自信がなくてもOK!超堅実に自然体キャリアを育む恐怖心の活かし方

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こんにちは!森山です。

今回は

計画的に「偶然」を味方につける5つの行動特性

についてみていく一連のシリーズの中で、

自分らしい自然体キャリアを育むための恐怖心の活かし方

をふかぼっていきますね。

過去の記事はこちら

ずっと今の仕事に不満を抱きつつも、勇気が出ないし経済的な不安もあって結局現状維持状態です。

いつか起業したい…。そう考えながらもう3年以上具体的なことは何もできないまま時間だけが過ぎていっています。

「挑戦したい」という気持ちと「安定を保ちたい」という気持ちの狭間で揺れる…。そんなことってありますよね。
この記事では、揺れ動く気持ちを整理し、堅実でありながら理想とする未来を手繰り寄せるキャリア選択のヒントをお伝えしたいと思います。

情報が溢れ、時代の変化はどんどん早くなっていく現代社会。

これからの時代を見据えて、私たちがキャリアについて考える時、「結果がどうなるかわからないから、不安で動けない」と感じるのはある意味で当然だと思います。

多くの人がキャリアを考えるとき、この壁にぶつかります。

そこで、計画的偶発性理論です。

今回ご紹介するのは、計画的偶発性理論5つの行動特性の中で、冒険心(Risk Taking)についてです。

冒険心とは、不安を乗り越えて、未来を切り拓くために欠かせない力です。無謀にリスクを取ることではないんですね。リスクは管理しつつ、「やってみたい」という気持ちに正直になり、不確実な状況下でも挑戦してみる勇気のことです。

この冒険心が、人生を豊かにするキャリア選択に重要な要素になります。特に恐怖心が邪魔して1歩を踏み出せずにいる人は、しっかりチェックしてみてください。

自然体キャリアを育むために『冒険心』が必要な理由

変化が激しい時代に、最高の生き方や自分らしい働き方を選択するためには、冒険心が欠かせません。

なぜかというと、キャリアの大きな転機は、多くの場合「未知の領域に足を踏み入れたとき」に訪れるからです。

例えば、

  • 新しい仕事に応募する
  • 初めての場所に出向く
  • これまで関わりのなかった人とつながる
  • 学んだことを小さく形にして世に出す

などなど、どれも「やってみないと結果がわからない」ことばかりですよね?

これらは、挑戦しなければ偶然の出会いやチャンスも訪れません。

小さな挑戦から大きな変化を生み出すキャリア選択戦略

私は今ではこのように情報発信を当たり前のようにしていますが、始めてブログを書いたりYouTubeで動画を配信した時は超不安でした。

また、地域活動や場づくりに関わる中で、「これはうまくいくのだろうか?」と感じるばかりだったことは、今でも生々しく思い出せます。

地域で育む私設図書室を立ち上げる

例えばIMA LIBRARY(地域で育む私設図書室)を立ち上げたときも不安MAX状態でした。

「人が来てくれるのか」「続けられるのか」という気持ちは強かったのですが、「やってみたい」という気持ちを優先して小さく始めました。

その結果、想像以上に多くの出会いやご縁が生まれたんですね。

挑戦の1歩が新たなキャリアを切り拓く

そして、やがてIMA LIBRARYは地域に広がる活動へと成長し、講演を依頼されて話題提供をするなど、私自身の活動の幅を広げることにつながりました。

この経験から学んだのは、冒険心・最初の1歩を踏み出す勇気がなければ、そもそも偶然と出会う舞台に立てないということです。

臆病でも自信がなくてもOK!冒険心を育てる3つのステップ

私も実は臆病で不安を抱えやすい性格でした。

では「自分に自信がない」「うまくいくか不安」という状態からどうやったら冒険心(挑戦への1歩を踏み出す力)を踏み出す力を得るのか…。

そのポイントを3つのステップに整理してお伝えしますね!

