社会福祉士国家試験から考えるソーシャルワークの未来&私たちの実践

こんにちは、森山です。

今回の記事は

社会福祉士の資格って実際どうなの?

これからのソーシャルワーカーの在り方や働き方について、どう考えたらいいんでしょうね…。

そう感じている方にお伝えしたい内容となっています。

このブログでは、コーチングやソーシャルワークの理論などを基盤にお伝えしています。

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今回の記事は、

社会福祉士の国家試験を取り巻く現状とこれからのソーシャルワーカーの実践

について、1人の社会福祉士としての視点でお伝えしたいと思うんですね。

最近、社会福祉士国家試験の結果を見ながら、いろいろと考えることがありました。

ここ数年、試験の状況は大きく変わっており、合格率は上昇しています。

数年前まで30%前後だった合格率は、現在では50%台になりました。

一方で、受験者数はここ数年で大きく減っています。

この数字だけを見ると、

  • 資格が簡単になったのではないか
  • 専門性が下がっているのではないか

実際、私の耳にもこのような声が聞こえてきます。

しかし私は、この現象をもう少し違う角度から見ています。

むしろそこには、今の社会の姿が映っているのではないかと思うのです。

社会はソーシャルワークを必要としている

今、社会にはさまざまな問題があります。

  • 高齢化
  • 孤独孤立
  • 生活困窮
  • ヤングケアラー
  • 8050問題

こうした問題に対して、誰がどのように向き合い、解決を目指していけばいいのでしょうか?

複雑に絡む問題をどの整理し解決に導くの?

どのような問題についても、一つの制度を適用してサクッと解決できるものではありません。

医療、福祉、教育、地域、家族。

さまざまな領域が重なり合う中で、人の暮らしは成り立っていますから、問題が生じた時も、「クライエントの暮らしや生活を守ること」という視点に立ち、必要な介入をしていくことが求められます。

ソーシャルワーカーの独自性と専門性

だからこそ必要なのが、ソーシャルワークであり、ソーシャルワーカーなのだと思うのです。

ソーシャルワーカーとは、単なる相談支援の専門職ではありません。

人と環境の関係に働きかけながら、その人がその人らしく生きられる社会をつくっていく営みです。

つまり、個人支援だけではなく、

  • 家族
  • 地域
  • コミュニティ
  • 社会制度

すべてに関わる専門職です。

社会の複雑な課題が増えるほど、ソーシャルワークの役割は大きくなっていきます。

しかし福祉の世界を目指す人は減っている

その一方で、社会福祉士を目指す人は減っています。

理由は

  • 福祉職の賃金の問題
  • 労働環境の厳しさ
  • キャリアの見通しの不透明さ

などが考えられますが、おそらくここも様々な理由が絡み合っています。

ケアに接する専門職全体が減少傾向?

この現状は、社会福祉士だけではないと聞きます。

介護や保育など、ケアの仕事全体に共通する問題でもあります。

なぜなのか?

一つの要因として、社会にとって不可欠な仕事であるにもかかわらず、その価値が十分に評価されていないことが挙げられるでしょう。

若い人や社会から憧れられる職種だろうか?

そんな中で、社会福祉士が憧れの専門職であり、「私はソーシャルワーカーです」というと、尊敬の眼差しで見られるということは、私自身経験していません。

別に「憧れられたい」とか「尊敬されたい」ということではなく、

  • 「社会福祉士って何?」
  • 「ソーシャルワーカーって何する人?」

というくらい、認知すらされていないように思います。

社会福祉士・ソーシャルワーカーって何する人?

例えば、

  • 医者って何する人?
  • 弁護士って何する人?
  • 看護師は?
  • 保育士は?

みなさんだいたいイメージがつきますよね?

でも、社会福祉士・ソーシャルワーカーが何をする人なのかは、そもそも多くの人が知らない可能性があります。

若い世代は社会福祉士・ソーシャルワーカーを目指したいか?

このような「認知が十分ではない」し「ソーシャルワーカーの存在意義や評価がお世辞にも高いとは言えない」中で、結果として若い世代も福祉を目指しにくい状況が生まれています。

これは、資格制度の問題だけではなく、社会の価値観など多様な要因が絡み合っているようにも思います。

ソーシャルワークの本質はどこにある?資格なのか?

もう一つ、私が感じていることがあります。

それは、ソーシャルワークの本質は、資格制度だけでは語りきれないということです。

つまり、

  • 「ソーシャルワーカーという在り方」
  • 「ソーシャルワーク実践へのコミット」

も重要であるように思うのです。

専門職である証としての「資格」は重要だが

国家試験では、制度や法律、理論などの知識が問われます。

もちろんそれは大切なことですし、受験資格を得て、受験を突破して、「社会福祉士」に登録し、社会福祉士と名乗る。

これは専門性を担保する意味でも、ある意味では非常に大事なことです。

ソーシャルワーカーとして知識やスキルを積み上げる

しかし、ソーシャルワークの専門性は、知識だけで成立するものではありません。

倫理綱領を遵守する。

そして、

  • 人と人の関係性
  • 地域のつながり
  • コミュニティの力

などを大切にしながら実践する中で、役割が果たされていくものです。

逆にいうと、資格を取得してから、学びを止めてしまうことこそ恐ろしいと感じます。

そして、いつの間にかソーシャルワーカーとして大切にすべきことを見失うことはさらに恐ろしい。

ソーシャルワーカーは社会変革の担い手である

私はこれまでソーシャルワーカーとして活動してきましたが、最近ますます感じているのは、

ソーシャルワークは、制度の中だけで完結するものではない

ということです。

そして、

ソーシャルワーカーはクライエントに寄り添い、時には社会を変革していく担い手である

という自覚を持って行動することも大事だと思っています。

ソーシャルワーカー自身が半ば諦めモード?

