最高のキャリアにつなげる2つの要素とは?運を味方につける方法

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こんにちは!森山です。

今回は

計画的に「偶然」を味方につける5つの行動特性

についてみていく一連のシリーズの中で、

最高のキャリアを育む「楽観性」「柔軟性」

をふかぼっていきますね。

過去の記事はこちら

去年起業しました!目標達成に向けて頑張ってきたけど、、、もう心が折れそうです。

もはや頑張ったところで自由な生活とか理想の働き方なんて実現できっこないのと思います。

仕事の悩みって、人間関係のこと、お金のこと、心や体の健康、家族のことなどと絡まって、本当に苦しんでしまいがちですよね。私もめっちゃ悩みました。その状態を抜け出した時に得たヒントを今回は共有しますね!

キャリア形成には、計画通りにいかないことがつきものです。

思っていた道が閉ざされたり、想定外の状況に巻き込まれたりすることもあります。

そんなときに大切なのが、楽観性(Optimism)と柔軟性(Flexibility)という二つの要素です。

  • 楽観性:物事をポジティブに捉え、未来に希望を持つ力
  • 柔軟性:状況の変化を受け入れ、適応する力

この2つの要素を自分の中に育み、未来を前向きに描きながら、変化をしなやかに受け入れる姿勢が、偶然をチャンスに変えていくわけですね!

キャリア構築「楽観性」が拓く無限の可能性

キャリアを切り拓いていく上で、楽観性は複雑化時代において、めちゃくちゃ重要な要素です。

なぜかというと、「どうせ無理だ」「やっても失敗するに違いない」と思ってしまうと、行動そのものが止まってしまうからです。

楽観性を欠くことで落ち込み不安に苛まれる

逆に、「もしかしたらダメかもしれない」と考えるだけで、不安が増幅していきます。

一歩を踏み出すエネルギーが湧くこともなく、現状維持を続けてしまいます。

楽観的な人は挑戦を学びに変え成長し成果を上げる

楽観性を持つということは、「根拠のないポジティブ思考をしていたら大丈夫」ということではありません。

楽観性とは本来、可能性を信じて行動する力です。

実際、楽観的な人ほど挑戦を重ねる傾向があり、その結果、偶然のチャンスに出会う確率も高まります。

柔軟性がもたらす最高のキャリアと充実の人生

キャリアについて考えた時に、楽観性と同様に重要なのが「柔軟性」です。

なぜなら、計画的にキャリア形成をしようとする一方で、計画通りに進まないことも必ずあるからです。そのときに「これじゃないとダメだ」と固執すると、せっかくのチャンスを逃してしまうことになります。

こだわりを手放す力が人生・キャリアを豊かにする

柔軟性とは、「こだわりを手放す力」とも言えます。

  • 当初のゴールにたどり着けなくても、別の道で得られる学びを大切にする
  • 失敗に見える出来事も、方向転換のきっかけにする
  • 自分の役割や関わり方を、状況に応じて変えてみる