1. 許容可能な範囲を自覚し「小さなリスク」を選択する

冒険といっても、いきなり大きなリスクを背負う必要はありません。

そして、自分では引き受けきれないリスクを取るのは無謀です。

だからこそ、自分と向き合い、「ここまでなら大丈夫」と許容できる範囲を決めて、その範囲内で1歩を踏み出すことが大事です。

例えば、

  • SNSで思いを投稿する習慣を始めてみる
  • 小さなイベントに参加してみてこれまで出会ったことがない人と繋がる
  • 興味のあるテーマで勉強会を開く

というように、今の「自分にとってリスクを引き受けられることであり、仮に失敗したとしても余裕で受け流せるから大丈夫」と思えることから始めましょう。

2. 「ワクワクと不安」が同時にあるものを選ぶ

小さなリスクを選択するときに、「ワクワクするけれど、不安もある」という状態が生まれるかどうかをしっかりチェックしましょう。

なぜかというと、「挑戦するけどやりたいことではない(ワクワクしない)」ということでは、意味がないからです。

「挑戦したいワクワク感がある」けど「成功するか不安」という相反する心理状態を乗り越えることで、新たなキャリアを拓いていくことができます。

だからこそ、「ワクワクと不安」が生じるような挑戦は、自分を成長させる絶好のチャンスなんですね。

ワクワクが強いほど、続けるエネルギーにもなります。

3. 結果より「経験」「成長」「豊かなキャリア」に注目する

3つ目のステップとして、結果に囚われ過ぎないことを意識して行動することについてお伝えしたいんですね。

というのも、計画的偶発性を活かしたキャリア選択をしていくことを考えた時に、重要なのは「うまくいった」という「結果」ではなく「豊かさを感じる状態やプロセス」だからなんですね。

不確実な時代において幸せに生きるためには

不確実で変化の激しい時代には、思うようにいかないことが次々と起こります。そんな時、「思う通りではなかったけど自分にとって大事なものと出会えるキャリア」を歩めたら、結果的には充実した日々と幸せな人生を送れているということですよね?

予測できない状況下で自分の選択により「運」を引き寄せる

不確実で変化の激しい時代には、予測を立てて行動することを大事にしつつも、予測通りにはならないことも考慮してキャリアを選択していく戦略こそ大事です。そこで、「最初は全然意識していなかったけど、気づけば自分が一番やりたかったことをやっている人生」を手繰り寄せることがポイントになります。

つまり、自分の力で「運」を引き寄せて、キャリアを切り開いていくわけですね。

結果に一喜一憂することで自由なキャリア選択を犠牲に…

そして、「結果」によって一喜一憂する必要はありません。

逆に「うまくいくこと」「失敗しないこと」などにフォーカスしすぎることで、ますます自由度を失い、自分が望んでいたものとは程遠い働き方や生き方を選択してしまうことになるリスクがあります。

さらに、挑戦がうまくいかなくても、得られる経験や学びがあることを考えても、「結果」に囚われないことは重要です。

冒険心を持って、挑戦した「経験」が、次の偶然と真の豊かさを呼び込む土台になることをしっかり押さえておいていただければと思います。

超堅実に自然体キャリアを育む恐怖心の活かし方 まとめ

ここまで、

  • 冒険心は「不確実でも挑戦する勇気」のこと
  • 小さなリスクから始めることで冒険心は育てられる
  • 「挑戦する」という経験そのものが、偶然を次のチャンスに変える

ということについてお伝えしました。

偶然をキャリアに活かすということを考えて私もこれまで出会った人のエピソードを振り返った時に、キャリアを豊かにするための出会いや経験は、挑戦している人のもとに集まります。

  • 動き出しているからこそ、新しい人と出会える
  • 実践しているからこそ、声をかけてもらえる
  • 失敗しているからこそ、改善のヒントを得られる

その時に、冒険心こそが偶然を「チャンス」に変えるための起爆剤なんですね。

ぜひ、1歩踏み出してみてください。

計画的偶発性を起こす5つの行動特性

5回にわたってお届けしてきた「計画的偶発性を起こす行動特性」はこちらでした。

  1. 好奇心(Curiosity)
  2. 持続性(Persistence)
  3. 楽観性(Optimism)
  4. 柔軟性(Flexibility)
  5. 冒険心(Risk Taking)

これらを日常の中で意識し、小さな行動を積み重ねることで、思いがけない偶然をキャリアに活かすことができます。

読者に皆さんへの問いかけ

ここまで読み進めてくださり、ありがとうございました。

あなたが「ちょっと怖いけれど挑戦してみたい」と思っていることは何ですか?

その一歩を踏み出すことで、どんな偶然が待っているかを想像してみてください。

また、今回のシリーズはこの記事で最後となります。

ぜひ、他の記事も読み進めてみてくださいね!


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