社会福祉士・起業家の失敗しても折れない自分軸&行動力維持の秘密

ソーシャルワーカー・コーチ・ひとり起業家サポーターの森山です。

今回は、失敗したときに行動しつづけて目の前の問題を乗り越えるシンプルな方法をお伝えします。

私たちはいつもガンガンアクションをかけて成功を掴み取れるのであればいいんですが、「やる気が出ない」「しんどい」「辛い」と思うことってないですか?

あります…。めちゃくちゃあります…。

そうですよね…。

そこで、特に失敗をしてしまった時の対処法として自分らしさを保ちながら気持ちを切り替えてガンガンアクションをかけられる方法について今回はお届けします。

私は社会福祉士・ソーシャルワーカーとしてこれまで実践経験を積み重ねてきましたし、また一方で起業家としてのビジネス活動をしている中でもうまくいくことやそうでないことがありました。

平たく言えば、数々の失敗をしてきたということなんです。

ときには辛くて苦しくて立ち上がることができるのだろうかと思い悩んだこともありましたが、そんな経験から「失敗しても行動できる人と、行動できなくなってしまう人の違い」に気づき始めました。

どれだけ頑張っても結果が出なくて自分を否定したくなる。

そんな状況でも自分らしさを大事にして行動し続けるためのヒントとコツをシェアしますので、最後までチェックしていただければと思います。

起業家の自分軸→失敗後の行動力を決めるのは「切り取り方」

それでは最初に「どんな時も自分軸を維持する方法」「失敗しても行動できる秘密」をお伝えします。

それは「切り取り方」に工夫を加えること。

これがめちゃくちゃ重要です。

切り取り方…?

そうなんです。

失敗しても行動を続ける人は「失敗した時点」でピリオドを打たない。

その場、その時点だけを切り取って「失敗」と判断しないんです。

「まだ終わっていない」「次成功させる」と思っているからこそ行動し続ける。

でも、失敗して行動できない人は「終わった」「もうだめだ」と思ってしまうんですね。

…たしかに。

これは私が福祉現場で実践しているときにも感じました。

辛い状況に陥って行動できなくなったときにまさに「先のことを考えられない」「周りが見えていない」という状況に陥ることがあったんですね。

ただ起業してから「辛い」「苦しい」と言っても誰も助けてくれない状況になりました。

そこで、「辛くても結果が出なくても行動し続ける人ってどんな感じなんだろうな」と考え、「なるほど、切り取り方が違うんだ!」と気づいたんです。

「切り取り上手」な社会福祉士・ひとり起業家

「もうダメだ」とその時点でピリオドを打って行動を止めるか?

それとも、「失敗したので立て直さないと!」「よし、次は成功するぞ!」と思えるか?

これは下手に「今だけ」を切り取ってしまうか?

それとも「切り取り上手」になれるか?

ここがポイントなんですね。

失敗しても、「人生が続いていく」ということを考えると「この状況がずっと続くわけではない」「今は辛くても立て直せる」と考えて行動することはやっぱり大事だと思うんですね。

例えば、野球の試合に出場していて、自分が守備の時にボールを弾いてしまったとしますよね。

そこで、ボールが点々と転がっているのに、「ダメだ」「もう終わった」と言ってうずくまっているとどうでしょう?

それよりまず先に「ボールを拾いに行く」ということが大事ですよね。

これは「切り取り方」がポイントになります。

気持ちを「今」「この時点」ではなく「次のこと」「先のこと」「もっともっと先のこと」に持っていくこと。

その上で「今の自分に求められる役割」をしっかり見つめ直して行動すること

これが大事なんです。

社会福祉士が考える「切り取り上手」になるポイント

ここまでの内容を読み進めていただいて、どのように感じられたでしょうか?

言っていることは確かにその通りだけど、実際落ち込む時は落ち込むよな…

私も実はそう思います(笑)

誰だって失敗したら心が折れそうになりますし、辛い、苦しいと感じる時は行動を一時的に止めてもいいのではないでしょうか?

