小さな「なぜ」が天職に!?対人援助&貢献キャリアを育む「好奇心」


こんにちは!森山です。
今回は
理想のキャリアを実現したり、最高の仕事「天職」に巡り合う方法
として、
計画的に「偶然」を味方につける5つの行動特性から「好奇心」
をピックアップして見ていきます。
- 対人援助職の理想キャリア構築!5つの力&偶然力で『貢献』を仕事に
- 小さな「なぜ」が天職に!?対人援助&貢献キャリアを育む「好奇心」(今回の記事)
- 【社会福祉士・起業家】臆病者が最高のキャリアを育む「持続力」
- 最高のキャリアにつなげる2つの要素とは?運を味方につける方法
- 自信がなくてもOK!超堅実に自然体キャリアを育む恐怖心の活かし方

このままの働き方でいいのか…。
そんなことをずっと考えています。

転職やこれからのキャリアを考える上で、何を考えてどう選択したらいいのか、全くわかりません。

そうですね。今回の記事では「具体的な職場選択術」というより、キャリアを考える上での基本的な戦略、行動・思考様式について一緒に考えるための情報をお届けしたいと思います。
私たちは、「働き方」「職場の労働環境」などに違和感を感ることってないでしょうか?
その状態を、我慢し続けてしまうような選択をしていませんか?
「なぜこんな仕事をしないといけないのだろう?」と感じた瞬間や、「想いや情熱を傾けられる仕事でクライエントや社会に貢献したい!」と思うことはないですか?
そもそも、子どものころは、身の回りのあらゆるものに疑問を持ち、次々と質問をしていたかもしれません。けれど、大人になるにつれて「忙しいから」「役に立たなそうだから」と好奇心を抑えてしまうことも増えていきます。
しかし、キャリア形成においては、この小さな好奇心こそが未来を切り拓く出発点になります。
Contents
好奇心がキャリアに与える影響

前回の記事でご紹介した。計画的偶発性理論。
ここでで挙げられている5つの行動特性の中で、最初に紹介されるのが「好奇心(Curiosity)」です。
(詳しくはこちらの記事をご覧ください)
好奇心は、まだ知らない世界に足を踏み入れるための入口となります。
- 新しい人との出会い
- 未知の分野への挑戦
- 興味を持った小さなアイデア
これらはすべて「ちょっと気になる」「もう少し知りたい」という気持ちが芽生えれば、それを育んでいくことが大事です。
実際、これまでのあなたの人生において、重要な決断をしたきっかけなどを振り返るといかがでしょうか?
「人との出会い」「ちょっとしたきっかけ」「ふとした気づき」「小さなアイデア」などが大きく育まれてきたということはありませんか?
このように、キャリアの転機を振り返るき、偶然の出会いの多くは「好奇心からの一歩」が引き金になっていることが多いんですよね。
デイサービスの相談員が起業!オンライン×地域で活躍

例えば、私自身の経験ですが、デイサービスで働きながら、副業としてオンラインで教育事業を展開した始めました。教える仕事は好きでしたし、得意なことで誰かの役に立つことはすごく嬉しかったです。
また、地域での活動をしたきっかけも、最初は市の広報誌で見たワークショップの案内を見て、「地域でどんな活動をしているのだろう?」と見に行ったのがきっかけです。その後、小さな関心から、まちづくりの集まりに顔を出し続けて、今に至ります。
当時は特別な目的があったわけではありません。ただ「知ってみたい」という気持ちだけでした。ところが、その場で出会った人たちとの会話から新しいアイデアが生まれ、やがてプロジェクトや仕事にまで発展していきました。
もしあのとき「特に意味がないから」と参加していなければ、その後のキャリアの大きな流れは生まれていなかったと思うんですね。
最高のキャリア構築&天職に出会う!好奇心を育てる3つの習慣

では、ここから最高のキャリアや仕事と出会える「好奇心」の育み方についてヒントをお示ししますね。
実は、好奇心は「持っている人」と「持っていない人」のようにくっきり分かれるわけではありません。
誰しも好奇心は持っているものですのですし、日常の中で育てていける力なんです。
そこで、以下の3つの習慣を取り入れてみてください。
1. 毎日1つ「知らないこと」を調べる
たとえば、日々の生活の中で、若しくは目にする情報の中で、気になった言葉があったとします。
それを、どのような手段でもいいので、「調べる」ということをしてみましょう。
大事なのは「気になっているのに、放置しない」ということです。
若しくは、本屋さんに足を運び、未知の情報と出会う体験を増やしてみるとか、本棚から読んだことのないジャンルの本を手に取るなど、小さな行動の積み重ねが知識と経験の幅を広げますよ!
2. 人に質問することを恐れない
次に大事なポイントが「聞く」「尋ねる」ということです。
先ほど「知らないことを調べる」ということについてみていきました。
その調べる方法として「誰かに聞く」ということは重要ですが、そこを躊躇して浅い理解で届けてしまう方も多いです。
ここは、好奇心を膨らませて、「なぜそう思うのですか?」と聞いてみることをオススメします。これは相手との関係を深めるきっかけにもなりますし、効果的な質問はコミュニケーションの扉を開く大切な鍵にもなるんですね。
3. 「やってみたい」を口に出す
3つ目として「やってみたいなぁ」と思ったことを、言葉に出してみましょう。
というのも、黙っているとミスミス挑戦の機会をスルーしてしまうことにもなりますし、最高の出会いを自ら手放してしまうことにもなるからです。
もちろん、「やってみたい」と言葉にすることに勇気が必要な場面もあるかもしれません。
無理しないでいいですし、自分が本当に「やってみたい」と思ったことからでOKです。
関心を持ったことを実際に言葉にすると、意外な人から情報や機会が集まってくるもの…。まずはしっかりアンテナを貼って、ピピンと来たものについて「やります!」「やらせてください!」と発信してみましょう。
好奇心がもたらす偶然の広がりを仕事に結びつける!

「ちょっと面白そうだから」という軽い関心から動いてみた結果、思いがけない人脈や仕事に出会うことがあります。これは決して特別な人だけに起こることではないんですね。
むしろ、日常の中で好奇心を行動につなげている人ほど、そのような偶然に出会う確率が高まります。
キャリアにとって大切なのは、「完璧な計画を立てること」よりも「小さな好奇心に従って動いてみること」です。
まとめ:好奇心をきっかけに最高のキャリアへの第一歩を

今回は、好奇心に焦点を当てて、キャリアを構築していくヒントをお示ししてきました。
- 好奇心はキャリアの入口であり、新しい世界への扉を開く。
- 小さな疑問や関心を無視せず、調べる・質問する・口に出すことで未来の可能性が広がる。
- 「意味があるかどうか」よりも「面白そうかどうか」で動いてみることが、偶然をキャリアに変える第一歩。
次回は、失敗してもあきらめずに取り組む力「持続性(Persistence)」について詳しく見ていきます。
ここまで読んでくださった方へ
最近、あなたが「ちょっと気になる」と思ったことは何ですか?
その好奇心を一歩だけでもOKですので、行動につなげてみませんか?
- 対人援助職の理想キャリア構築!5つの力&偶然力で『貢献』を仕事に
- 小さな「なぜ」が天職に!?対人援助&貢献キャリアを育む「好奇心」(今回の記事)
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現役社会福祉士による
心理学活用『場づくり講座』
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職場・地域・家庭・友人との関係性…
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ということを「心理学」をベースに紐解いていきます。
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