対人援助職の個人起業&キャリアデザイン構築術|技術は最強の資産

このブログでは、コーチングやソーシャルワークの理論などを基盤にお伝えしています。

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こんにちは!森山です。

今回は

対人援助職の個人起業とキャリアデザイン

についてお伝えしていきます。

また、

これからの働き方や生き方、稼ぎ方や「起業」「スモールビジネス」について

ご紹介していきますね。

起業について興味あります。
でも、知識も経験もゼロなんですが…。

はい。

そんな方にこそご覧いただきたい内容をギュッと凝縮してお伝えしますね!

ソーシャルワーカー、カウンセラー、教育関係者、看護師、介護士などの対人援助職と呼ばれる方々…。

対人援助職として働く皆さんは、日々人と向き合い、支援を通じて社会に貢献されています。

しかし、その一方で私の元に寄せられる相談の中には、「組織の中で働き方に悩む」「将来のことを考えると不安」という方の具体的で悲痛な悩みが届いています。

そこで今回お伝えしたいのが

  • 「個人起業」
  • 「キャリアデザイン」

です。

もし、これまで培ってきた専門性や経験を活かして、より自分らしいキャリアを築けるとしたら…。

これまで私は、コーチング・ソーシャルワークのスキルアップ、教育系のビジネス立ち上げを数多く支援してきました。

そこで確信したのは、対人援助職の皆さんが持つスキルこそが、現代社会で最も求められる価値だということです。

対人援助職のキャリアデザインが重要な理由

ではまず、対人援助職にとって、「キャリアデザイン」について考えることが重要な理由について見ていきましょう。

働き方の多様化が進む現代社会

まずは働き方の多様化について見ていきますね。

昭和の時代とは異なり、終身雇用制度はもはや崩壊し、副業や複業が当たり前になってきていますよね?

このような状況下では、一つの職場に依存してしまうことは、リスクにすらなっているんですね。

この状況は全業種について言えることですが、対人援助職の方も例外ではありません。

組織の都合で配置転換されたり、予算削減で雇用が不安定になったりするケースも少なくありません。

そんな中で精神的に辛い状況に追い込まれたり、経済的に余裕がない状態を余儀なくされることもあるかも知れません。

専門性への需要の高まり

私たち対人援助職の専門性は、こんな時代だからこそ医療や福祉業界以外の分野でも需要が高まっています。

というのも、多様な個性を持つ人たちが、新たな価値を創造するために協力して仕事にあたることが増えているからです。

今、あらゆる職場で、メンタルヘルスに関する問題や、人間関係トラブル、コミュニケーションエラーの連続や、チームビルディングの失敗などで管理職は頭を抱えています。

実際、個人の才能を最大化させ、チーム力を向上させることに寄与できたら、大きな価値を生み出すことができます。

質の高いサービスを求める個人や企業が急増している中、あなたの専門性は、このような需要にマッチしているのです。

デジタル化による新たな可能性

現代社会の大きな特徴として、「デジタル化が進んでいること」の影響は大きいですね。

オンラインでのサービス提供が一般化し、地域の制約を受けずに全国、さらには世界中の人々にサービスを届けられるようになりました。

このことから、個人の専門性を活かしたビジネスを展開しやすい環境が整っていると言えますね。

個人として価値を生み出し対価を得る仕組みづくり

ではここから、個人として価値を生み出し届ける仕組みづくりについて見ていきましょう。

強みや専門性の棚卸しから始めよう

まず重要なのは、自分の専門性を客観視することです。

これまでの経験で培った知識、スキル、そして何より「人を支援する力」を整理してみましょう。

  • どのような問題解決に長けているか
  • どのような人との関わりに喜びを感じるか?ストレスを感じないか?
  • これまでの成功事例や印象的な体験
  • 同僚や利用者から評価されたりお願いされるポイント

これらのことと向き合い、ピックアップすることで、強みや専門性のタネが見えてきますよ。

価値提供の形を考える

専門性や経験値を活かしたサービスは多様な形で提供できます。

個人向けサービス

  • キャリアコンサルティング
  • メンタルヘルスサポート
  • 人間関係改善コーチング
  • 親子関係・夫婦関係支援

法人向けサービス

  • 企業研修・セミナー
  • チームビルディング支援
  • 職場環境改善コンサルティング
  • 管理職向けコーチング

情報発信・教育

  • ブログ・SNSでの発信
  • オンライン講座の開発
  • 書籍・電子書籍の執筆
  • ウェビナーの開催

このような形でサービス提供・価値提供できます。

ここで何を選択するかがポイントですが、この見極めがなかなか難しいですね。

ご自身が「理想」とする状態に向けて、一つ一つ行動していく中で「新たなスキル」を手に入れつつ、思いを形にしていくプロセスをぜひ楽しんでみてください!

