社会福祉士国家試験「不合格勉強法」と120%受かる5段階学習法
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今回は「不合格になる人の勉強の特徴」を知り、うまく落とし穴を回避しながら勉強を進めて120%合格を勝ち取れるような実力を身につける5段階の集習法 についてお伝えします。
今回の内容を押さえることで、たとえ模擬試験の成績が良くなくても、これまで思うように勉強が進んでいなくても、「合格する自分」「試験当日の朝は合格の自信を持って迎えられる状態」を作り出すことができます。
受験生は「忙しい」「苦手科目もいっぱい」「試験範囲も広く勉強が間に合わない」などいろんな悩みや問題を抱えている方が多いです。
今回の内容は「もうダメかも…」という言葉が脳裏をよぎる状態から、「逆転合格」を手繰り寄せることもできるようになります。
国試まで追い込みをかけたいという方はもちろん、最短&堅実に合格をしたいという方はぜひ最後までチェックしていただければと思います。
Contents
社会福祉士国試「不合勉強法」→「覚えられない…」
社会福祉士国家試験合格を目指して勉強している方とたくさんお話しして気づくのは「このままの勉強方法を続けていても不合格になるだろうな…」という方には共通点があるということです。
その共通点というのは、「覚えられない」という言葉が口癖 だということです。
参考書の内容を覚えられない…。
過去問を使った学習で単語・キーワード・人名・歴史に関する内容を覚えられない…。
このように悩むのは仕方がないことかと思うんですが、大事なのは「じゃあどうするか?」という発想に切り替えられるかなんですね!
「覚えられない」が口癖になると、今から1時間の勉強をするにも、「どうせ覚えられないだろうなぁ…」と思いながら取り組んで結果的に本当に覚えられなくなります。
非効率的な勉強を続けた結果、「不合格」がどんどん迫ってきて「どうしたらいい?」と焦ってしまうんですね。
そこで大事なのは「覚えられない」という口癖から「合格するためにはなにをすればいい?」という思考に切り替えることです。
社会福祉士国家試験に合格するためには「問題を解けるようになること」が大事で、じつは「覚えること」と同じように見えて実は全く違うことを理解する必要があります。
社会福祉士国試の問題を解く力
私のこれまでの経験でも、「覚えること」が合格の条件だと考えている方がほとんどのように思えます。
ただ私は、大事なのは「問題が解く力」を身につけることだと考えています。
では問題を解く力の本質とは何か?
それは「問われている内容の理解」です。
そのことを体感していただくために、私は次のような5ステップで情報提供します。
1. 過去問題集に取り組み、問題を解いてみて実力をチェックする。
2. 特に理解不足だった問題について「何が問われていたのか?」「どんな知識が必要なのか」を明らかにして学ぶ。
3. 学んだ内容について理解して確実に解けるようになっているかを確認する。
4. 理解不足な内容は復習を行い再度問題を解きつつ理解度をチェックする。
5. 全体を見渡し振り返る。
この5ステップを実際にやってもらうと、初めてみる問題でも解けるようになっていることが多いですね。
そして、受講生の方に「覚えているから解けたのですか?」と尋ねると、首を横に振ります。
「問題で問われている内容を理解していたので、選択肢を読んでいて「これは違うな」「これはマルっぽいな」というのが判断できました。」
と言われます。
実はこの感覚を得られるかどうかがポイントなんですね!
社会福祉士国家試験120%受かる5段階学習
社会福祉士の国家試験で「覚えよう」として必死になると、「内容の理解」ができなくて初めて見る問題は手も足も出ません。
また、覚えた内容はすぐに忘れてしまいますし、実践で活用するなんて到底無理です。
そこで重要なのは「問題を解く力」「問われている内容の理解」をするために全力で勉強すること!
そこでここから私がオススメする「基本的な勉強」を少し詳しくお伝えします。
実際はそれぞれの事情に応じてアレンジを加えてみてください!
社会福祉士合格5段階学習1:敵を知る
まずは敵を知るということで「国家試験」の出題実績を確認します。
過去問3年分の内容を把握しようとすると、450問ありますよね?
それぞれ5つの選択肢があるので、確認すべき内容は2250の選択肢です。
まずはざっと目を通してみましょう。
気が遠くなりそうになるかもしれませんが、大事なステップです。
そして現時点での実力を確認します。
過去問1年分、150問を解いてみると例えば「60点」くらいだったとします。
そこで、実力を「70点くらいに持っていくために何をすればいいか?」を考えて次の段階に進みます
社会福祉士合格5段階学習2:何が問われている?
