対人援助職の理想キャリア構築!5つの力&偶然力で『貢献』を仕事に


こんにちは!森山です。
今回は
「誰かの役に立ちたい」という思いを形に変える方法
として、
計画的に「偶然」を味方につける5つの行動特性
を見ていきます。
- 対人援助職の理想キャリア構築!5つの力&偶然力で『貢献』を仕事に(今回の記事)
- 小さな「なぜ」が天職に!?対人援助&貢献キャリアを育む「好奇心」
- 【社会福祉士・起業家】臆病者が最高のキャリアを育む「持続力」
- 最高のキャリアにつなげる2つの要素とは?運を味方につける方法
- 自信がなくてもOK!超堅実に自然体キャリアを育む恐怖心の活かし方

このままの働き方でいいのか…。
そんなことをずっと考えています。

転職やこれからのキャリアを考える上で、何を考えてどう選択したらいいのか、全くわかりません。

そうですね。今回の記事では「具体的な職場選択術」というより、キャリアを考える上での基本的な戦略、行動・思考様式について一緒に考えるための情報をお届けしたいと思います。
「キャリアは計画的に積み上げるもの」。多くの人がそう思っているかもしれません。しかし実際には、思いもよらない出会いや出来事がきっかけで、人生の方向性が大きく変わることがあります。
例えば、「たまたま参加したイベントで出会った人から仕事を紹介してもらった」「偶然始めた趣味が副業になり、やがて本業につながった」といった経験をした人もいるかと思います。
心理学者ジョン・D・クランボルツが提唱した計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)は、こうした「偶然の出来事」がキャリアを形成する上で重要だとしています。
そして、その偶然をチャンスに変える力は誰でも育てられると説いています。
そこで、今日はこの理論をベースに、これからキャリアを考える人にとって役立つ「偶然をチャンスに変える5つの行動特性」についてご紹介します。
Contents
キャリア選択戦略の真髄!計画的に偶然を味方につける

まず、今後のキャリアについて考えてみるとどうでしょう?働き方や職種、職場を選ぶという上で、「プラン通りに進めたい」という気持ちがあるかもしれませんね。
では、このままいくと、「プラン通りのキャリアを歩めそうか?」という質問を受けるとどうでしょう。
「う〜ん」と思ってしまうことがあるのではないでしょうか?
シン・キャリア選択は偶然を味方にすることがポイント
キャリア選択をする上では、「偶然を味方にする」ということがポイントです。
ただ、偶然は、ただ待っているだけでは訪れません。実は「自分の態度や行動の積み重ね」が、偶然を呼び込み、キャリアに結びつける鍵になります。
思いを持った実践や趣味、ボランティアが天職に?
私たちの仕事の中で、「やりがいがあった!」と思った体験や、趣味、ボランティア体験がきっかけで、「天職」に巡り会えることがあります。例えば、地域でのボランティア活動に参加してみるとします。最初は「ちょっと面白そうだから」と軽い気持ちで参加しただけかもしれません。けれど、そこで出会った仲間や経験がきっかけで新しい分野に関心を持ったり、仕事のチャンスにつながったりすることがあるのです。
つまり、偶然は「行動」から生まれる必然でもあるのです。
計画的に天職と巡り会う!偶発を引き寄せる行動特性5選

そこで、「計画的に天職(理想のキャリア選択・職場など)と巡り会える方法はないのか?」ということを考えた時、クランボルツ博士の研究内容が参考になります。
クランボルツ博士は、偶然をキャリアに活かすための行動特性として、次の5つを挙げています。
- 好奇心(Curiosity):新しいことに興味を持ち続ける
- 持続性(Persistence):失敗してもあきらめず努力する
- 楽観性(Optimism):物事をポジティブに捉える
- 柔軟性(Flexibility):こだわりすぎず変化を受け入れる
- 冒険心(Risk Taking):結果がわからなくても挑戦する
これらは特別な才能ではないのがポイント!誰もが日常の中で意識的に育てられる力であり、偶然を力にする非常に重要な工夫なんです。
5つの行動特性を対人援助力×キャリアに置き換える

ここで少し立ち止まって考えてみて、自分自身に5つの質問を投げかけてみるのはいかがでしょうか?
- 最近「ちょっと気になるな」と思ったことは何ですか?(好奇心)
- うまくいかなくても続けていることはありますか?(持続性)
- 未来に対して「大丈夫、なんとかなる」と思える瞬間はありますか?(楽観性)
- 想定外の出来事に柔軟に対応できたことはありますか?(柔軟性)
- 本当は挑戦してみたいけれど、まだ一歩を踏み出せていないことはありますか?(冒険心)
こうした問いを自分に投げかけることが、対人援助のスキルをキャリアに活かし、偶然を未来に生かすための計画的な戦略を実装する第一歩です。
実際の事例から学ぶ!ソーシャルワーカーがひとり起業

私自身、地域での小さな活動をきっかけに、思いがけない出会いを得て、そこからプロジェクトや仕事につながった経験があります。もちろん、これらは最初から計画していたわけではありません。「ちょっとやってみよう」という小さな好奇心から始めました。
強烈な違和感がモチベーションに!持続的な取り組みに
そして、そこで出会った「これは大きな問題なのではないか?」という強烈な違和感、「この現状を変えたい!もっと行動を続けてみよう」という持続性が、その後の大きな転機をつくりました。
その後、私は自身の経験や学びを活かして起業しました。オンラインや、地域をベースにして事業を展開しています。
対人援助職のキャリア相談&社会福祉士の起業サポート
対人援助職のキャリア相談や、コーチングの実践経験などを活かしてソーシャルワーカーの起業をサポートしていて、心の底から人生を豊かにする働き方・職場を選んでいる人に共通するポイントとして、この5つの特性を自然に発揮していたような気がします。
まとめ:偶然を味方にするキャリア選択の極意

ここまでの内容をまとめると、これからのキャリア形成は、一本道ではないのかもしれない…。
私はそんなことを思います。
多様な選択肢や変化が待っています。
だからこそ、「計画的に偶然を起こす」という姿勢が大切になるというのが私の考えでもあります。
まずは次のことを意識してみるとどうでしょうか?
- 日常の中で「小さな好奇心」を追いかけてみる
- 失敗を恐れず、改善を続けてみる
- 前向きに未来を描いてみる
- 変化を受け入れて柔軟に対応する
- ちょっとした冒険に挑戦してみる
次回以降は、それぞれの特性を1つずつ取り上げて、より具体的にキャリア形成にどう役立つのかをご紹介していきたいと思います。
あなたのキャリアに、新しい「偶然」を呼び込む準備を始めてみませんか?
この記事を読まれた方へ
あなたが最近体験した「偶然の出来事」は何かないですか?
もし、何か思いつきそうなのであれば、そこから得られた学びや気づきを振り返ってみてください。
- 対人援助職の理想キャリア構築!5つの力&偶然力で『貢献』を仕事に(今回の記事)
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現役社会福祉士による
心理学活用『場づくり講座』
〜動画講義&コーチング〜
職場・地域・家庭・友人との関係性…
私たちの悩み・問題の多くは「人と人との間」で起こり、私たちの心を蝕んでいきます。
マネジメントや人材育成、コミュニティ形成や場づくり、家庭内でのコミュニケーションや安定的な資源(資金・資産・関係性など)の確保について、
- なぜうまくいかないのか?
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ということを「心理学」をベースに紐解いていきます。
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