こうした柔らかい姿勢は、思いがけない成果や新しい道を開くカギになります。

社会福祉士の事例:2つの要素をフル活用

ここで少し私が辿ってきた苦しい時期と、それを乗り越えた時のことについて共有させてください。

私は以前、オンラインでの仕事に軸足を置いて事業を進めていました。

ただ、身体的な不調と迷いの中で事業は思うような結果にならない時期が続いたんですね。

デジタルコンテンツ作成を地域活動に活用

オンラインでの価値提供をするときに、繰り返し取り組んでいたのが「デジタルコンテンツ作成」です。

それが、「地域活動」において非常に重宝されました。

地域では「若い世代」と「お年寄りの世代」で、情報をどのように伝達するかということに問題を抱え続けていたからです。

目の前の人の声を聞き価値を届けるとコンテンツの質がUP

実際に目の前の人の声に沿ってコンテンツを作り届けて、また声を聞いた改善することを続けた結果、コンテンツ作成の力が格段に高まり、コンテンツの質が高まりました。

その経験が、オンラインでのビジネスに逆に活用できて、ブログやYouTubeでの発信、メルマガなどからサービスの申し込みつながるようになりました。

このように「楽観的な思考」と「柔軟な発想」が状況を打破することに役立ったんですね。

楽観性と柔軟性を育てる3つの工夫

ではここから、楽観性と柔軟性を育むための工夫についてお伝えしますね。

1. 「最悪のシナリオ」と「最高のシナリオ」を両方考える

私たちが新たな挑戦をするときなどに、「まぁうまくいくんじゃない」というふうに考えてしまうことがあります。

これが、「楽観性を持つ」ので「いい」ように作用することもあります。

ただ、「見通しが甘い」ということで、「悪い」状況を生み出すこともあります。

だからこそ、最悪のケースを考えておくと安心して挑戦でき、最高のケースを描けばワクワク感が生まれます。

この両方をバランスよく持つことで、行動に踏み出しやすくなるんですね。

2. 想定外を想定する3つの「眼」

2つ目の工夫が3つ目「眼」を持つことです。

3つの「眼」とは、鳥の眼、虫の眼、魚の眼です。

  • 鳥の眼は上空から見渡すような視点で、全体を俯瞰できるような意識を持つこと。
  • 虫の眼は物事の細部までしっかりはっきり見る意識を持つこと。
  • 魚の眼は流れを見極めることで、時代や状況の移り変わりを捉える意識を持つことです。

これらの意識を持つことで、楽観性を活かし柔軟性を持って物事を前に進めることができます。

3. 「こだわり」と「譲れる部分」を仕分ける

楽観性を大切にしつつ、柔軟性を持つと言って注意が必要です。

何でもかんでも柔軟になって、考えることも行動することもなく慢心していればいいかと言われると、そうではないですからね。

大切なことは、「自分にとって重要度の高い価値観や信念は何か」「理想とする状態:私が目指すべきゴールは何か」ということを意識し、高い視座は保ちつつ、方法や手段には柔軟に対応できるように意識してみること。

私はそう考えています。

偶然を理想のキャリアに変える楽観性と柔軟性

ここまで見てきたように、楽観性と柔軟性は計画的偶発性を活かすキャリア形成において重要だということがお分かりいただけたはずです。

  • 楽観性があるからこそ、「挑戦してみよう」と動き出せる
  • 柔軟性があるからこそ、「想定外の展開」を受け止められる

ということですので、この2つがそろうことこそ肝心です。

この2つの要素を育むことで、偶然の出来事を「失敗」ではなく「新しい可能性」として捉えられるようになりますよ。

令和以降のキャリア形成においては、一本道でしか考えられないと苦しい状況に追い込まれがちです。

分岐点や寄り道こそが自分らしい道を形づくるという視点を持ちながら、大事なものを育み続けられるといいですね。

そして次回は「冒険心(Risk Taking)」について取り上げます。

結果がわからなくても挑戦する勇気が、キャリア形成にどんな影響をもたらすのかを一緒に探っていけたらと思います。

ここまでお読みいただいた方へ

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ここまでお読みいただいた方へ、一つ今後につながる問いかけをしたいと思います。

  • 最近、あなたが直面した「想定外の出来事」はありますか?
  • ありそうであれば、それは何でしょうか?

その出来事を想像していただき、仮にそれがネガティブに思えるような出来事だったとしても、それを前向きに捉え、柔軟に切り替えるとしたら、どんな新しい可能性が見えるでしょうか?


現役社会福祉士による
心理学活用『場づくり講座』
〜動画講義&コーチング〜

職場・地域・家庭・友人との関係性…

私たちの悩み・問題の多くは「人と人との間」で起こり、私たちの心を蝕んでいきます。

マネジメントや人材育成、コミュニティ形成や場づくり、家庭内でのコミュニケーションや安定的な資源(資金・資産・関係性など)の確保について、

  • なぜうまくいかないのか?
  • どうしたらうまくいくのか?
  • そもそも、どんな状態が理想なのか?

ということを「心理学」をベースに紐解いていきます。

ソーシャルワーカーとして、対人援助実践・まちづくり活動を展開してきた経験値と学びをギュッと凝縮してお伝えします!

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