ひとりが「自分ごと」として関われるようにしていく必要がありますし、それができれば場はグッと豊かになっていきます。
参加者同士の関係性構築
まず大前提として、人と人とのつながりは、目には見えないけどめっちゃ大事ということを押さえておくことがポイントだと思うんですね。
豊かな関係性は安心感を生み行動につながる
豊かなつながりがあれば、安心できる空気感を生み出しますし、人の心に安心感を生み出すことができれば積極的な提案や具体的なアクションにつながっていきます。
この関係性なんですが「常に揺れ動くもの」であり「形がない曖昧なもの」です。
このことを踏まえつつ、関係性を意識しながら育むこと。
これが大事なのではないかというのが私の意見です。
関係性は無理にコントロールしないこと
逆に、「コントロールしよう」としすぎると、かえって反発を喰らってしまうこともあります。
例えばコミュニティの主催者が関係性に過度に介入しすぎると、かえってギクシャクしたり、真っ二つに別れたり、人が一気に離れていったりします。
関係性は見えません。
でも、関係性を「見ようとする」「感じてみる」中で「コントロールせず育む」ということが大事。
そんな結構難易度が高いことを言っているわけですが、「正解」がないので「試行錯誤してみる」というのを私もまさに学びながら実践中です。
ここは完璧を追求するというよりは、実際にコミュニティを運営しながら、距離感を見つつ、「自然に会話が生まれる仕掛け」や「ちょっとした自己紹介のきっかけ」を意識的にデザインしていけるといいのではないでしょうか?
役割分担と責任の共有
また、コミュニティを運営するときに、すべてを一人で抱え込む必要はなく、「任せること」が大事だと私は考えています。
というのも、「何でも自分がやること」をしようとしてしまうと、コミュニティ運営は失敗することが多いと経験上痛感しているからです。
うまくいくコミュニティは役割と責任がしっくり
逆に「運営者があまり何もしない」のに、「コミュニティが成長する」ということが起こり得ます。
その状態を観察していると、「役割分担」「責任の共有」がうまくいっているように思うんです。
つまり、「運営者はここだけは守る」から「あなたたちは自由にやってね」「だけど、その際にこのポイントだけは守って、責任はその範囲内で引き受けてね」というコミュニティを作っていくこと。
その中で、小さなことでも「これ、お願いしてもいい?」と声をかけると、「実はそれやりたかったんです」とか「自信ないけど、やってみます」ということを言ってくれるかもしれない。
その人を「放置」するのではなく、全力で応援し、支えることで、みんなにとって大切で守りたいと思えるコミュニティが育まれていっているように思うんです。
設計も大事だけどメンテナンスも大事
私は、コミュニティは自然に存在してメンテナンスもせずに育まれていくものではないと感じています。
つまり、「設計も大事だけどメンテナンスを継続することが大事」ということです。
- 「コミュニティは誰かが自動的に動かしてくれるものでもないんだよ」
- 「誰かの力でこの場が守られていて、その中の一人が「あなた」なんですよ!」
- 「あなたのアイデアと具体的な行動がこの場を育てているんだよ」
と伝えることで、自分の居場所としての実感が深まるのではないでしょうか?
モチベーション維持の工夫
コミュニティ活動は、コントロールできない部分が多く、主催者・管理者の状態にも波があります。
うまくいく時もあれば、そうでない時もある。
頑張っても思ったような反応が少なくて落ち込む時もあるかと思います。
コミュニティ運営における時間軸
もし、行動力が低下したり、目の前の状態や問題に囚われて抜け出せなくなった時…。
そんなときは、目先の数字や反応だけに振り回されず、「これまでのプロセス」や「これからどうしたいか」に意識を向けてみることをオススメします。
そうすることで、「自然に視野が広がる」状態が生まれ、誰かに頼るとか、別の方法で状況を乗り越えるとか、問題が落ち着くまで冷静に待つということができるようになります。
反応せず時間を止めて観察する思考
そして、「反応」よりも「観察」が大事というのも、私の経験から感じますね…。
どういうことかというと「ぎゃー大変だ!」「げ、めっちゃやばい」と言ってあたふたするのではなく、「状況を徹底的に、多角的に、構造的に捉える」ということです。
- 自分はどんな状態なのか?
- 参加者はどんな状態なのか?
- コミュニティ全体はどんな状態なのか?
これを、ストップウォッチで時間を止めるような感覚で、ただ感情を動かさずに観察する。
その中で見えてくることがあるかと思います。
自分はどうしたいのか?参加者は?私たちは?
