セルフコーチング実践ガイド|24時間幸せで一生豊かな対人援助職


こんにちは!森山です。
今回は
セルフコーチング実践ガイド
についてお伝えしていきます。
また、
コーチング・セルフコーチングの基本や初心者がまずやるべきこと
をわかりやすくご紹介していきますね。

コーチングの本は読んだことがありますが、具体的に何をどうしたら良いかわかりません。

はい。
そんな方にこそ、ぜひ最後までご覧いただきたいですね!
医療職、介護職、福祉職、教育職として働く皆さんは、日々他者の成長や回復、幸福を支える重要な役割を担っています。
しかし、人を支える仕事に従事する私たちほど、自分自身のケアや成長を後回しにしてしまいがちです。
「利用者さんや患者さんのため」という気持ちは素晴らしいものです。
ただ、燃え尽きてしまっては仕事の継続が非常に難しくなってしまうことすらあります。
対人援助職として最高の仕事をし続ける意味でも、今回の記事の内容をぜひ日々の思考に取り入れていただければと思います。
Contents
セルフコーチングが対人援助職に必要な理由

ではここから、令和時代の対人援助職にとってセルフコーチングが欠かせないものになっている理由を見ていきましょう。
持続可能な支援の実現
まずは、私たちが心理的にも身体的にも健康面で仕事が続けられなくなるようなことを避けるために、セルフコーチングに関する学びと実践をすることが大事なんですね。
セルフコーチングを身につけることで、自分自身の状態を客観視し、適切にマネジメントできるようになります。
これにより、長期的に質の高い支援を提供し続けることが可能になります。
支援の質向上
もう一つの理由が、支援の質を向上させることです。
自分自身が成長し、バランスの取れた状態にあることで、より深い共感や洞察力を持って利用者や患者さんと関わることができます。
組織への貢献とビジョンの実現
私たちが所属する組織への貢献と、組織が掲げるビジョンの実現に向けた前進ができます。
また、あなた自身がゴールを設定し、ゴール達成に向かって成長する姿を見せることで、同じ方向性を向いて仕事をする仲間たちにとって良いロールモデルとなります。
現状の外側にゴールを設定する第一歩

コーチングについては現状の外側にゴールを設定することから始めます。
ここからコーチングの具体的な中身について順序立てで見ていきますね。
ステップ1:現状の把握
まず、現在の自分の状況や日々の取り組みについて正直に見つめることから始めます。
仕事、収入、健康状態、人間関係、スキルレベルなど、各領域での現状を書き出してみましょう。
ステップ2:「当たり前」の概念を見直す
現在の状況が「当たり前」だと思っていることがあるはずです。
ただ、その多くは、実は思い込みかもしれない。
例えば、「この年収が妥当」「この働き方が普通」といった固定観念…。
これらを一度脇に置いて日々の取り組みについて改めて取り組んでみること。
これがステップ2です。
ステップ3:理想の未来を描く
次に、理想とする未来をゴールとして設定していきます。
この時のポイントは、一切の制約を取り払うことです。
もしあなたが、無限の可能性を解き放ち、なんでもできるとしたら、本当に望む未来の姿とはどんなものでしょうか?
イメージを言葉にして見ましょう!
ステップ4:ビジョンに落とし込む
ゴールを言葉にすることができたら、それを五感でイメージできるように少しずつ具体化していきます。
例えば、どんな働き方をしているか、どんな収入を得ているか、どんな健康状態か、どんな人間関係を築いているか。
ステップ5:ゴール達成へのアクション
ゴールは設定するだけではダメです。
ゴールを設定した瞬間、現状に強烈な違和感が生じるはずですので、その違和感解消のためにガンガンアクションを仕掛けていきましょう。
セルフコーチングに必須|ゴール設定のバランス設計