だって私たちはロボットではないので、心が締め付けられそうになることもありますし、涙が溢れてきて前を向けない時もあります。

そこで「前を向け!」「行動しろ!」というのが酷ですよね。

ただ、大事だと思うのは「失敗をしたこと」と「自己否定をすること・自己嫌悪に陥ること・自己肯定感を下げること」とを切り分けることが大事ということです。

というのも、「失敗したこと」と「あなたに価値があるかどうか」は全く別なのに、「試験に落ちたから自分はダメだ」「仕事で失敗したから自分はできない人間だ」という言葉を耳にすることも多いです。

それは「物事の切り取り方」に工夫を加えるといかがでしょうか?

「失敗は失敗」でも、「自分は自分」と考えることで、失敗の原因にも向き合って冷静に対処し、行動して問題を解決に導くことができる。

つまり自分を成長させることができるんです。

なるほどなぁ…

これは社会福祉士・ソーシャルワーカーとして大事にしている「人間の変化の可能性を信じる」というスタンスそのものだと思っています。

「こんな状態がずっと続く」「自分は一生できない人間だ」と、一時的に思ってしまうことは私にもありました。

ただ、当時の私にそっと寄り添って「大丈夫」「ちょっと休もう」「お前なら絶対にできる」と確信してくれた人がいました。

私はその経験を経て社会福祉士・ソーシャルワーカーとしてクライエントに向き合ってきました。

失敗することもある。行動できなくなることもある。

でもそれはあなたが人間だからであり、心があるから。

大丈夫。あなたはあなたでOK!

このように「問題」と「存在そのもの」を切り分けること。

私が考える「切り取り方」として大事に考えていることですね。

社会福祉士・起業家の意見→「劣悪な環境」からは抜け出すこと

ここまでの内容を押さえていただくと「今この時点で切り取ってダメだと思ってしまうこと」も「失敗する自分はダメだ」と思うこともないとご理解いただけたはずです。

また、動けない時にちょっと休んでもOK!

また自分の内側からエネルギーが湧いてきたら、それを活かして前を向いて行動すればいい!

そして何より、あなた自身のことを大切に!

あなたはこの世で他の誰とも違う魅力があり、可能性を秘めている。

このことは自分自身に勇気を持たせて奮い立たせる上で大事な考え方だと思っています。

その上でお伝えしたいのは「劣悪な環境」からは距離を取ることです。

環境…ですか?

はい。

というのも、失敗して行動できなくなってしまう最も大きな要因は「失敗を許容される環境がないこと」だと私は考えているからです。

例えば子どもの頃から

「あんた、何やってんの!また失敗したの…。ハァ。もういい加減にして!」

「お前まだそんなこともできていないのか!早くやれ!もたもたすんな!」

という言葉をかけ続けられたらいかがでしょうか?

………

このように「命令」「禁止」が横行して自由な発想が制限される。

自分の本音を見失うくらい我慢を続けてしまい、嫌なことがあっても声を上げることもできない…。

自分が尊重されない状況では失敗した時に心がポキっと折れてしまうことってなるんじゃないかと思うんですね。

大人になってからも、ハラスメントまがいの言動が横行する職場や、悪口・陰口が当たり前なコミュニティが身近にあれば、抜け出せないか・距離を取れないかと考えることは大事かもしれません。

失敗してもOK!安心して挑戦できる環境

私たちは「失敗したらもう立ち直れない」「期待に応えられないと終わり」という環境で力を発揮するとか、成長を加速させることはできません。

「失敗してもいいから、何度でもチャレンジすればいい!」

「安心して夢中でやってこい!お前なら大丈夫だ!」

そういう「失敗できる環境」で行動を積み重ねるからこそ、「自分らしさを発揮できる」「成長できる」というわけです。

結果的に失敗を繰り返さずにより良い関係性も築き上げられていくんですね。

このように大事なのは失敗したら「次」を見据えられる環境を整えることです。

自分の周りにそのような環境があるか等価をチェックすること。

また、身の回りに「失敗してしまって前を向けない人」がいた時に、その人を勇気づけるのももちろんですが、環境面の調整をするのも大事だと私は考えています。

注意!罠にハマっていないかチェック

ここまで失敗した後の行動に焦点を当てて「切り取り方」について情報提供していきました。

失敗しても行動できる人は切り取り方が上手い…。

時間軸で考えても、問題と存在で考えても、うまく切り分けて考えることで次の行動に向けて自分の気持ちを高めることができそうですね!

