社会福祉士国試合格5つのヒント!サッカーW杯からの気づきと学び
今回の記事は社会福祉士国家試験合格を目指す方に向けた情報です。
内容はYoutubeでも公開しています。
ワールドカップ日本代表戦に学ぶ社会福祉士国試合格の秘訣というテーマでお届けしていきます。
社会福祉士国家試験合格を目指す受験生を勇気づけるための情報として「サッカーW杯」の「日本代表の活躍」を切り口にお伝えしますね!
国試合格を目指すという方は、「勉強効率を上げる」「苦戦している状況でも確実に結果を出す」「気持ちを奮い立たせて不利な状況からでも逆転する」という意味で、今回の内容を試験本番での最大の力の発揮と、事前準備としての行動力に変えていただければと思います。
Contents
社会福祉士国家試験合格とサッカー日本代表の勝利
社会福祉士国試合格を目指す上で、「厳しい局面」に追い込まれることってあるかと思うんです。
そんな時にどのように力を発揮するかが試されます。
そこで、カタールで開催されているサッカーW杯で日本代表が「W杯過去優勝4回」を誇るドイツに逆転勝利をした試合を見て「この選手たちの姿勢やあり方から合格する秘訣をいくつも学べる」と感じました。
ざっとその内容を5つほどあげていくと…
- 準備をしっかりすること
- 自分の役割を意識して全うすること
- 気持ちをコントロールすること
- 勉強方法の柔軟な変更も考えること
- 合格への意志を持ち続けること
このようなポイントにまとめられるかと思います。
実際、日本代表のチームのメンバーも言っていたのですが「個人の実力」や「これまでの実績」で比較すると、ドイツに勝てるわけがないとされている状況でした。
では、なぜ勝てたのか?
私はそのポイントが、社会福祉士合格にもつながってくる5つのポイントに整理できると考えています。
ではその辺りを詳しく見ていきますね!
社会福祉士国試合格を勝ち取る!ドイツ戦を分析
まずカタールで開催されたW杯日本にとっての初戦のドイツ戦で個人的に印象的だったことが2つあります。
1つは、「選手一人ひとりが高いレベルで自分の役割を各々が自覚していたこと」
そしてもう1つは「勝利への意識を持ち続けたこと」です。
社会福祉士が学びたい「役割の自覚」
うまくいかない状況や苦しい状況でも、勝利だけを見据えて行動し続け、意識を高く持ってプレーしているように見えました。
その結果勝利を手にすることができたのではないかとサッカー素人ながら(笑)感じます。
実は前半の戦い方をみると、非常に苦しい展開でした。
さらにペナルティーキックで失点してしまったことで選手も精神的なダメージがあったのではないかと思います。
日本の攻撃を見ても世界で活躍する優れた前線の選手たちが積極的に攻める場面は少なく、機能していない状態でした。
格上の相手に自分達のいいところが出せなくて、さらに先に点を決められるという展開で、心が折れそうになる厳しい試合運びでした。
ただ、私が感じたのは、前半戦からチームとしての戦略・戦術レベルでピッチの11名のメンバーの意識が高いレベルで統一されていたように感じました。
自分達の戦術を意識して、そこで自分が果たす役割を自覚し実践すること!
