地域活動で孤独&無力感|社会福祉士の「説明力」で仲間と信頼を構築
こんにちは!森山です。
今回は「説明する力」についてみていきます。
地域活動に取り組む中で、
- 「自分たちの目指す姿や大切にしたいことを周囲に伝えたい」
- 「同じ組織やチームで動く仲間に自分の思いを理解してほしい」
と願うことってあるかと思います。
しかし、
- 広報しても思いが伝わらない
- 仲間が理解してくれない
そう感じるとき、孤独や無力感に苛まれることもあるでしょう。
そんなあなたに向けて、今回は「説明力を高めるコツ」をお伝えします。
説明力を身につけることで、あなたの思いが周囲に届き、地域活動の輪が広がるきっかけとなるはずです。
Contents
社会福祉士流!説明力の本質は「相手を理解すること」
説明力を高めるために、まず最も大切なことからお伝えします。
それは「相手を徹底的に理解することが説明の大前提」ということです。
多くの人は、自分が伝えたいことを一方的に話してしまいがちです。
それでは相手の心に驚くほど響かないという経験を私は繰り返してしまいました😅
説明とは、相手の思いや知りたいことを受け止め、信頼を築くプロセスから始まるんですね。
相手を理解するためのポイント
では続いて「相手を理解する」ということに焦点を当てて具体的なステップを説明をしていきます。
1.相手の立場や背景を考える
まず相手は誰なのか?
その方はどんな状況にいるのか。
どんな悩みや課題を抱えているのか。
これらを知ることが信頼構築をする上で重要です。
例えば、地域の高齢者に説明する場合と、若い世代に説明する場合では、伝え方を変える必要があります。
2.相手が何を知りたいのかを探る
あなたが伝えたい内容と、相手が知りたい内容が一致していないと、説明はすれ違ってしまいます。
例えばあなたが自分たちの活動について説明をするときも、相手が「具体的な活動内容」を知りたいのか、「活動の意義」を知りたいのか、事前に把握しましょう。
3.信頼を構築する
説明が届くためには、相手との信頼関係が不可欠です。
信頼は、誠実な態度や丁寧な対応から生まれます。
まずは自分の態度や振る舞いについて振り返り、相手に寄り添う姿勢を持てるといいですね。
説明は求めている内容を求めている人に伝える
説明力の基本は、「適切な内容を、適切な人に届ける」ことです。
相手が興味を持っていない話題や、必要としていない情報を伝えても、聞き手の心には響きません。
具体的なアプローチ
ここから具体的なアプローチを順番にお伝えしますので、ぜひ一つずつチェックしながら実践してみてください!
1.ターゲットを明確にする
先ほどもお伝えしましたが、誰に伝えるのかを明確にしましょう。
地域の住民全体に伝えるのか、特定のグループ(例えば子育て中の親、地元商店の経営者など)に伝えるのかで、説明の内容や方法は変わります。
2.相手が求めている情報を伝える
「活動の意義」を伝えたい場合でも、相手が「具体的な成果」を知りたがっているなら、まずはその成果について説明しましょう。
相手が知りたいことに答えることで、次の話題にも耳を傾けてもらいやすくなります。
3.説明の目的を明確にする
あなたの説明で何を達成したいのかを意識しましょう。
たとえば、「地域活動に参加してほしい」「寄付をお願いしたい」「活動を理解してほしい」など、目的に応じて伝えるべき内容を選びます。
説明力Upのコツ|理解できる量・難易度・ペース
どんなに素晴らしい活動内容でも、相手が理解できなければ意味がありません。
説明は、相手にとって「わかりやすい」ことが最優先です。
わかりやすく伝えるための工夫
ここからわかりやすく伝えるコツ・工夫についてみていきます。
1.情報をシンプルにする
一度に多くの情報を詰め込むと、相手は混乱してしまいます。
伝える情報を3つ程度に絞り、簡潔に話すよう心がけましょう。
2.専門用語を避ける
地域活動の中には、専門的な言葉や独自の用語が含まれることがありますが、相手が理解できない言葉を使うと、説明が伝わりにくくなります。
自分にとっては使い慣れた言葉でも、相手にとっては「専門用語」のように感じて混乱させてしまうこともあるので、そこはしっかり配慮するようにしましょう。
3.相手のペースに合わせる
話すスピードや説明の進め方を、相手の反応を見ながら調整しましょう。
相手が考え込んでいる様子なら、少し時間をとって質問を促すなど、相手に寄り添う姿勢が大切です。
試行錯誤が大事!相手と向き合うことを諦めないで
説明力を高めるためには、相手と向き合う努力を続けることが重要です。
時には、思いが伝わらないと感じて落ち込むこともあるかもしれません。
しかし、あなたの活動には価値があり、伝え続けることで必ず共感する人が現れます。
孤独を乗り越えるために
ここで私の経験から「孤独を乗り越えるためのヒント」を少しだけお届けできればと思います。
一人で抱え込まない
仲間や先輩、他の地域活動家と情報交換をすることで、新しい視点やアイデアが得られます。
小さな成功を積み重ねる
大きな成果を目指すのではなく、まずは一人でも多くの人に活動を理解してもらうことを目標にしましょう。
小さな成功が自信につながります。
継続することを大切に
説明力は一朝一夕で身につくものではありません。
失敗を恐れず、試行錯誤を繰り返すことで、少しずつスキルが向上しますよ!
社会福祉士・起業家|地域活動や社会貢献を応援
私も社会福祉士として地域活動を展開し、たくさんの失敗を重ねてきました。
また、起業家として地域に関わりつつも、今でも試行錯誤を続けています。
そのような経験から言えるのは、あなたは地域活動を通じてすでに多くの人に影響を与えているということです。
「誰かの役に立ちたい」という思いは今後も大切にしていただいて、「目の前の結果」にとらわれず、試行錯誤し続けていただければと思っています。
説明力を高めることは、活動の成功に直結する重要なスキルです。
孤独や無力感を感じたときこそ、自分の活動の意義を思い出し、相手と向き合う努力を続けていただきたいと思っています。
社会福祉士がオススメ!実践のための3つのアクション
最後に少し情報を整理して実践しやすい内容をまとめておきます。
相手の話を聞く時間を設ける
自分の説明を始める前に、相手が何を知りたいのかをしっかり聞きましょう。
説明内容を事前に整理する
伝えるべきポイントを紙に書き出し、優先順位をつけておくと、話がまとまりやすくなります。
相手の反応を観察する
話をしている最中に、相手の表情や態度をよく観察し、理解しているかどうかを確認しましょう。
あなたの地域活動は、周囲の人々にとっても価値ある取り組みです。説明力を磨き、あなたの思いを一人でも多くの人に届けていきましょう!
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