ソーシャルワーカーに必要な5つの力を楽しく身につけるマル秘勉強法

 

こんにちは!

ソーシャルワーカー・パーソナルコーチの
森山です。

今回は、

「ソーシャルワーカーに必要な
5つの力を楽しく身につけるマル秘勉強法」

というテーマでお届けしてます。

この記事では、
はじめに
これからの時代のソーシャルワーカーとして
どのような分野でも求められる
基本的な「5つの力」を示し、
一つずつ確認していきます。

その後
ご紹介した「5つの力」を
できるだけ楽しく

そして効果的に
身につけるために必要な勉強法について
お伝えします!

今回のポイントを
押さえて実践できれば、

ソーシャルワーク専門職として
なんとなく自信がなく、
クライエントや職場の同僚などに対して
コミュニケーションをとることに
苦手意識があったとしても、

仕事の疲れが
プライベートにまで
悪影響をあたえてしまうような
状況だったとしても、

着実にソーシャルワーカーとして
成長を遂げ
朝目覚めてから夜寝るまで
充実感に満たされた毎日を送ることができます。

あなた自信の成長は、
仕事への意欲を引き出し、
職場の同僚・上司や、
クライエントからの絶大な信頼を
集めることにも繋がりますので
最後までチェックしてみてください!

■ソーシャルワークに必要な
「5つの力」

それではまず、
今回ご紹介する5つの力を

順番に解説していきましょう!

① 「気づく力」

まずは、
「気づく力」です。

ソーシャルワーカーには、
目の前のクライエントの変化を
敏感に把握する力が必要です。

また、
初回面接時からアセスメントを重ね、
コミュニケーションの中で、
クライエントの困り事や
今後の希望などについて、

細かな表情や言葉の一つ一つから
情報を読み取る能力などが求められます。

この

「気づく力」を高めることで、
クライエントの変化に
素早く対応できるようになり、

大きな事故や
健康状態の悪化などを予防するなど、

一歩 レベルアップしたソーシャルワーカーに
近づく
ことができるんです!

さらには、
地域や社会に目を向けて、
社会資源となるような
アイデアや制度の変化などに
アンテナを張って「気づく力」があれば

クライエントの人生を
サポートするための選択肢が手に入り、
仕事をする上でとても役立ちますよ!

②「伝える力」

2つ目は「伝える力」です。

ソーシャルワーク活動をする中で、
クライエントに制度の説明をすることは
よくあることです。

しかし、

クライエントによっては、
認知症や障害などの影響で、
言葉を使ってコミュニケーションを取るのが
難しい場合もあります。

そんなときは、

クライエントに合わせて
伝え方を工夫する必要があるんですね!

ソーシャルワーカーに求められるのは、
その場面、その場所、その相手に応じた
「伝え方」を選択して

目の前の相手にわかってもらえるよう
工夫をこらして
コミュニケーションをとることなんです!

③「つなぐ力」

3つ目は「つなぐ力」です。

福祉業界・医療業界のみならず、

現在は「連携」の重要性についての認識が
広まってきた流れで、

ソーシャルワーカーの
「つなぐ力」に
期待が集まっています。

多方面の知識を有する
ソーシャルワーカーは
クライエントをサポートする際、

必要な社会資源・制度・専門職の役割などを把握し
「つなぐ」際の「要」として
役割を果たすことが求められています。

「つなぐ力」を身につけると、

ソーシャルワーカーとして
「〇〇事業所の〇〇さん(あなた)」というように
地域において 圧倒的な存在感を得ることに繋がり、

結果として
周りのサポートも得られやすく
信頼を集めた実践ができるようになりますよ!

④「創り出す力」

4つ目は「創り出す力」です。

ソーシャルワークの歴史や
日本の福祉制度の変遷を見ても、

100年前や戦後の状況と比較して
福祉サービスなどについても
充実してきたのは言うまでもありません。

しかしながら、
制度の狭間で
困りごとが解消できないクライエントや、

福祉サービスでは
まかないきれないニーズが
たくさんあります。

社会資源が十分でなければ
創り出すのもソーシャルワーカーの役割です。

新たな制度を創り出すような
ソーシャルアクションを
実践できるような力だけでなく、

身近な人と人をつなげて
新たなグループや組織を作り出すなど、

ソーシャルワーカーとしての「創り出す力」は
豊かな未来を実現する上で
とても重要な力
となるでしょう!

⑤「積極的に学ぶ力」

5つ目は「積極的に学ぶ力」です。

ここでいう学びとは、
教科書に書いてあることや
制度の知識などを
頭に詰め込むということだけではありません。

現場での経験を
学びに変えて
今後の実践に活かす能力や

日常生活での体験、
人との出会いなど
すべてを学びに変えるソーシャルワーカー
豊かな人間力を手に入れることができるので、

困った時に
助けになる情報が飛び込むなど
ソーシャルワーク実践に
活用できることがあります!

毎日のちょっとした出来事なども含めて、
積極的に学ぶ姿勢で
貪欲に情報を取り入れることが、

相談援助場面でも
フィールドソーシャルワークの現場でも
生きてくるのを実感できるはずです!

■楽しくしっかり身につける勉強法

ここまで
5つの力を紹介してきました。

  1. 気づく力
  2. 伝える力
  3. つなぐ力
  4. 作り出す力
  5. 積極的に学ぶ力

以上の5つです。

これらを
身に付けなければならないと考えれば、

「忙しい毎日の中で
どうやって勉強したらいいのか…」

と頭を抱えてしまうかもしれません…。

そこで
ソーシャルワーカーとして必要な力を
努力と根性で身につけるのではなく、

楽しく…

そして
しっかりと身に付けるために
最も効果的な勉強法があるんです。

 

その方法とは一体どういう勉強法なのか…?

