社会福祉士・起業家のゼロからひとりで社会起業を成功に導く6つの秘訣
ソーシャルワーカー・コーチ・ひとり起業家サポーターの森山です。
今回は「ひとりで社会起業を成功に導く6つの秘訣」をお伝えします。
経験や実績ゼロから、自分一人の力で社会課題を解決に導き、安定的にお金を回す仕組みを作る方法をぎゅっと凝縮してお伝えしますね。
ひとりで起業なんてできるんですか?しかも社会課題の解決って…
はい、できます。
というより、ソーシャルビジネス・社会起業に取り組まれるなら「ひとり起業」を私はオススメしています。
今回の内容を押さえていただくと、
- 社会課題を解決に導き、困っている人を笑顔に変えてながら安定的な収益も確保できる
- 人脈がなく、具体的なアイデアがない状態だけど人の役に立つビジネスがしたいという方の道標となり、今から何をすべきかがはっきりする
- これからの人生で「人の役に立ちたい」という強い想いを持った人が、「想い」を「行動」に移し、「形」として社会起業を成功に導くことができる
このような状態を掴み取ることができます。
めちゃくちゃ興味あります!
私の「社会福祉士」「ソーシャルワーカー」「コーチ」としての実践や「起業コンサル」「講師」などの経験なども全て踏まえてあなたらしく社会起業を成功に導く方法です。
ぜひ最後までチェックして参考にしていただければと思います。
Contents
社会起業家は社会課題をビジネス的な手法で解決に導く
ここ最近、社会起業家という言葉を耳にする機会が増えました。
ところで、社会起業家ってどんな人のことがご存知ですか?
うーん、詳しくは知らないなぁ
社会起業家は社会的課題や問題を解決するために、ビジネス的な手法を用いて社会的価値を創造する人のことを言います。
その特徴は、一般的な起業家と同様にビジネス的な成功を目指す一方で、社会問題の解決を目的とする点にあります。
社会起業家の活動は「価値」を生みだし、お金が回る仕組みを作るのはもちろんですが、そのプロセスで社会的な影響を生み出していくんですね!
すごく意義があるように感じます!
そうですね。
そこでここからは「一人で自分らしく社会的起業を実践し、成功に導く」というポイントに焦点を当てて解説していきます。
ひとりで社会貢献し価値をお金に変えていく社会的起業家
社会的起業を成功に導くのであれば、必要な学びや経験値の積み重ねが重要です。
多くの社会起業家の話を聞いたり、成功するまでのプロセスを調べると、以下のような道のりで成功を掴み取っている人が多いように感じます。
実際私も多くの社会起業家と同様に下記のプロセスを経て現在情報発信をしています。
一緒に確認していきましょう!
1.社会課題への関心
社会起業家は、強い社会課題・問題への関心を行動に変えてビジネスとして価値を生み出しています。
そこでまず「関心を持つこと」が大事で、その課題を実際に見たり聞いたりして掘り下げていく…。
これがめちゃくちゃ大事ですね!
ふむふむ、なるほど…
社会起業をしたいという人の中には、すぐにでも行動する人もいれば、行動できないままの人もいます。
実際に社会起業家として成功している人は、社会問題に敏感に反応し、「解決したい」という強い情熱を持って行動している人が多いように思います。
そのきっかけは「自分ごと」であったり、「自分の周囲の身近な人のこと」であったり、「遠い国での出来事」であったり、さまざまです。
ただきっかけがどのようなものであるにせよ、「自分の心の底から湧き上がる強い情熱」は大事ですね…。
つまり、社会的課題に関心を持つだけではNGなんです。
社会起業を成功に導ける人は「情熱」を持って、その問題を解決するために行動をし続けます。
ただ、必ずしも「ビジネス」で解決しなくてもいいと私は思っています。
私の住む地域では「市民活動」が盛んに行われてきており、「NPO」であるとか「市民公益活動」「福祉のまちづくり」など寄付や人の力を募る方法もあります。
雇われて働いたり、個人起業して「お金」を稼いで、自由になる時間でボランティア活動に取り組むのも一つの選択です。
最近でこそソーシャルビジネス的なものが脚光を浴びていますが、ビジネスだけが社会課題の解決方法ではありませんよね?