ネガティブ思考のスパイラルに陥りそうな時は、自分の存在を全承認していただいて、ゆっくり休む。

気持ちを楽にする。

そして、長期的な目で見て考え、幅広い視野で状況を判断できるようになれば、自然に行動できるようにもなります。

ただ、注意が必要なのは環境です。

私たちは「環境」に影響を受けるので、誰かに「命令」「禁止」や「否定」「条件付きの承認」などをされ続け、存在を無視されたり声に耳を傾けてもらえないと辛くなります。

ポイントは自分らしさを活かせる環境を整えることですね。

そして、もう一つお伝えしたい注意点があるので、最後にチェックしていただきたいと思うんですね。

そもそも、このチェックポイントを外してしまうと、ここまでお伝えしてきたことの全てが意味のないことになってしまいます。

ではそのチェックポイントは何か?

それは「本当にやりたいことをやっていますか?」

これを確かめていただきたいんです。

やりたいこと…?

というのも、心の底からやりたいことでなければ、失敗した時に「違うことをやりたいなぁ」とか「別に失敗してもいいかも」と思ってしまうからです。

例えば、「資格試験に合格したい」「起業したい」という人からの相談を受けて一緒に行動していても「今年は諦めます。」とか、問題にぶつかった時に「他の方法はないですか?」とそもそも論から覆すような話が出てくることがあります。

「本当にやりたいことをやる」ってめちゃくちゃ大事です。

「別に他でもいいこと」であれば、行動をやめてもいいでしょうし、他の選択を選び取るのもOKですよね?

でも、多くの人が「本当にやりたいこと」がわからないまま行動をしてしまっています。

本当にやりたいことかぁ…

はい。

なかなか見つからないこともあるかもしれませんが、それこそ焦らずじっくり時間をかけて自分に尋ねてあげることが大事です。

また、仮の「こうありたい」と思って行動をする中で、「更新していく」ということも大事です。

そういう文脈で言うと、「本気でやりたい」と思って頑張ってきたけど、「また来年でいいや」「もういいや」と思うのであれば、「他に本気でやりたいことが自分の中にあるのかもしれない」と考えていただくのがいいかもしれません。

自分にとって本気で大切にしたいもので、他の誰かにその大切さが理解されないけど大事なもの。

どんな状況に立っても、守り続けたいと思えるもの。

代わりの利かないあなたにとって本当に重要なもの。

そのひとつは「あなた自身」です。

まずは自分を抱きしめるように大事にしていただくことと、その上であなたが何を抱きしめるように大切にしたいのかを紐解いていくこと。

それを考えて行動していくことが重要だと私は福祉実践で学び取りました。

今では仕事もプライベートも、そのような思いを大事にして行動しています。

今回の内容はここまでとなりますが、他にも音声コンテンツや動画コンテンツ、会員サイトなどでも情報提供しています。

そこで、音声講義のまとめ(https://socialwork-coaching.com/speek-lecture/)もご用意していますし、ブログ記事(https://socialwork-coaching.com/category/start-business/)でもひとり起業を成功に導く情報をたくさんお届けしています。

また、メルマガなどで情報提供もしていますし、基礎から流れに沿って学びながらビジネスを成功に導くこともできます。

また、ひとり起業で収益化する方法についてはアメブロでも情報発信をしています。もしよろしければご覧ください。→https://ameblo.jp/social-worker-lecture

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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