ソーシャルワーカーを辞めたい→お金に悩まず10倍豊かになる人生術
社会福祉士・パーソナルコーチとしての実践経験から「効果的な学び方」や「価値の生み出し方・届け方」「起業家として稼ぐ方法」などについてブログ・YouTubeなどで情報発信をしています。
今回はソーシャルワーカーを辞めたい→お金に悩まず10倍豊かになる人生術 というテーマでお届けします。
ソーシャルワーカーとして日々の実践中で「辛い」「苦しい」と感じることはありませんか?
朝起きるのが辛かったり、気づいたらスマホで求人案内を見つめる日々を過ごしておられる方からの相談が毎月一定数寄せられます。
そこで、「ソーシャルワーカーとしてクライエントさんに価値提供すること」「自分や家族の生活を守り続けること」「たった一度きりの人生を充実させ豊かなものにすること」を可能とする方法についてお伝えします。
働き方に悩まれていた方は、意外だけど本質をついた選択肢について知ることができますし、未来を見据えてイキイキと人生を輝かさながら働く方法が見えてくるはずです。
ソーシャルワーカーとして自分らしくあることと、生活を安定的に維持するのに十分なお金を稼ぐことを両立させたい方は、ぜひ最後までチェックしていただければと思います。
Contents
ソーシャルワーカーを辞めたいと感じた時
ソーシャルワーカーを辞めたいという相談をこれまでに受けてきましたが、ほとんどの方が非常に真面目で仕事への高い情熱を持たれているように感じます。
そんなソーシャルワーカーが辞めたいと考えるのは「環境」に原因 があるのではないか?
実際に話を深く伺うとそう感じることがめちゃくちゃ多いです。
そのような場合、私は、「ソーシャルワーカーとして生きる」ということを続けながら「働き方の選択肢を変える」というアドバイスをします。
というのも、
「劣悪な職場環境で耐え抜いてきた…。これ以上頑張り続けると潰れそう…」
「組織と方針が合わずにずっとストレスを抱えてきた。どこかで緊張の糸がプチっと切れてしまいそう…」
このように、ギリギリの状態で踏ん張ってこられた方が多いんですね。
私の元に相談に訪れる方は、専門職として果たすべき役割やその意義・重要性を感じている人が多い印象を受けます。
だからこそ、「情熱が搾取されていく状況」「燃え尽きを加速させる環境」が蔓延しているように思えてしまうんですね…。
そこで、自分の人生を豊かなものにするためでもあり、家族や大切なものを守り続けるためにも、「働き方の選択肢について柔軟に考えながら、ソーシャルワーカーであり続ける」ということが現状を打破する糸口になると考えています。
ソーシャルワーカーを辞めたくなる理由3つと根本策
ソーシャルワーカーを辞めたいという相談でよくある3つの理由は「職場の人間関係」「給料など待遇面」「業務でのバーンアウト」 です。
大抵の場合、これら3つの理由が複雑に絡み合った形で退職を考えられているように思います。
上司・同僚との人間関係による悩みはよく耳にしますし、私自身も雇われていた時に深く悩みました。
仕事仲間に相談できないような状況だと、ケースを抱え込んでしまいバーンアウトすることにもつながりますよね…。
そんな状況で「頑張れば頑張るほど苦しくなっていく」と、涙ぐまれながら想いを吐き出してくださるケースはこれまでに1件や2件ではありません。
そこで、
「ソーシャルワーカーとして生きる」ということと「お金を稼ぐ」ということについて整理し直すことが大事
と考えています。
その一つの方法が
「社会貢献に徹する」ということと「生活の維持・安定や夢の実現のために必要なお金を稼ぐ」ということを分けて考える
ということです。
これが根本的でありめちゃくちゃ効果的な対策だと考えています。
ソーシャルワーカー退職後のお金の話
ソーシャルワーカーとして今の仕事を辞めた後、不安なことの1つとして経済的なことがある思うんですね。
そこでまず、ソーシャルワーカーとして雇われて働いているときのお金についてあらためて整理して確認しましょう。
ソーシャルワーカーとして雇われているケース
あなたがひと月にもらっている給料は法人からもらっていることと思うんですね。
行政で働いておられることもあるかと思いますが、基本的には医療・介護・福祉サービスに従事していると、法人との雇用契約に基づいて給料を得て労働力を提供しています。
そして、所属している法人は契約に基づいてクライエントにサービスを提供します。
そしてクライエントに提供したサービスの対価としてお金が法人に入ります。
介護保険サービスなどはクライエントの負担は1割から3割が基本ですので、残りの7割〜9割は介護保険の給付として受け取ります。
その法人全体に入るお金の一部が、人件費としてあなたに支払われます。
つまり、あなたとクライエントの間では直接的なお金のやり取りは行われません。
続いて医療・福祉サービスが果たすべき役割についてはどうでしょうか?