マーケティングとビジネスモデルについて理解する

ただ実際に個人起業して収益化しようと思った時に、そんなに簡単に収益化できるほど甘いものではありません。

そこで重要なのが「マーケティング(売れる仕組みづくり)」「ビジネスモデル(ビジネス全体の設計図)」について学び、実践力を高める必要があります。

対人援助職の苦手意識|マーケティング&ビジネス

とはいえ、多くの対人援助職の方が「マーケティング」や「ビジネス」という言葉に抵抗を感じるかもしれません。

しかし、これらは決して利益追求だけのツールではありません。

むしろ、本当に支援を必要としている人に、確実にサービスを届けるための仕組みと考えることができます。

マーケティングの本質は「価値のマッチング」

マーケティングとは、あなたの専門性を必要としている人と、あなたを確実につなぐ活動です。

対人援助職の強みと専門性を価値に変える活動

優れた強みや特技、専門性を持っていても、それだけではビジネスになり得ず、価値は生み出されません。

強みや専門性を、必要としている人に届けてマッチングさせ、「価値」として顧客に感じてもらえなければビジネスとしては意味がないんですね。

実践すべきマーケティング活動

ではどのようなマーケティング活動を実践すればいいかというと、

  • ターゲットとなる人々の課題を深く理解する
  • 自分の専門性をわかりやすく伝える方法を見つける
  • 信頼関係を築くための継続的な情報発信
  • 口コミや紹介が生まれる仕組みづくり

このようなことを意識することがポイントです。

持続可能なビジネスモデルの構築

また、単発のサービス提供だけでは、安定した収入を得ることは難しいことから、「仕組み」について考えないといけません。

ビジネスモデルの設計について考える

この仕組みこそ「ビジネスモデル」です。

継続的な価値提供とそれに見合った対価を得るビジネスモデルを設計すること。

これがポイントとなります。

収益の多様化戦略

  • 継続的なコーチング・サポート契約
  • 定期的な研修・セミナー事業
  • オンラインコンテンツの販売
  • 法人向け長期契約の獲得

このように、ビジネスの全体像を把握し、必要なリソース(時間・労力・体力など)をどこに割き、誰にどんな価値を届けてどれくらいの対価を得ていくのかを考えていかなければなりません。

対人援助職の個人起業|ゼロからの具体的ステップ

ここまで、いろんなことをお伝えしてきてしまいました。

実際「マーケティング」「ビジネスモデル」などについて学んでから行動していると、何年も時間がかかってしまうかも知れません。

また、ビジネスに関する学びは「頭で理解するだけ」ではなくて「実際に行動に移してみて再現性高く成果を出せるようになること」が大事です。

そこで、以下のステップで実践を重ねていくことをオススメします。

1. 小さく始めて検証する

いきなり大きなビジネスを立ち上げる必要は全くありません。

まずは身近な人へのニーズを確かめて、何かしら役に立てるようなアクションができないか考えてみるところからスタートすることがオススメです。

今すぐ小さくできることから始めルコと。

そして、フィードバックを集めながら改善していくことで、失敗確率を極限まで下げることが出来ますよ。

2. 学習と実践のサイクル

マーケティングやビジネスモデルの学習は、「知識的なインプット」と「学んだことを実践してみるアウトプット」を繰り返してみることが必須です。

実践と並行して行うことで、最短最速で効果的な成長を遂げることが出来ます。

書籍や講座で学んだことを、すぐに自分の活動に取り入れてみるといいですね。

3. 学ぶ環境づくりや同じ志を持つ仲間とのネットワーク

ビジネスに関する学びや実践は、非常に孤独を感じるものでもあります。

実際に行動を開始してから成果が出るまでに時間がかかってしまうことが多いです。

そこで、一人で取り組むのではなく、環境を整えることが大事。

例えば、専門性を持った人に相談するなり、同じような挑戦をしている仲間と情報交換するなりできる環境を整えられるといいですよね。

お互いに支え合える関係性を築くことは、成功の鍵となります。

あなたの専門性が社会をより良くする

対人援助職の皆さんが個人として事業を立ち上げたり、新たなキャリアを歩んだりすることは、単なる収入向上だけでなく、社会全体に大きな意義をもたらします。

組織の制約を受けずに、より柔軟で質の高いサービスを提供できるようになり、これまでリーチできなかった人々にも支援の手を差し伸べることができるのです。

対人援助職の専門性は「価値」になる

あなたの専門性は、確実に誰かの役に立ちます。

そしてそれらは「社会的な価値」になる一方で、場や方向性を変えると「経済的な価値」にもなります。

引き続き、社会的な価値を生み出し続ける一方で、経済的な価値を生み出し届けることであなた自身の人生を豊かにすることは大事なことだというのが私が今回の記事に込めた思いです。

対人援助職として価値を届け対価を得る

私たちが業務にて生み出した価値に見合った対価を得ることは、決して悪いことではありません。

むしろ、持続可能な支援活動を続けるために必要不可欠なことだと言えます。

今こそ、あなたの専門性を活かした新しいキャリアデザインを始めてみませんか。

一歩踏み出すことで、あなた自身の可能性も、そして支援を必要としている人々の未来も、きっと変わるはずですよ!

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