格上の相手だからこそ、自分達の勝機はどこにあるのかということを見定めて、チーム全体としての動きを確認して、自分が何をすべきかを徹底的に意識して戦っていたように思うんですね。
また後半に入って一気にシステムを変更しました。
前半の内容を修正して、フォーメーションを変えたことに加えて、選手交代で積極的に攻撃型の選手を投入した。
これが2つ目のポイントだったと考えています。
社会福祉士が学びたい「勝利への意識」
「うまくいかない」という状況や「苦しい」という状況の時に、諦めたり、焦ったりすることはよくあります。
でも、気持ちの部分から勝利を意識し続け、冷静さを保ちながら自分達の行動を戦術レベルで大きく変更して自分達の意識を一つにまとめ上げました。
「攻撃型の選手を投入したこと」も含めて「勝つんだ!」「逆転するぞ!」という意識が全体に伝わったように感じましたし、ピッチの上の11人が90分間本当によく走っていました。
結果的に、途中交代の選手が2点を決めて勝つという展開で、「試合前の予想」や「前半までの内容」を覆してしまった。
このような試合展開や試合内容から、先ほどお伝えした5つのポイントを社会福祉士としても受験生の在り方としても学び取れると感じたんですね。
社会福祉士国試合格の学び1:準備をしっかりすること
1つの学びは「試合に向けてしっかりと準備をすること」 です。
試合前の選手の表情を見ると、クールな表情に見えながら、勝利への強い意志を感じました。
格上を相手に、不安な表情を浮かべる選手はいませんでした。
その背景にはしっかりと準備を重ねてきたんだろうなということを感じさせてくれました。
国家試験も「しっかりと準備をして臨む」ということが大事です。
仮に、試験までに知識が十分に身につけられていない状態だと、当然本番で100%の力を発揮しても合格は難しいですよね?
日本対ドイツの試合後のインタビューで遠藤選手が、「この日のことを考えて練習してきた」と言っていました。
ゴールを決めた浅野選手が「4年前の悔しい思いをずっと今日まで抱き続けてきた」という発言がありました。
(浅野選手は4年前のW杯直前で代表選手に選ばれないという状況で悔しい思いをしました。)
社会福祉士国試受験生としては、試験の日から逆算して、今何をすべきか考えてしっかり準備をすることが大事ですね。
勝負はもう始まっているということです!
社会福祉士国試合格の学び2:自分の役割を意識
2つ目にお伝えしたいのは「格上の相手だからこそ「チーム」で戦う」ということと自分の役割をしっかり意識することの重要性 です。
社会福祉士の実践・ソーシャルワーク実践もチームプレイという側面があります。
クライエントのQOLを高めるために自分が何ができるのか?
どういった連携や協働を図るのか?
使える社会資源は何か?
そのようなチームで動くための知識や実力を身につける必要があります。
そしてそのチームの中で社会福祉士として自分が果たす役割をしっかり認識して、自分の力を高めるための行動をとり続けるからこそ、クライエントの生活課題に向き合い、それがQOLを高めることに繋がるんですね。
社会福祉士としての実践で「制度の基本を知らない」「相談援助面接のスキルがない」「社会福祉士としての倫理観が欠如している」という状態では連携や協働をしてクライエントの支援にあたることはできません。
サッカーで言うとパスができないですし、パスしてもらえません。
なので、やはり知識を身につけることの重要性や学び続けると言うことを常に取り組む意識を持つことが大事だと考えています。
ただ実際は「国試対策のための勉強」についてモチベーションが上がらず悩む人も多いんですね。
でも、そこで悩んでしまうと実際に現場で果たせる役割がなくなってしまいます。
サッカーが一人でできないのと同じで、社会福祉士も一人ではできることが限られていることに加えて、基本的なスキルがないとクライエントが抱える生活課題を把握することすらできません。
意識を高く持ち、基本的な知識の習得と連携を図り行動できるような社会福祉士を目指す意味で、受験勉強をしている段階で何を学ぶべきかということについては考えてみていただければと思います。
社会福祉士国試合格の学び3:冷静さを保つ
3つ目は、「厳しい状況のときに冷静さを保つ」 ということです。
受験勉強にしても、クライエントを目の前にした実践にしても、苦しい状況に追い込まれることがあります。
そのときに、焦りや不安を感じて行動に迷いが出たり動けなくなってしまうこともあると思うんですね。
その時に、大事なのは落ち着くことです。
少し休むなどして気持ちを切り替え、冷静さを取り戻すことがめちゃくちゃ大事です。
落ち着いて自分にできることを考えれる状態を取り戻せなければ、焦ったまま行動し続けることになります。
すると、失敗やミスが連発するんですね。
これが4つ目の学びにもつながってくるんですが、冷静さを失うと状況が把握できず、どんどん状況が悪化して追い込まれてしまうんです。
社会福祉士国試合格の学び4:戦術を変更する
冷静さを取り戻すことができたら、「うまくいかない状況を客観的に分析して、自分達の戦術をダイナミックに変えること」 が重要です。
これはこれまでたくさんの受験生の勉強方法を見せてもらってきました。
社会福祉士国試合格のための勉強法と言っても、千差万別です。
過去問の使い方からノートの取り方まで、人それぞれ自分のやり方があります。
そこで、「自分のやり方にとらわれない」という人は強いですね!