とはいえ、このようなことを言うと「確かに、そんなふうに学校では習ったけど、実際は無理よね」と言われてしまいそう。

ちょっと待ってください。

それでは、むしろ自分たちで社会福祉士やソーシャルワークの価値を下げているようなものじゃないですか…。

私たちは、クライエントに寄り添い、暮らしの中の生きづらさに対して、介入すべきポイントを見定め、アクションを起こす。

その対象が「制度そのもの」「社会全体」であったりする。

こういった役割を担うことこそ、ソーシャルワーカーの役割ではないか?

そんなことを考えています。

私が思い描く社会の姿

私が思い描いている社会は、人が孤立せず、それぞれの個性を活かしながら、安心して暮らしていける社会です。

誰かが困ったときには、自然と手を差し伸べる人がいて、支え合いの関係が育まれている社会がいいんです。

抑圧され、声も上げられず、分断の中で争いが起こり、奪い合い、傷つけあいの中で人の笑顔が奪われていく。

そんなのは、嫌なのです。

福祉の大先輩にならう在り方と姿勢

私たちの大先輩は、おそらく様々な思いの中で、その時代の情勢を見て「必要だ」と思う行動を起こしてきたということは、授業でしっかり学びました。

現行の制度も、資格も、存在しないところから、支え合いの営みはあったわけですし、社会を変えようとしてきた人たちはいたことを、私たちは知っています。

私は魂をなくしたソーシャルワーカーになっていないか?

そこから、思いを持ち、声をあげ、行動し、制度を作り、資格を作り、今に至っています。

そこで私たちが「資格を身につけた」かもしれないけど「根本の価値観やソーシャルワーカーとしての倫理」を見失っていていいのでしょうか?

いいわけないです。

だからこそ、日々の実践の中で、自分たちが大切にすることを見返し、必要なアクションをコツコツ継続しながら、学びと実践の中で行動し続けることが大事なのだと思うのです。

そのために今私が取り組んでいる「場づくり」

とはいえ、「無謀なことにチャレンジする」「がむしゃらに行動しまくる」ということは、結果的に自分自身の心がおれ、傷を負ってしまうことがあります。

そこで、「一歩ずつ」「できることから」始めています。

壮大な理想を描き、できることから一つずつ丁寧に実践をすること。

これは私自身が「起業家」としての学びと実践の中で培ってきたことです。

まちあいの森という場を作る活動

その実践一つの実践が、まちあいの森という「場をつくる」活動です。

そこには

  • IMA LIBRARYという小さな図書空間があり、
  • Well-being Lab.という学びの場があり、
  • 若者たちの活動もあります。

いろいろな人が出入りしながら、それぞれの営みを紡いでいます。

特別ではない「日常」に感謝をしながら更新する営み

特別なことをしているわけではありません。

ただ、

  • 本を読み、語り合い、
  • 何かをつくり、
  • 誰かと出会う。

そんな日常の営みの中で、少しずつ関係が生まれていきます。

ここではまちあいの森の活動を語り尽くせませんので、詳しく知りたい方は以下のリンクからサイトをご覧ください。

まちあいの森公式サイト

まちあいの森 note 居場所としてのまちあいの森

居心地のいい場づくりと挑戦できるきっかけ

私は、こうした場所が社会の中に増えていくことが、とても大切だと思っています。

なぜなら、人は関係の中で生き、家庭や職場、学校やまちなどの「場」の上で生活を営んでいるからです。

  • 幸せを感じるのも、関係性と場の上で
  • 苦しみを感じるのも、関係性と場の上で

という事実は、疑いようがないですよね?

小さな変化が社会をつくる|協力して未来を作る

社会は、制度だけで変わるものではありません。

人の暮らしの中で起きる、小さな変化の積み重ねによって、社会は形づくられていきます。

  • 誰かが居場所をつくる。
  • 誰かが対話の場をひらく。
  • 誰かが地域のつながりを育てる。

そうした営みが、少しずつ社会を変えていく。

私はソーシャルワーカーとして、そんな実践を続けていきたいと思っています。

社会福祉士という資格は、そのための一つの入り口にすぎませんよね?

大切なのは、その資格を通して、生かして、何を考え、どう行動し、どんな社会をつくっていくのかということだと思います。

これからも、現場での実践を大切にしながら、笑顔が溢れ、優しさでつながり、豊かさで溢れる社会の可能性を、社会福祉士・ソーシャルワーカーの皆さん、そして、思いを共有できる方々と探っていきたいと思います。

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