ビジネス音痴の社会福祉士が凡人&ひとりでも社会的起業で稼げる理由
ソーシャルワーカー・コーチ・ひとり起業家サポーターの森山です。
今回は「雇われて働くだけの社会福祉士・ソーシャルワーカーが社会的起業・ソーシャルビジネスをゼロから構築した方法」についてお伝えします。
特別な才能・スキルやビジネスに関する経験がなくても「できない力」を活用して社会的起業を成立させるヒントをぎゅっと凝縮してお伝えします。
社会貢献性の高いビジネスの始め方や取り組みに興味があるけど、収入やお金のやりくりはどうしているんだろう…。
ソーシャルビジネスを構築する方法って?
こんな質問をよく受けます。
まさに聞いてみたい内容です!
そこで、社会福祉士として介護事業所に雇われていた私が、小さく副業から始めて起業し、ソーシャルビジネスを展開し、行動を継続している秘訣についてお伝えしていきますね。
今回の内容を押さえていただくと、
- ビジネス経験も知識も全くない状態でも、ひとりで小さなことから人の役に立てるソーシャルビジネスをゼロから立ち上げていく方法を学び取れる
- お金を安定的に確保しながら、社会の役に立てるような活動を継続して行うためのヒントを得られる
- 誰かの役に立ちたいけど、自分や家族の生活のことがあり具体的な行動に踏み切れないという状況の突破口になり、ソーシャルビジネスの第一歩を踏み出せるようになる
このような状態を掴み取ることができます。
めちゃくちゃ素敵ですね!
私の「社会福祉士」「ソーシャルワーカー」「コーチ」としての実践から、目の前の人の幸せについて考えて行動することの意義はずっと感じてきました。
また、「起業コンサル」「講師」などの経験などから、「価値を生み出し届ける仕組みづくり」についても学びと実践を重ねてきました。
これからの時代、複雑に絡み合った社会課題をどう解決に導くかが問われていきます。
自分らしい人生を豊かなものにすることに加えて、自分の中の優しい気持ちを「形」に変えたいという思いを持ったソーシャルビジネスを志す方のヒントを提供できればと思っています。
Contents
社会貢献するにはお金が必要
では早速重要なポイントをお伝えしますが、社会貢献性の高い事業を展開するのであれば、「お金のやりくり」が重要だということを押さえておいてください。
社会貢献したい。ソーシャルビジネスを構築したい。
そう考えるのであれば、お金から目を背けてはいけないんですね…。
むむ…でもそうですよね?
はい。
というのも、活動するために必要なものを買うためにお金が必要ですし、人や場所などを確保するにも「お金」が必要なんですよね。
そしてもちろん、あなた自身の生活を維持するためのお金も準備しないといけません。
また、ボランティアなどで一緒に活動してくれる人にも生活もあります…。
無償ではなく有償で人を募ることが必要な場面もあるでしょうし、特別なスキルを持った人に仕事を依頼する場合はそれなりの対価を支払う必要があります。
つまり、「社会貢献なんだから、お金のことは言いっこなし」というのはNGだと私は考えています。
確かにそうですね…
ソーシャルビジネスは「できない」けど「やりたい」が大事
社会課題を解決したり、社会貢献をするには何が必要か?
その答えを私は明確に持っているわけではありません。
ただ、「長期的な視野」を持つことは大事だと私は考えています。
長期的な視野…ですか。
はい。
例えば、今あなたが「できること」「できないこと」があったとしますよね。
その時に、いまは「できないこと」だけど「やりたいこと」があるはずです。
それを大事にしていただきたいんですよね…。
できないことだけど、やりたいことですか?
そうです。
今この記事をご覧になっているということは、「ソーシャルビジネスを構築する方法なんてわからない」けど「誰かの役に立つ事業を起こすことができるのであれば、やってみたい」ということですよね?
はい。そうです。
これから学ぶことや実際に行動することがたくさんあると思うんですが、「やりたいこと」でなければ続きませんし、「今できること」しかやらないのであれば社会課題はいつまでも解決できません。
大事なのは「やりたいこと」だけど「できないこと」に果敢にチャレンジしていく中で、「結果」と「成長」を手にしていくことだと私は考えています。
なるほど、チャレンジして、実際に人の役に立つことと、人の役に立てる自分になることですね!
ソーシャルビジネスは「貢献」「お金」の仕組みづくりが大事
「できない」けど「やりたいこと」で「結果」と「成長」を掴む…。
この考えのもと、「社会貢献し続けられる仕組み」と「お金が回る仕組み」を作ることができるかどうかがカギです。
これができなければ活動が継続できず、実際問題として社会課題が解決できずじまいですもんね!
うーん、でも全然自信ないなぁ…
そう感じた時こそ「できない」けど「やりたいこと!」が大事だと思い返してみてください。
あ、そうでした!
社会課題は単発のアクションで解決できるようなものではないことに加えて、「解決に導くプロセス」こそが本当に重要なんですよね!
「知らないこと」を「できる」に!
「できる」ことが「当たり前にできる」に!
このコツコツとして積み重ねこそ大事です。
ソーシャルビジネスでは「社会的な課題解決ができる仕組み」に加えて「お金が回る仕組み」も考えないといけません。
社会貢献型のビジネスで課題解決&資金調達の方法は様々
実際世の中には様々な社会課題がありますし、その課題を解決する仕組みも1つではなくあらゆる角度から検討することが大事ですね。
お金を得る手段も「寄付」もあれば「助成金」などもありますし、収益事業でお金を確保してもいいですよね?
ただ「寄付」や「助成金」はもちろん重要ですが、そこに依存しすぎるのは良くないと考えています。
うーん、やっぱりそうですか?