理解不足だった問題を確認して「何が問われているか?」を把握します。
これは問題文を見ると「〇〇に関する次の記述のうち…」と書いてあるので「〇〇」の内容をどこまで理解してるかチェックするということです。
中でも、「繰り返し問われている項目」や「何度も目にする単語(人名・キーワード・歴史に関する内容など)」「制度に関する基本的な事項」などから理解を進めていくのがオススメです。
社会福祉士合格5段階学習3:テーマごとに解く
学んだ内容が「問題を解ける力」に変わっているか確認するため、問題を解いて実力を確かめてみます。
過去問の中で同じようなテーマで問題が出されたことがあるのであれば、その問題を解いてみるといいですね。
ポイントは「目の前の1時間」で「1つの項目」に狙いを定めて学習するということです。
例えば「ICF」について1時間勉強するとか「量的調査」について勉強するという感じです。
この時に大切なのは「合格するために勉強しているんだ」ということを常に意識して「決められた時間に決められたテーマに絞って学ぶ」ということを徹底することです。
このことを見失うと「国試対策としては重要度が低いけど気になること」をどんどん学びたくなったり、時間配分が狂って「苦手科目対策が間に合わない」「全体のバランスが悪く0点科目をとって不合格」などのリスクがあるからです。
社会福祉士合格5段階学習4:解く力を固める
この段階で既に合格水準を超える実力を身につける人も多いですが、安全圏を目指すために「狙いをさらに絞って学ぶ」というフェーズに入ります。
さきほどテーマを絞る時に「量的調査」について勉強するという例を出しましたが、「量的調査が少し苦手」だったとしますよね?
そのときに「何が苦手か?」ということを分析していきます。
仮に「質問紙の作成法や留意点、配布方法などは理解しているけど、尺度水準のあたりがまだ微妙だ…」ということがわかったとします。
そこで重点的に尺度水準に関して学び、問題を解いて実力を確かなものへと変えていきます。
ここまでくると、「インプット」と「アウトプット」が並行して行えている状態ですので、学習効率は学習スタート直後の数十倍に引き上がっているはずですよ!
社会福祉士合格5段階学習5:全体を振り返る
フェーズ4までが順調に進んだら、試験科目全体を振り返ります。
この段階は「安心材料を作る」「120%合格する状態を整える」という感じです。
全ての科目と項目に目を通し、苦手なことや理解不足なことはあるとは言え合格の手応えを掴みつつ、知識を固めていくための最後のフェーズです。
初見の問題でも選択肢一つ一つを理解しながらどんどん解いていける状態で、さらに「ここは怪しい」と感じる問題を確認していけば、高得点で合格を勝ち取れるはずです。
社会福祉士国試に120%受かるということ!
ここまでご確認いただけたように「覚えること」よりも「問題を解けるようになること」が大事で す。
そして「段階分けして学ぶこと」がとても重要で、最初は全然分からなくて当然。
そして3割程度の理解、5割程度の理解と問題を解く力を伸ばしていって、試験本番の朝を自信をもって迎えられる準備を整えることが重要だということですね。
とは言え、どれだけ準備を進めても120%合格する自信を持つのはやはり難しいものですね。
だからこそ大事なのは100%の準備ではなくて120%の準備をするということです。
当日や試験直前に何らかのトラブルが発生しても、「大丈夫!」という状態を整えることです。
まずはこの意識を持つこと。
そして意識を高く持ち続けて具体的な行動に落とし込むことです。
今回お伝えした5段階学習法は最初から「完璧」を目指していません。
何度も繰り返し学んで確かな実力をつけることを目的にしています。
そのためには「意識」です。
高い意識を持って行動し続ければ、必ず実力はついてきます。
そして受験勉強を突破する上では「効率が大事」ということも押さえておいてくださいね。
1時間勉強で確実に1点分の知識を身につけられると、10時間の勉強で10点伸びる可能性があります。
でも、効率が悪い勉強法に取り組まれている方は、10時間学んでも2点くらいの知識も身についていないかもしれません。
その辺りは「勉強法」「集中力」なども関わってきます。
ただ今回お伝えした方法で言うと4段階目あたりまでくると学びのコツが掴めてきます。
すると、1段階目に比べて学びの効率は高まっているので勉強することへの負担は減り、得点は伸びる状態を作り出すことができます。
ぜひ、今回お伝えした内容にトライしていただき、試験本番まで走り抜ける意識を持ち続けていただければと思います。
もちろん、健康管理を意識してご自身を大切にされることは怠りなく!
気持ちの余裕も大事ですよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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