ソーシャルワーカーの信頼構築術|ひとり時間&本気の趣味を極める!


こんにちは!森山です。
今回は
クライエントとの信頼を構築するための基本
についてお伝えしていきます。
また、
信頼構築を阻害する環境要因
についてお伝えするとともに、「ひとり時間の重要性」についても迫っていきます。

盛りだくさんの内容ですね!

はい。
でもできるだけシンプルにお伝えしたいと思っています。
複雑な問題もチームアプローチで乗り越え、支援の展開が数十倍スムーズに進む秘訣について情報提供していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
Contents
ソーシャルワーカーにとって信頼構築は超重要!

対人援助職としてさまざまな現場に身を置いてきたなかで、何より痛感してきたことは「信頼が大事」ということです。
クライエントさんとのラポールやチーム内での関係性
例えば、
- クライエントさんとの関係性
- チームアプローチを取る際のメンバーとの関係性
これらができていないと、物事はうまくいかないということを嫌というほど実感してきました。
信頼構築のためには誠実さや一貫性が重要
そして、「心で思っていることと言動を一致させることが、信頼関係を築く上で欠かせない」ということは教科書的にも書いてあります。
また同時に実践の中でも痛感することなんです。
本音と建前が違えば、それが相手に非言語メッセージとして伝わる。
むしろ、そのズレこそが人間関係を壊す大きな原因になります。
本音と建前のズレがもたらす弊害

たとえば、クライエントさんに接するときにあたかも「あなたのことを考えている」といった雰囲気を醸し出しながら、内心では「早く終わらないかな」「面倒だな」と感じていたらどうでしょう?
その違和感は、確実に伝わります。
信頼が破綻したらどうなるか?
相手との関係に不信感や違和感が生じると、相手の態度が変わる、信頼が揺らぐ、話してくれなくなるといったことが起こります。
当然ですよね?
そして結果的に支援が進まず、関係がどんどん壊れていきます。
このズレは、対人援助の現場だけではありません。
組織内でのコミュニケーションも信頼は超重要
組織内のコミュニケーションにおいても同じです。
本音を言えず、建前だけで会話をする。
上司の顔色をうかがい、同僚とギスギスした関係に陥る。
そんな空気のなかで、本当にクライエントの尊厳を大切にする支援がチームとしてできるでしょうか?
信頼が築けない状況・環境下で苦しむソーシャルワーカー
実際、私が出会ってきた専門職の多くが、ギスギスした職場環境や劣悪な人間関係に苦しんでいました。
- 久々に再会して話せば出てくるのは、職場や上司への愚痴ばかり。
- 協力関係というよりも、互いに足を引っ張り合うような空気。
組織・法人としての理念は掲げていても、日々の実践とは乖離している現実があります。
信頼を育てるために必要なのは「環境」

では、どうすればこのズレを減らし、信頼関係を育むことができるのでしょうか。
「正直で自然体でいられること」が大事
私がたどり着いた答えは、シンプルです。
「心で思っていることと言動を一致させるには、まず自分がそうできる環境に身を置くこと」
そのためには例えば
- 自分自身がその職場のビジョンに心から共感していること
- 組織がそのビジョンをただ掲げるだけでなく、日々の実践の中で体現していること
- その組織の一員として関わることに、自分がやりがいを感じられていること
こうした環境が整っていればいいんです。
いい人っぽい役回りではなく、いい人になりきれる
もし先ほどお伝えした要素を満たし、自然に正直になれる環境に身を置いていればどうなるでしょうか?
無理をして「いい人」を演じる必要は一切なくなり、仕事のやりがいを感じながら組織に貢献し、クライエントのWell-beingを高める実践ができます。
というのも、自分の思いや価値観を大切にしたまま、素直に関わることができるからです。
その一貫性が、クライエントとの信頼はもちろん、あらゆる方面での信頼を育み、支援の質を高めていくと私は考えています。
社会福祉士・対人援助職を取り巻く現状

ここまでの内容をご覧いただいた方は、

おっしゃっていることはごもっともですけど、それって理想論ですよね?
そう感じられるかもしれません。
現実を見ると居心地が悪い職場が多い?
確かに、現実にはそのような職場はそう多くないように思います。
というより、むしろ少数派ではないでしょうか?
自然体で働き信頼を基盤にサービス提供する方法
だからこそ私は考えました。
「まずは、小さい場(時間・空間)でいいから、自分に正直になることが大事なのではないか」
ということです。
つまり、「多くの人の中で素直になること」を一旦諦めて、「自分だけに対しては正直になれること」を小さくてもいいので作ってみること。
これが大事だと思うんですね。
「ひとり時間」が信頼の土台をつくる

実際私が試行錯誤の上でたどり着いたのが、「ひとり時間を極める」という方法です。
ひとり時間を極めるってどういうこと?
ひとり時間を極めることは、孤立することではありません。
「誰にも喜ばれなくていいから、自分が好きなことをとことんやる」時間を持つということです。
つまり本気の趣味ですね。
本気の趣味に没頭すること=超自然体
他人の目を気にせず、評価されることを目的とせず、ただ夢中でやりたいことをやる。
- 時間を忘れて没頭できるもの。
- 止められてもやりたいと思えること。
それをやり続けることです。
趣味なんて極めて何になるの?→それは誤解です
趣味に没頭し続けると、当然ですが次第に得意になっていきます。
すると、いつの間にか誰かの役に立つようになって、感謝されることも増える。
そこには自然な「共感」が生まれます。
このプロセスこそが、言葉と心のズレをなくす第一歩です。
この「ひとり時間」で得た確かな自分軸があってこそ、他者との関係でもブレずにいられる。
建前ではなく、本音から支援できるようになるのです。
「貢献型ひとり起業」という選択肢

私は今、そうした「ひとり時間」を軸にした働き方、「貢献型ひとり起業」について情報発信をしています。
自分の好き・得意・価値観を土台にして、人の役に立ちながら働く。
その中で、無理なく信頼関係を築いていく生き方です。
組織の中に信頼関係が築ける環境がないなら、自分でそれをつくってしまえばいい。
そんな発想です。
心と言葉を一致させたとき、仕事にも人生にも嘘がなくなります。
信頼とは、他者との約束である前に、自分との約束なのかもしれません。
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