なぜかというと、ずっとお金をもらえることが約束されているわけではないというのが大きいです。
また、内容によっては使途が限定されていることも多く、金額も「事業の全額」ではなく「事業に費やした費用の金額の半分を上限とする」という助成金も多いです。
また、助成金や寄付金ばかりに依存すると、「もらえる範囲内での事業」にとどまってしまいます。
その発想は、より多くの課題解決の可能性を最初から捨ててしまうことにもなります。
はぁ…たしかにそうだわ。
そこで私は「ビジネスの手法」をしっかりと個人レベルで学び、スキルを高めていくことが大事だと考えています。
「社会課題を解決する」「必要なお金を稼ぐ」
その両面での「学び」と「実践」の繰り返しをするなかで「仕組み」の作り方を体得していくんですね。
ふむふむ、なるほど。
ソーシャルビジネスは長期的な視野で「継続」&「仕組み」が重要
実際、私がこれまでの取り組みの中で感じることは、ソーシャルビジネスは「長期的な視野」で取り組むプロセスそのものや、そこで生み出される関係性が大事だということです。
1回イベントをやっただけでは大きな変化を生み出せません。
イベントや企画は継続することが大事ですし、日々課題解決に向けて取り組めるような体制を整えることこそ重要ですね。
おっしゃる通りですね。
そして、単発のイベントをやるにしてもみんなで作り上げるなど、「点」ではなく「線」で捉えて「面」や「立体的」に広げていけるようにすることを意識できればすごくいいですね!
例えば、福祉現場での実践事例では「人」の支援をするなかで、、「専門職」「家族」だけが支えるには限界が生じる場面が出てきます。
そのような困りごとを抱えた人が地域にたくさんおられ、それぞれが孤立化してしまうと大変です。
そうですね。本当にこれからの地域の在り方について考えないと…
そこで、「一人ひとりの幸せ」を念頭に置いて、「地域」を巻き込んだアクションにしていく。
このように困りごとを抱えた人の支援をする仕組みを作るためにはすでにある地元の団体や関係機関、制度や新たな資源とつなぎ合わせていく視点が大事なんですね。
それが関係性と仕組みですね!
はい。
「点」「線」「面」「立体」を意識して、つながりを広げていく。
そのためには「今目の前のこと」を見るだけではなくて、少し引いて状況を見定め「仕組みづくりをしていくこと」が非常に重要です。
関係性ができて、仕組み作りができていれば、何かトラブルが生じても柔軟に対応できます。
「多くの人が集まるイベント」や「一時的な収入が入る企画」が成功したかどうかより、どんなプロセスで取り組んだ結果、どんな仕組みができたかが大事!
そして、取り組んだプロセスを検証して改善し続けることで、「うまく回る仕組み」を作ることができる。
この視点があればソーシャルビジネスを成功に導くことができるということですね。
まとめ:社会問題を解決に導く「仕組み」の作り方
ここまでの内容を一言でまとめると「うまく回る仕組みを作ることが大事」ということでした。
「うまく回る」という表現をしてきましたが、「社会課題の解決」という目的を達成するために、行動が継続できて柔軟性を持って問題解決できる関係性や仕組みがあればいいですよね?
つまり、「社会課題を解決し続けること」「人とお金を十分に確保し続けられること」などが大事ですね。
ただ、実際ここまで読み進めてみていかがでしょうか?
「効率的に人やお金などのリソースを回して、社会課題の解決という目的を果たす仕組み」を作れるでしょうか?
言葉では理解できたとしても、実際できるかというと…
…何から手をつけていいか全くわからないですね。
そうですよね。
いきなり始めるにはすごく難易度が高いと私は考えます。
天才的なビジネスセンスと発想力がない限り、初心者がサクッとできてしまうようなことではないでしょうね…。
そこで今回の記事の最後に、私が取った戦略についてシェアしますね。
それは、「稼ぐこと」と「社会貢献」の目的を分けて整理して取り組むことで、学びと実践を重ねて実力を積み重ね、結果を生み出せるようになってきたんです。
この「長期的な視野で見て学びながら小さく結果を出していくこと」私としてはかなりオススメなんです。
というのも、「いきなり大きくスタートして、行動が継続できずにすぐに諦めてしまう」というケースが跡を立たないからです。
そこで私は「雇われて働く」ことで一定収入を確保し、副業からスタートさせてビジネスの学びと実践を深めていきました。
その中でお金を生み出す仕組みを作れるようになって本格的に「起業」しました。
そこで得た時間や経済的な余裕を使って「社会貢献できる仕組み」についても構築し続けている最中なわけです。
もちろん、人それぞれ置かれている状況も思いも違うとは思いますので、どのようなプロセスでソーシャルビジネスを展開するか、最もいい答えなどは持ち合わせていません。
ただ、今回のない異様で見てきたように、大事なのは「仕組み」を作れるようになることです。
社会的起業をするのであれば、「お金を生み出す仕組み」と「社会貢献できる仕組み」を両立させることが大事…。
それを考えた時に、一つの流れとして「副業」→「起業」→「社会貢献型のビジネス」はおすすめですね。
また、今回の記事のほかにも一般公開用にブログや音声で情報提供しています。
動画はこちらから!
音声講義のまとめ(https://socialwork-coaching.com/speek-lecture/)
ブログ記事(https://socialwork-coaching.com/category/start-business/)
また、ひとり起業で収益化する方法についてはアメブロでも情報発信をしています。もしよろしければご覧ください。→https://ameblo.jp/social-worker-lecture
それでは今回の内容はここまでとなります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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