【社会福祉士・起業家】臆病者が最高のキャリアを育む「持続力」

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こんにちは!森山です。

今回は

計画的に「偶然」を味方につける5つの行動特性

についてみていく一連のシリーズの中で、

最高のキャリアを育む「持続力」

をふかぼっていきますね。

過去の記事はこちら

起業や副業を考えて勉強を始めてみても、長続きしないんですよね。

自分の三日坊主体質にほんと嫌気がさします。

そうですね。私もサボりがちで投げ出しがちなタイプです。
そんな私がキャリア構築・持続という文脈で重要だと感じることを記事の中で共有していきますね。

「何度やってもうまくいかない…」

キャリアを築く過程で、そんな壁にぶつかることは誰にでもあるかと思います。

そのときに大事なのは、才能や運よりも、諦めずに続ける力(=持続性)ではないか…。

そんなふうに思うんですね。

今シリーズでお伝えしている「計画的偶発性理論」

この理論が示す5つの行動特性のうち、この持続性は「偶然をチャンスに変えるための土台」とも言える存在なんですね。

ここでは深掘りをして、持続性についてみていきましょう。

キャリア構築における持続性を社会福祉士・起業家として考察

私たちはしばしば、成功者の表面的な成果だけを目にします。そこで羨ましがったり、時に妬んでしまったりすることもあるわけです…。

ただ実際には、その裏に数えきれない失敗や試行錯誤が積み重なっていることも多いはずです。

挑戦がいつも望む成果につながるとは限らない

例えば、地域活動や小さなビジネスを始めたとしても、最初から参加者が集まるとは限りません。イベントがうまくいかないこともあれば、ビジネス活動においても商品が思ったように売れないこともあります。

失敗を無駄にせず社会貢献や最高のキャリア構築に活かすこと

けれど、その経験を無駄にせず、「次はこう工夫してみよう」と改善を重ねることで、信頼や成果が少しずつ積み上がっていきます。

つまり、持続性がある人ほど、偶然の出会いやチャンスを「活かせる形」に変えられるのです。

臆病者がかわしたりいなしたりして道を拓いた事例

私自身、失敗は怖いし、メンタルも弱い臆病者です。そんな私がどんなプロセスを経て起業し、まちづくりなどをやっているのか…。いきなりうまくいくことばかりだったのかというと、そうではありません。

まちづくりやコミュニティづくりに携わる中で、初めての企画が思うように広がらなかったことが何度もありました。

キャリア構築に重要な不安を受け流す思考・発想

「人が集まらなかったらどうしよう」

「この取り組みに意味があるのだろうか」

そう迷い、不安になる瞬間もありました。

ただ、たくさんの人に支えられて、少しずつ改善を加えながら続けていくことができました。

そこで勇気をもらい、気づけば人とのつながりが深まり新しい協力者が現れ、想像していなかった広がりへとつながっていきました。

持続がキャリアを切り拓く!社会福祉士として周囲に感謝

このように「続けること」ができたのは、「大きな問題」に正面からぶつかって倒れてしまうのではなく、「かわす」「いなす」ということを続けてきたからだと思います。

だからこそ、最初の挑戦が「単なる失敗」で終わらない状態となり、「あの失敗を糧に、続けてみたからこそ今がある」とも思えるわけです。

社会福祉士のキャリア構築術!持続性を育てる3つの工夫

ではここから、「持続性」を育むためのヒントとして、3つの工夫についてお伝えします。

1. 小さな目標を設定する

いきなり大きな成果を目指すと、達成できなかったときに心が折れてしまいます。

私も地域活動や個人起業などをサポートしていて、持続性を意識した助言・サポートをすることが多いです。

「次のイベントで1人でも新しい参加者とつながる」「今日はブログを300字だけ書く」など、小さなゴールを積み重ねましょう。

2. 失敗を「学び」に変換する

うまくいかなかったことを「失敗」で終わらせるのではなく、「何が学べたか」を書き出す習慣を持つと、次につながるヒントになります。

単なる「失敗日記」にすると凹んでしまいますので、「学び日記」にする意識が大切です。

3. 続ける環境を整える

持続には環境も大きな影響を与えます。仲間と一緒に取り組む、コミュニティに所属する、宣言して外部から刺激をもらうなど、「やめにくい環境」を意図的に作ることも効果的です。

ただ、「宣言する」という場合は、信頼がおける人でないと逆効果になるので注意が必要です。

あなたの思考の限界をぶち壊してくれるような「コーチ」がいると、すごくいいですね!

社会福祉士のキャリア論|持続性が偶然をつかむ力になる理由

偶然の出会いや出来事は、一度きりの瞬間で消えてしまうこともあります。

しかし持続して行動している人は、その偶然を「継続的な関わり」へと発展させることができます。

  • 一度声をかけてくれた人と、続けて交流してみる
  • 一度きりの学びを、継続的な実践につなげる
  • 一度失敗した挑戦を、改良してもう一度試す

こうした積み重ねが、やがて大きなキャリアの変化を生み出します。

ソーシャルワーカーが本気でキャリアを考える|まとめ

今回は、社会福祉士・ソーシャルワーカーとして私の経験や学びを整理し、キャリアと「持続性」を切り口に情報提供していきました。

今回お届けしてきたのは、

  • 持続性は、偶然をチャンスに変える「土台」となる力。
  • 小さな目標設定、失敗を学びに変換、環境づくりで育てられる。
  • 諦めずに続けることで、偶然が継続的な成果へと育つ。

ということでした。

次回は「楽観性(Optimism)と柔軟性(Flexibility)」を取り上げます。未来を前向きに描き、変化を受け入れる姿勢が、キャリア形成にどんな可能性をもたらすのかを一緒に考えていきましょう。

ここまで読んでくださった方への問いかけ

記事を最後まで読んでくださりありがとうございました。

最後に、この記事の内容を深く落とし込むためにも、問いかけさせていただきますので、ぜひ胸に手を当てて答えをゆっくり探してみてください。

最近「うまくいかなかったこと」はありますか?あるとしたら、それは何ですか?

それを「次につなげる学び」に変えて、もう一度だけ挑戦してみませんか?


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