過去問完璧、本番ボロボロの人がはまっている落とし穴

こんにちは、
社会福祉士・パーソナルコーチの森山です。

本日は

「過去問完璧!本番ボロボロの人がはまっている落とし穴」


というテーマでお送りします。

過去問の取り扱い方

皆さんは過去問をどのように使っていますか?

過去問には合格を勝ち取るために必要な情報が
たくさん詰まっています。

うまく活用することで、
合格にグッと近づくことは
間違い無いでしょう。

しかし、
中には過去問を何度も繰り返して、
学習時間を割いているのに
なぜか模試の成績が
伸びない
人がいます。

そのような人は、
すでに落とし穴
はまっているわけですが、
その落とし穴の正体が
わからないまま学習を進めている人は
国試本番でも
残念な結果となってしまうでしょう。

過去問使用法に潜む落とし穴

これから、
その落とし穴の正体について
説明します。

また、
落とし穴の回避方法
落とし穴から抜け出す方法について、
お伝えします。

それでは、
「この落とし穴にはまってしまう人が
どうしてこんなに多いのか」
というところから
分析してみましょう。

なぜこの落とし穴にハマるか?

この落とし穴にはまっている人の
多くの人たちについて言えることが
先輩や講師など
信頼を置ける人から、
「過去問は大切」と
言われてきたという点にあります。

過去問が大切であることは
私も深く同意します。

ではお聞きしますが、
過去問をどのように使うこと
大切なのでしょうか?

例えば、
ドラえもんの中に出てくる
秘密道具のように、
一瞬で行きたいところに
行くことができる
どこでもドアを
手にすることができたとしましょう。
その 使い方がわからなければ
役に立ちません。

過去問は
あなたを合格に導く上で
重要なアイテムですが、
使い方はご存知でしょうか?

使い方わからないと
「過去問の答えは
全て覚えたけれど、
本番で半分も取れない
というような事態に陥ります。

大切なのは使い方

過去問は、大切です。

しかし、
過去問の答えを
覚えるほど繰り返し解くのは、
過去問の使用法のうちの
ほんの一部であって、
それだけに取り組んでいても
結果が出ない人が
ほとんどでしょう。

ここまでお伝えして
お気づきかもしれませんが
多くの人がハマる
過去問に関する落とし穴…。

それは
過去問を
繰り返し解くだけ
という落とし穴です。

いかがですか?
みなさんはまっていませんか?

繰り返し解くだけはNG

過去問を繰り返し解くのは、
先ほども申し上げた通り、
学習法の一つです。

そのほかにも、
解説を読んだり、
参考書を読んだり、
暗記を進めたり、
インプットとアウトプットを絡めたり
整理をしたりと、
様々な学習法があります。

「ひたすら解くだけ」を
繰り返していても、
他の項目が手をつけられていないと
応用が利いて
他の問題が解けるようになるはずがありません。

過去問では満点を取れても
本番大誤算みたいなことになるのです。

過去問で満点取っても仕方がない!

あなたが目指すのは
過去問で満点を取ることではなく、
国家試験本番で
合格点をとること
ですよね?

本番で大失敗をしてしまうことを
避けるためには、
過去問は解くだけではなく、
「使う」ということが
何より重要です。

過去問の解説を読むことは
とても重要です。

なぜこの選択肢があっているのか?
なぜこれはまちがえているのか?
この選択肢のどの部分を修正すれば、
間違いではなくなるのか?
この選択肢で説明しているのは、
なんという語句のことか?

このような学習方法が、
過去問を使った学習方法 です。

また、
解説に書いてあることを整理したり、
暗記したりという作業も必要です。

繰り返し解いて、
答えを覚えて、
こんな問題が出たら○。
このキーワードが出たら×のように
学習してしまってはいませんか?

それだけではいけません。
そのようになってしまうと、
自分に実力がついているかが
わからなくなります。

実力がついているか
わからないのに、
解くたびに点数は
当然上がっていくでしょうから、
とてもやっかいです。

実力がついて解けていると
勘違いしてしまうからです。

しかしいざ蓋を開けてみると、
模擬問題集や模擬試験で
全く解けない。

これだけ過去問を繰り返したのに。
こんな事実に気づいたのが、
国試直前で焦ってしまう方も
とても多くおられるのが現状です。

重要なのは使い方

みなさんは、
過去問についての落とし穴、
ただひたすら解くということをやらずに、
過去問をうまく使ってみてください。

過去問をひたすら解いて
自分を見失うと、
過去問に自分が振り回されている形になります。

過去問にコントロールされるのではなく、
過去問をコントロールしてください。

それでは本日は以上となります。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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