「これではうまくいかないな」と思った時に「切り替えられる人」は知識をぐんぐん身につけていきます。
それは「これまでの勉強方法に課題がある」ということに気づき、新たな勉強方法を取り入れているということですが、意外なほどこれができない人が多いです。
「これじゃまずいんじゃないか」と思っても、方法を変えるのが怖くて同じ行動を繰り返していると、苦しい状況を打破することができなくなります。
社会福祉士国試合格の学び5:合格への意思
最後に5つ目として、「勝利・合格への意志を持ち続けること」 はなにより大事だと考えます。
戦術レベル、勉強方法はいろいろ工夫をして場合によって柔軟に変更することが大事です。
でも「勝つんだ!」「合格するんだ!」ということを曲げてしまうとガタガタっと一気に崩れてしまいます。
もし、不安が頭をよぎったら、少し体を休めたり気分転換をして気持ちを切り替えて、また前を向ける状況を整えることです。
「目の前のこと」だけを見据えるのではなく、「2月までの時間軸」を意識して今やるべきことを考えていくといいですね!
ここは社会福祉士の国家試験で合格を勝ち取るまで気持ちを保ち続けることがものすごく重要です。
そのために、「環境面」を整えるという意味で「一緒に戦う仲間」がいたサッカーチームは心強かっただろうし、身の回りに応援してくれるサポーターがいるかどうかは勉強をする上でも非常に重要ですね。
社会福祉士国試合格の学びのまとめとアドバイス
ここまで、
- 準備をしっかりすること
- 自分の役割を意識して全うすること
- 気持ちをコントロールすること
- 勉強方法の柔軟な変更も考えること
- 合格への意志を持ち続けること
これら5つのポイントについてお伝えしてきました。
国家試験は2月に行われますが、国試当日だけが勝負なのではありません。
もう既に勝負は始まっていると考えて、行動することが大事です。
私はスポーツや音楽や映画鑑賞などが好きなので、今回のようにサッカーの試合の中からも、自分の仕事を果たしていく上での勇気を得ることができます。
このように、合格への強い意志を持つと、日頃の生活の中やふとしたコミュニケーションの一部から「気持ちを奮い立たせるヒント」や「合格に役立つ気づき」が得られるようになります。
ぜひ高い意識と強い気持ちを持って勉強に取り組んでみてください。
そして、合格されたら同じ資格を持つ者同士社会福祉士、ソーシャルワーカーとして実践をしていく仲間です。
これは学びを進める段階でも「自分はソーシャルワーカーだ」と言う意識を既に持ちつつ行動することも大事だと考えています。
サッカーで言うと「俺が決めてやる」「俺しかいない」という意識を持つということです。
何もそれは「独りよがりなプレーをする」とか「自信過剰になる」という意味ではなくて、「自分がこのチームを勝利に導く」という覚悟と決意を固め、そのために自分の役割をしっかり意識して行動するということです。
私も実際資格をとって現場に出てケースに当たると、自分の無力さや知識不足を痛感させられることがたくさんありました。
その時に、「実践力を向上しよう」と思って学び続けられるかどうかは非常に重要 です。
そう言った意味で「受験生の時に勉強をしたこと」がどのような意味をもつのかということを今のうちに意識できている人は勉強のモチベーションを高いレベルでキープできます。
最後に、わたしは「あなたなら絶対に合格できる」と信じています。
あなたが合格したその先に、あなたの実践によって気持ちが癒されるクライエントさんがたくさん待っているんですね。
そのために今できることは何かを考えながら、前に進んでいきましょう。
理想を高く持つこと。
そのために、現状の当たり前を見直してみること。
自分の気持ちの部分から奮い立たせて、具体的な目の前の行動に集中して取り組んでみてください。
応援しています!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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