ではここからセルフコーチングに必須の知識である「バランスの取れたゴールを設定すること」について見ていきましょう。
職業のゴール
対人援助職として社会に対して果たす機能・役割に関するゴールを設定すること。
これが「職業のゴール」です。
この記事を読んでくださっている方の中には、雇われて働いている人もいるでしょうし、事業所や施設の経営にあたっている人もいるかもしれません。
また、個人で講師活動や成年後見人としての活動をされている方もおられることと思います。
このように、日々社会において果たす役割が「職業のゴール」です。
この職業のゴールについて、現状の外側のゴールを設定することにトライして見てください。
ファイナンスゴール
先ほど職業のゴールについて見てきましたが、職業のゴールと切り分けて考える必要があるのが「ファイナンスのゴール」です。
ここを整理できないまま、「働き方の選択」をすることで、どっちつかずの状態になってしまう方も多く、私もキャリア相談をお受けする中で、具体的なお悩みについてたくさん耳を傾けてきました。
職業のゴールを追求するための行動は、必ずしもお金になるとは限らないんですね。
とはいえ、日本社会で生活を営み、やりたいことをやり続けるためにはお金は必要です。
そこで「お金を安定的に確保する」「そのために行動する」ということが大事です。
対人援助職の方の相談に乗る中で、「お金のことを考えるのは不純」と思ってしまう方が多いです…。
でも、経済的安定は質の高い支援を提供する上でもめちゃくちゃ大事ですね。
健康ゴール
対人援助職の方が見落としてしまいがちなのが「健康のゴール」です。
身体的・精神的健康なくして、あなた自身が幸せになることも、他者に対して質の良い支援を提供することもできません。
キャリア・スキルゴール
専門性を高めることで、より質の高い支援が可能になります。
また、直接的なスキルではないにせよ、学びを重ねて知識を増やしていくことで、広い世界や気づくことのできなかった問題にも気づけるようになります。
このように、生涯学習を続けていくことはものすごく大事ですね。
人間関係・プライベートゴール
豊かな人間関係は、仕事の充実感にも直結します。
自分の健康のことはもちろんですが、家族の健康のことや、家族との関係をより良いものにできるようなゴールをしっかり考えていきましょう。
幸せで豊かな状態を「当たり前」にする方法

ここまで現状の外側のゴールを設定することの重要性と、ゴールのバランスを設定することについて見てきました。
その次に
- 臨場感を高める
- 日常の行動を変える
- 環境を整える
- 継続的な振り返り
について見ていきましょうl
1. 臨場感を高める
設定したゴールの状態やそのプロセスで自分が果たす役割について言葉にしてみましょう。
これをアファメーションというのですが、コツは五感を使って、感情が動くような状態を作り出すことです。
2. 日常の行動を変える
アファメーションをすることで、ポジティブな感情が生まれ現状を変えるための強力な力が生まれます。
ゴールが達成された状態の自分なら、今日どんな行動を取るかを考え、実際に行動してみます。
小さな変化から始めて、徐々に理想の状態に近づけていきます。
3. 環境を整える
ゴールを達成する上で重要なこととして「環境を整えること」です。
身近な人との人間関係や、情報を入手する先について最新の意識を払い、自分の感情を乱すような環境からは距離をとります。
自然とゴール達成に向かえるような環境を意識的に選び、作り出します。
学習環境、人間関係、情報収集源など、目標達成を支援する環境を整える意識を徹底してください。
4. 継続的な振り返り
定期的にゴールの進捗を確認し、必要に応じて修正を加えます。
月1回程度、コーチとのセッションをすることができれば良いのですが、信頼できるコーチとの出会いが得られないことも多々あるかと思います。
その場合は、セルフコーチング実践として、コーチングセッションを行うことをお勧めします。
まとめ|対人援助職に必須のセルフコーチング実践

ここまでお伝えしてきたように、対人援助職だからこそ、自分自身を大切にし、継続的な成長を目指すことが重要です。
セルフコーチングを通じて現状を超えるゴールを設定し、ファイナンス、健康、キャリア、人間関係の各領域でバランスの取れた成長を実現しましょう。
あなたが幸せで豊かな状態を「当たり前」にすることで、その恩恵は必ず支援対象者にも還元されます。
まずはこの記事を読み返し、一つ一つの内容に対して具体的な行動に変えてみるなど、小さな一歩から始めて、理想の未来を現実のものとしていきましょう。
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