なるほど、確かにそうですね…。
ただ、実際社会課題を解決する事業・活動を継続するには「お金」が必要になるケースも多いです。
助成金や寄付に頼るばかりでは活動が不安定になることもあり、持続可能な活動を視野に高度する人はビジネス的な手法を用いたアイデアを考えることも大切でしょうね。
2.問題解決のためのアイデア
社会起業家として自分が目標とする状態を達成するためには「社会問題を解決に導く」ということと「活動を維持するために価値を生み出し続ける」ということが大事です。
そのために重要なのは「アイデア」です。
イメージの中で社会問題を解決するためのアイデアを妄想するだけではダメです。
実際に行動に移して現状を変えていくための「アイデア」は高い思考力や情報の分析力が求められます。(会員サイト内でこのあたりの詳しい情報をお届けしています)
ただし、この「アイデア」は必ずしも「ゼロから作り出す」ことは求められません。
他の地域や分野の事例を学び取って、あなたが解決したいと思う社会問題の解決に充ててもOKです。
そして社会起業の面白いところでもあり難しいところでもあるのは、「ビジネス的に持続可能(=お金や人が回る)な仕組みを作ることが重要なんですよね。
「社会的な問題の解決」を「価値に変える」。
これを可能とするアイデアを生み出すための学びと実践の繰り返しが大事です。
(この点については6つ目のポイントで解説します)
3.ネットワーク構築
社会起業家の多くが「人とのつながり」を大事にしています。
社会的な問題・課題の多くは複雑に絡み合っており、一人で解決できるようなシンプルなものはほぼありません。
そこで、あなたの「社会課題を解決したい」という想いを形にするためにネットワークを構築することがも大切な要素です。
その時にあなたの中に「情熱や目的」「想いを言語化したもの」「具体的に何をするかを明確にしたもの」などが必須だと私は考えます。
というのも、このような「軸」がないと、あなた自信が周りに影響されてユラユラと揺れ動かされ、ぶれてしまうからです。
周りの人もあなたに協力しようとは思わないはずですし、あなたから何かを奪うような形で接してきて、興味がなくなれば逃げていく人もいます。
げ、それはだいぶ嫌ですね…
そうですね…。
だからこそ、闇雲にネットワークを構築する前に「自分の中にある強烈な想い」をしっかりと温めていくことこそ大事…。
そこで、小さくビジネスをスタートさせて徐々に広げていくことを私はオススメしています。
また、先ほどお伝えしたように「お金を稼ぐこと」と「社会貢献をすること」の主な目的を分けて整理することも大事だということも感じています。
4.ビジネススキルを磨く
社会起業に必要なのは「ビジネススキル」です。
ビジネスは「価値を届ける」「対価を得る」というのが基本的な仕組みです。
商品・サービスをお客さんに届けて、そこに価値を感じてもらうからこそ、お客さんがお金を支払ってくれるわけですよね?
そこで「何が価値になるか」「どうやったら価値を届けられるか」ということを考えて実際に結果に残せるようになる必要があります。
うん、わかりやすい。おっしゃる通りですね!
ただそれを実際にやろうと思うと、「ビジネス」に関する学びが必要です。
具体的には、「リサーチ」や「コンセプト設計」などを含む「マーケティング」だったりするわけですね。
げげ、一気に難しそうになった…
大丈夫ですよ!(笑)
これらは基本的なところから学び、実践を積み重ねればできるようになります。
やはり「社会問題をビジネスの力を使って解決したい」と思うのであれば、私は最低限のマーケティングに関する学びは大事だと思っています。
それも「机の上での学び」ではなく、結果につながる実践的な学びです。
このように、ビジネススキルを磨くためのアクションは不可欠で、基本的な知識を学び実践を繰り返してスキルを身につけることが大切です。
5.情報の整理と発信
ここまで見てきたように「問題」を見定めて「アイデア」を生みだし、「つながり」も構築していくプロセスが社会起業家としては大事です。
その上で、社会起業家がビジネスを前に進めるためには、「情報発信」がめちゃくちゃ重要なカギを握るんですね。
情報発信…ですか。
そうです。
「自分が考えていることはなんなのか?」
「社会に対してどんな影響をもたらそうとしているのか?」
「実際に何をやっているのか?」
「どんな結果を生み出し、これから何をしようとしてるのか?」
そこに、「想い」や「情熱」が込められていて、見てくれた人が共感するからこそあなたの周りに信頼できるサポーターの輪が出来上がっていきます。
社会的な課題を解決し、その影響力を最大化するために、自分のアイデアや取り組みを広く知らせること!