ソーシャルワーカーが果たす役割
ソーシャルワーカーが医療・福祉サービスなどを提供する場合、その対象者は「疾病」「障害」を抱えておられるなど、提供するサービスに特別な技能や配慮が必要となることも多いです。
そしてクライエントの人生に大きな影響を与える仕事であり、困難な場面に寄り添うことも多いので、その意義はとても大きいと私は考えています。
また一方で、資本主義社会では「お金」があるからこそ「食材を買って料理ができる」「家賃を払って住まいを確保できる」という側面があります。
ソーシャルワーカーで雇われて働いている状況ならば一定の給料を得られますが、お金を稼ぐことができなければ不安が襲ってくることもあるでしょう。
また、福祉業界などを見ると、「稼ぎやすい業界」ではない と考えています。
実際、経営者はまだしも現場で働く人は「報酬が不十分」「労働条件は悪い」という状況で苦しんでいる人が多いです。
さらに私の個人的な見解としては貢献性が高いサービス業として、「クライエントに価値を届けること」と「稼ぐこと」としっかり整理して考えないと事業全体がうまくいかないと考えています。
そのような中で、法人の方針と専門職として自分の考え方に大きな隔たりがある場合、そのジレンマで大きな苦しみを抱えることのは最前線のソーシャルワーカーです。
つまり想いを持つソーシャルワーカーが「思うような実践ができない」「板挟み状態」「十分な報酬が得られない」という状態になりやすいんですね。
これが相談の中で本当によくあるケースです。
そこで代替策として私が提案するのが
「ソーシャルワーカーとしてクライエントに価値提供すること」と「お金を稼ぐために働くこと」を分けて考える
ということです。
ソーシャルワーカーの専門性を活用する
ソーシャルワーカーの専門性は、価値提供をする上で大事なものがたくさん詰まっている と考えています。
私は福祉業界で働いていましたが、「福祉の常識は社会の非常識」ということがよくあります。
おそらくどの業界にも「独特の考え方」があるとは思うのですが、良い意味でも悪い意味でも「福祉業界では当然とされる考え方」や「ソーシャルワーカーにとっては当たり前なこと」が、別業界に行けば当たり前ではないことがあるんですね。(例えば、信頼構築の方法や相談援助の基本的なことは他業界では驚かれることがあります。)
そこで「ソーシャルワーカーにとっては当たり前なこと」を他の業界で活用することで「希少価値が高く重要な役割を果たす」ということができるんです。
それが「お金を稼ぐために働く」意味で重要な意味を持ちます。
私は「ソーシャルワーカー」として貢献性を最重要視した業務をしている一方で、「お金を稼ぐ」という意味でビジネスにも取り組んでいます。
どちらも、「やりたいこと」で「目的がはっきりしている」ことに加えて「ジレンマを感じることがない」ので、雇われていた時と比べてイキイキ仕事ができます。
イキイキ仕事をすることができるからこそ、目の前のクライエントさんのために大きな価値提供ができるということですね。
これが私がオススメする「ソーシャルワーカーとして生きること」と「お金の不安を感じない人生術」 です。
ソーシャルワーカーを辞めたい:まとめ
ここまで「ソーシャルワーカーを辞めたい」と感じている人が「ソーシャルワークを思うように実践する」ことと「ソーシャルワーカーの専門性を活かしてお金を稼ぐ」ということの両立についてお伝えしました。
具体的な実践方法など、詳しいことはまた別の機会にお伝えできればと思っています。
これまで私はソーシャルワーク実践経験を通して得た「価値提供に徹する姿勢」と「相談援助の知識・技術」と「ソーシャルワーカーとしての視点」などを人生のあらゆる場面で活用してきました。
このように身につけた技術や考え方は簡単に失われるものではありません。
これから医療・福祉業界を取り巻く環境は厳しくなる中で、どのような学びを重ねていくかはソーシャルワーカーとして、そして資本主義社会を生きる意味でも大事だと考えています。
「ソーシャルワーカーを辞めたい」と、今まさに感じている状況であれば、まずはご自身の身体と心を大事にしていただきたい と思っています。
そして、少し先を見据えて「今何が必要か」ということを考えて、必要な学びと実践を重ねていくことが大事だと考えています。
会員限定で学びの機会をご用意していますので、ま他機会があればご案内します。
今回お伝えするのはここまでになります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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