【体験談】ソーシャルワーカーが起業して最初にぶつかった意外な壁


こんにちは!森山です。
今回は
ソーシャルワーカーとして一人で小さく起業して事業を展開している体験談
についてお伝えしていきます。
雇われて働くことの限界やジレンマ
を感じることはないですか?
私の場合は、、、

もうだめ、無理
と思うことが日々積み重なっていました。
この経験や学びについて日頃から情報発信していますが、最近では

森山さんが起業された時のことについて教えてください。

なぜ起業しようと思ったのですか?どうやってお金を稼いでいるの?
そんな質問をお受けすることも多いです。
そこで、今回はその時のことを思い出しつつ、ブログ記事にまとめていきますね。
Contents
社会福祉士の専門性を活かして社会に貢献しながら働きたい

私はもともと社会福祉士・ソーシャルワーカーとして、地域や社会の現場での実践に携わっていました。
そのなかで、
クライアント一人ひとりの人生に寄り添いながら、何かもっと本質的な形で支援を届けられないか…
と考えるようになったのが、起業のきっかけです。
社会に価値を届けるひとり起業|収益化はどうする?
「社会に価値を届けながら、しっかり収益化もする」
そんな“貢献型教育ビジネス”という形で、私は一人での起業に踏み出しました。
始めてすぐにぶつかった壁
でも、いざ始めてみると、理想とは裏腹にいきなり大きな“壁”にぶつかります。
それは、ビジネスモデルのことでも、集客のことでもなく、「人との関わり方」でした。
自分らしさを見失った会社員時代
そもそも会社員として働いていた頃の私は、日々忙しさに追われながら、自分の想いや感覚をどこかに置き去りにしていました。
「目の前の人に貢献している実感がないわけではないけど、本当の意味で自分の価値として社会に還元できていないのではないか?」
そんな違和感を抱えたまま、日々をやり過ごしていた気がします。
雇われて働きながら社会福祉士の専門性を活かして副業をスタート
そこで私は、勤務を終えた後に副業として個人の活動を少しずつ始めてみることにしました。
こうすることで、十分ではないけど一定の収入を確保しながら、未来を見据えて行動することができたんですね。
ブログやSNSで情報発信しオンラインでのセッションを実施
自分自身の経験や知識を言語化して届けてみたところ、「聞いてみたい」「話してみたい」と言ってくださる方が少しずつ現れたのです。
それがきっかけで、私は“1人で事業を立ち上げる”という選択を真剣に考えるようになりました。
ひとり起業で最初にぶつかった「信頼関係」の壁

起業してまず直面したのは、信頼の壁です。
「どうやって初対面のクライアントと信頼関係を築くか」
ということですね…。
対面とは違うオンラインでのコミュニケーション
対面なら場の空気や表情、言葉にならないニュアンスから自然と信頼を築けていたのに、オンラインになると、なかなかそれができない。
初回のセッションで、「何が本音なのか」「何を本当に望んでいるのか」を探るのが難しい。
相手も遠慮しているのか、言葉の奥にある想いが伝わってこない…。
対人援助職としての自信を打ち砕かれながらも試行錯誤を続ける
もはや驚くほどうまくいかないので、「対人支援の実践者として現場で培ってきた経験値や自信」が、通用しないような感覚にさえ陥りました。
文章も上手く書けない。
毎日発信しても伝わらない。
オンラインでセッションしても、うまく関係性の構築もできない。
どうしたらいいかわからない。
その中でも、「自分が試行錯誤をして成長することで、届けられる何かがあるのではないか」と考えて、学びと実践を繰り返しました。
“与える支援”から“引き出す支援”へ
そこで、これまでの学びや経験を振り返り、試行錯誤をする中で私は大きな気づきを得ました。
大事なのは目の前の人の課題を解消し、価値を届けることであって、無駄なこだわりを捨てようと思うことができたんです。
社会福祉士・ひとり起業家として無駄なこだわりを捨てた結果
まず、自分が何者かはどうでも良いので、目の前の人に何ができるかを徹底して考えました。
「相談に乗る」ということをする上で、「もっと具体的な助言をした方がいいのか」「耳を傾けるべきタイミングなのか」ということを状況に応じて判断し、教科書での学びも振り返りながら実践を重ねました。
おそらく、受験生の時よりも集中して繰り返し学んだことで、「支援者としての在り方」「知識やスキル」など、根底から変わっていったことを実感できました。
コーチングやソーシャルワークの理論を学びなおす
これまでの私は、「伝えたい思い」をベースに“与える支援”をしようとしていたんだと気づいたんですね。
でも、起業してからの支援は、“相手の中にある可能性や意志を引き出す”ことが求められます。
しかも、短い時間の中で、しかもオンラインでです。
私は少しずつ、問いの立て方を変え、セッションの構成を見直し、自分の在り方そのものを変えていく必要があると感じました。
「何をするか」ではなく、「どう関わるか」
この視点の変化が、起業後の私にとって大きな転機となったと今振り返ったら感じます。
クライアントの変化を“ともに喜ぶ”というビジネスの喜び

そうやって関わり方を変えていく中で、クライアントの表情や言葉が少しずつ変化していきました。
- 「本当はやりたかったことを思い出した」
- 「ずっと抑えてきた感情に向き合えた」
そんな声をいただけるようになったとき、私ははじめて「この働き方を選んでよかった」と心から思えたのです。
起業=収益化、効率化…というイメージが強いかもしれません。
でも、私にとっての起業は、“誰かの変化のそばにいられること”を自分らしく続けるための選択だったように思います。
おわりに:専門性を「自分らしい形」で届ける仲間を増やしたい

私が経験したように、専門性を活かした貢献型ビジネスには、たしかに壁もあります。
でも、その壁を越えた先には、自分らしく人の役に立ちながら、持続可能な形で働ける喜びがあります。
これからも、ソーシャルワーカー、福祉、教育といった分野で「何かを変えたい」と願う方々が、自分の力で一歩を踏み出せるよう、私自身の経験を発信し続けたいと思っています。
同じ想いを持つ方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
※この記事は、YouTube動画「ソーシャルワーカーがひとり起業!貢献型教育系ビジネスで最初にぶつかった壁とは?」の内容をもとに、自身の体験として執筆しています。
動画はこちら▶︎ https://www.youtube.com/watch?v=48BsiQa9kZg
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