 

それは、

「関心の持てる方法や考え方で
面白そうな実践をしている人を見つけて
学びまくる!」

ということが
とても重要だと私は考えます。

なぜかと言うと

何かの技術や知識、
マインドを習得しようとするときに、

学ぶ内容も重要ですが

「誰から学ぶか」
ということが
とても大きな影響力を持つからなんです!

例えば私の例でいうと、
ソーシャルワーカーとして
現場で辛いことが合って
打ちひしがれた時、

尊敬できる先輩に
伝えてもらった乗り越え方を学び、
優しく包み込んでくれる安心感に、
多くの気付きを得ました。

先輩がかけてくださった言葉は
ありふれた言葉だったかもしれませんが、
その先輩の「在り方」が
私を成長させてくれたと思っています

転職した後の一時期、
介護業界や福祉というものについて

嫌気がさしてしまいそうになったことが
あるんですが、

そんな時
積極的に学びの場を求めて
泊まりがけでセミナーに参加したこともあります。

そこでは教科書に
名前が出てくるような
何十年も前から第一線で活躍されている
大学のセンセイ…

「社会福祉士」という資格そのものを
作り上げてきたような方々の話を
直接伺ったことで、

魂が震えるような感覚とともに
「社会福祉」や
「ソーシャルワーク」の醍醐味
学ぶことができました!

このように
職場に限らず、
話を聞いてみたいと思うような
面白い実践者や研究者がいた時に、

その人の話を聞いて
学んでみるというのが、

しっかりと自分の体に落とし込むことができますし
楽しみながら学ぶことができます。

(口だけで
全く尊敬できない実践者や
資格を持っているけど
やっていることが無茶苦茶だったり、

経験が長いだけで
ひとうひとつの実践が
自己中心的な人から学ぶのは
私は超苦痛でした…(笑))

■面白い人を探して「話してみる」

面白い人から学ぶことの意義を
もう少し詳しく見ていくと

特にソーシャルワーカーや
対人援助職にとって、

感覚を体で味わうということが
めちゃくちゃ大事だということが
私自身の経験から
感じることなんです!

なぜかというと

ソーシャルワークの醍醐味や面白さ、
必要な能力などは
教科書や論文で学ぶだけでは
習得が難しいからなんです。

実際に私は
通信制の大学で
5年間福祉を学び

卒業するタイミングで、
「福祉について
本格的に学ぶのであれば、
対面でしっかり教えを受けたい」

と言う考えのもと、
さらに1年間専門学校で学び、
社会福祉士の資格を取得しました。

大学での学びも
もちろん素晴らしかったのですが
学びへの姿勢を維持するのが
難しかった時期もあります・・・(-_-;)

その分
専門学校で
毎日のようにクラスメイトと学びを重ね
議論した経験は、

私にとって貴重な財産に
なっていますし、

もちろん現場に出てからも、
書籍などで得られる知識だけではなく、
現場のクライエントから教えてもらうことや
ソーシャルワーカー・支援者の言動や考え方を
見て学ぶこと…

そして自分の考えをしっかり伝え
ソーシャルワーク実践者の考えをしっかり聞く中で
議論をしながら
より良い実践について考えていく…。

こういったプロセスが
自然に自分自身を成長させて
ソーシャルワーカーとして必要な力を
伸ばしていったんじゃないかと思うんです。

身近に面白そうな実践者がおられたら
ぜひ連絡をとってみれば、
そこから新たな縁が生み出され
あなたの学びたいという気持ちを
後押ししてくれるでしょう!

■探せば見つかる面白そうな人

面白い実践者が
身の回りにおられたら
連絡を取ることもできるでしょうし、

今や
インターネットを使って
探すこともできます。

それぞれ事情がありますので、
すぐに返事がかえってくるかはわかりませんが、
興味深い実践者は探せばヒットするものです。

私自身は
地域を基盤としたソーシャルワーク活動とともに
オンラインでソーシャルワーカーの学びの場
提供しています。

このようにオンラインで
学びの場を提供することとなった理由は、

ソーシャルワーカーが学ぶ環境が
整備されていないことに
私自身が
「なにかできないか…」と
ずっと考えてきたからなんです。

たとえば私は
社会福祉士の国家試験受験対策の講座を
オンラインで立ち上げて

動画講義などで
いつでも・何回でも学べる環境をつくり、
希望者にはズームやSkypeなどを使って
個別に指導・サポートをしてきました。

もちろん対面で行うのとは違い、
オンラインのメリットやデメリットもある中で

「ここまで丁寧に教えてもらえるのか」

といった声をたくさん
いただきました。

受講生さんひとりひとりの状況を見ていくと、

育児や介護で学ぶ事も働くことも
自由にできないという方や、

日常の業務が忙しすぎて
学ぶ時間や機会を確保できない…。

介護現場で働きながら
社会福祉士を目指そうと
がんばってきたけど、

周りから心ない言葉かけをうけて
目標を見失いそうだ…。

そういう人が
たくさんいることにも気づきました。

そこで現在は
受験生を対象にするだけではなく、

相談力を向上させるための講座
コーチングを活用したコミニケーション術

ソーシャルワーカーにとって重要な
ストレスマネジメントの方法など

様々なコンテンツをご用意して
ソーシャルワーカーにとって学ぶ機会を
作ることが私の役割の1つだと感じています!

ぜひ積極的に
ソーシャルワーカーの学び場も
活用していただければと思います!

ご意見・ご感想等については
以下のフォームにご記入ください!

ぜひ皆さんのご意見を参考に
さらなる学びの機会を
提供していきたいと考えています。

今回お伝えする内容は以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。