そこで、「自分がどんなコミュニティを運営したかったのか」ということを考えて、もう一度時計の針を進めて具体的なアクションをしていきましょう。
また、参加者の動きには必ず反応しましょう。
小さな発言やちょっとした協力に対しても「ありがとう」「うれしい」と声をかけることが大事ですね。
このような、互いの「思い」「挑戦」を受け止め合い応援し合える状況が、次のアクションへの原動力になります。
ポイント③:持続可能な運営モデルを意識しよう

続いては「運営モデル」についてのお話です。
どんなに素敵な場でも、運営が破綻してしまっては続けられません。
- 「頑張ってるのに疲れてしまった」
- 「金銭的に限界が来た」
そんな声を聞くことも少なくないんですね。
だからこそ、持続可能性を前提にした運営設計がとても大切なんですね。
収益構造の設計
コミュニティを運営していく上で、やはり避けて通れないのがお金の話です。
資本主義社会に生きている以上、コミュニティも「経済的な健全性」を持つ必要があります。
資金調達と利潤追求主義
収益化=商業主義、という誤解を持っている人もいます。
コミュニティを運営する目的も様々ですが、「利潤を追求すること」と、「必要な資金を調達すること」は分けて整理することが必要かと思うんですね。
その上で、安定的な収益化を図り、コミュニティや場の持続を考えて必要な資源を得るのはとても健全なことだと私は考えています。
「お金のこと」全般が苦手な方へ
とはいえ、「お金のことは苦手で…」とおっしゃる方もおられるかと思います。
そこで、月々の収支をざっくりでも管理しながら、どこでお金がかかっているか、どこで収益が生まれているかを把握しましょう。
「無料でできる範囲」から抜け出すためにも、小さな課金コンテンツやイベントを試してみるのは大きな一歩ですね。
時間とリソースの効率的な管理
お金と同じくらい、いやそれ以上に大切なのが
「時間」
です。
お金は何らかの事情で失っても、また別の形で取り戻すことができます。
ただ、あなたの時間も、協力者の時間も、有限であり、もはや戻ってくることはありませんからね。
何でもやろうとするのはNGですよ!
これは私の反省でもあるのですが、頼まれたことを引き受けがちで、いろんなアイデアを試そうとしてしまうと、時間はすぐになくなります。
そこで、「どこに一番力を使いたいのか?」を明確にするための工夫は大事だというのが私の見解で、自分に戒めながら実践をしています。
無駄だし「やりたくないこと」は断りましょう
そして、無駄だとわかっていることは潔く手放す勇気を持つことも大事です。
「いやぁ、そんなことできないよ」と思われている方も、難しいかもしれませんが、ぜひトライしてみてください。
やりたくないことをしている間にも、時間は刻一刻と過ぎ去っていきます。
本当に大事なものにこそ時間を使う判断を下せるようになることが大事ではないでしょうか?
迷った時は小さく試してみてそれから考えよう!
そんな中で重要な判断を迫られて迷うこともあるかと思います。
そんな時、「迷ったら、小さく試す」が私が大切にしている合言葉です。
完璧を目指す前に、まず一歩進めてみると、思わぬ発見があるかもしれません。
成長戦略とスケーリング
次に、スケール・規模や成長の話です。
この生み出したコミュニティをどうしたいのかということを考えていくことが必要な場面も出てくるかもしれません。
コミュニティを大きくするの?それとも…
例えば、コミュニティを「大きくしたい」のか、それとも「濃くしたい」のか…。
これらで全然違いますよね?
どちらが正解ということはありませんので、そこは問わないとして、「方針」は大事です。
方向性がブレるとコミュニティ内で衝突したり分裂する
方針が定まっていないと、途中で方向性はぶれてしまいます。
人数が増えることで失われる空気感もあれば、新しい出会いで広がる可能性もあります。
その「変化」をどう捉えるかが、主催者としての覚悟にもつながってきます。
「成長=拡大」ではなく、「メンバーや関係性の『豊かさ』を育てる」視点も大切にしてみながら、方向性を考えてみていただければと思います。
まとめ:成功するコミュニティづくりのポイント
ここまで、コミュニティづくりに関する3つのポイントをお伝えしてきました。
コミュニティづくりには、正解はないように思いますが、今回お伝えしたように、押さえるべき「ポイント」はあるというのが私の見解です。
- 想いと価値観を、言葉にして共有する
- 誰に来てほしいのか、誰と育てたいのかを明確にする
- 参加者の主体性を引き出し、一緒に場を育てる設計をする
- 時間・お金・エネルギーを大切に使える運営モデルをつくる
このようなことは、私の経験からものすごく大事になると感じますので、ぜひコミュニティや人のつながりづくり、場づくりなどをしていく上で参考にしてみていただければと思います。
ワンポイントアドバイス
最後に、ワンポイントアドバイスとしてお伝えしたいのが
「あなた自身が豊かさで満ち溢れるようなコミュニティを作ろう」
ということです。
コミュニティを「自己犠牲」で作っていると、しんどいですし、続かないですし、参加している人も離れていってしまいがちです。
だからこそ、主催者やリーダーが何より楽しく「超ハッピー」であり続け、その幸せが溢れる形でコミュニティの参加者が笑顔になっていく。
こんな状態が一つの理想かと思うんですね。
コミュニティづくりは、手間も時間もかかるけれど、その分“深い喜び”がある。
そんなことを思います。
無理に完璧を目指さなくてもいい。
小さな一歩を重ねながら、自分と仲間の「今」を楽しんでいけるといいですね。
【特典】キャリアデザインコーチングを無料で体験
2025年3月、読者限定で特別なプレゼントをお届けします!
Zoomを活用した本格コーチングセッションを体験!
詳細は動画でご確認ください!
2025年3月限定企画お申し込みは以下のボタンをクリック!