この情報発信・情報の共有が、社会起業家にとってはめちゃくちゃ大事なんですね。
6.学習と改善
社会起業家にとって大事なのは、常に学び、改善する姿勢です。
想いがあるだけでは、目の前の現実を変えられないことなんてたくさんあります。
うん、同感です。
そこで「ビジネススキル」も「社会課題の解決方法」も学びを重ね、行動を続け、自分を高めていくことが大事なんです。
常にアンテナを貼り、必要な情報を収集し、最新の技術を学び、自分を高め続けて行動すること。
古い考えや価値観に捉われず、想像の限界を超え続けること。
これができれば「社会起業家」として成功を掴み、さらにより大きな課題を解決に導くための行動を取れるようにもなります。
社会起業家に大事なのは「進化すること」です。
進化ですか?
はい。
もちろん、コツコツ積み重ねて成長することも大事です。
でも、過去の自分とは全く違った生き物になっているくらい、「進化」する力を手に入れることができれば、「大きな問題」を前にしても臆することなく、解決の糸口を見つけてガンガンアクションを仕掛けていくことができますよ!
なるほど!
まとめ:社会福祉士・起業家のひとりで社会起業を成功に導く6つの秘訣
ここまでひとりで社会起業家としてゼロから活動をスタートさせて、成功を掴み取るための6つの秘訣をお伝えしました。
社会福祉士として目の前のクライエントに価値提供すること。
ソーシャルワーク実践をして地域や社会に対しても働きかけていくこと。
そのような実践の意義を感じていた一方、組織との関係や劣悪な待遇などを含めて「雇われて働く」ことに嫌気がさした私は「ひとり起業」をしてビジネスに関して学びを深めました。
そこで「社会貢献」と「ビジネス」の共通点を肌で感じ取り、「社会起業」について情報提供をしています。
今回はそのような私の経験も含めて6つのポイントを整理してきました。
社会起業家として成功を掴み取るためにこの6点は欠かすことができない大事なポイントだと考えます。
ただ、私が最重要だと思っているのはもっと根本的なところにあるんですね。
え、そうなんですか?それって一体…
それは何かというと、「行動の背景にある目的」であり、たった一度きりのあなたの人生をどのようにしたいのかという「ゴール(目的地)」なんです。
福祉現場で雇われて働いていても、組織の中で辛さを抱えて心が折れてしまう人も多かったです。
また、社会貢献性の高い事業に取り組まれながら、資金繰りや優秀な人材の確保に苦労されている人もたくさん出会ってきました。
そこでわたしは「福祉実践」「ソーシャルワーク実践」「まちづくり活動」で培った知識と「ビジネス」「マーケティング」「コンサルテーション」で培った経験などを活用して情報提供しています。
それだけではなく「コーチ」「講師」など様々な経験を通じてクライエントさんのゴール達成を応援するために、必要な知識・ノウハウ・テクニックもお伝えしてきました。
その内容の一部は会員限定サイトでも公開していますし、必要に応じて個人セッションなども行なっています。
また、今回の記事のほかにも一般公開用にブログや音声で情報提供しています。
音声講義のまとめ(https://socialwork-coaching.com/speek-lecture/)
ブログ記事(https://socialwork-coaching.com/category/start-business/)
また、ひとり起業で収益化する方法についてはアメブロでも情報発信をしています。もしよろしければご覧ください。→https://ameblo.jp/social-worker-lecture
それでは今回の内容はここまでとなります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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