エフェクチュエーション型独学術:未来を切り拓く学び方をコーチが解説
こんにちは!森山です。
今回は「独学術・学び方」についてみていきます!
現代社会は急激な変化と複雑な課題に満ちています。
AIなどが台頭していく世の中で、昭和の時代と同じような学び方、暗記・テスト勉強などを継続していると、「ヤバい」ということにはもうすでにお気づきのはずです。
うーん、でもどうしたらいいっていうんですか?
その答えを、今回はご紹介していきますね!
特に、ソーシャルワーカー、コーチ、まちづくり実践家、起業家といった社会に変革をもたらす立場にある人々にとって、既存の学び方(知識やスキルを得るだけ)では対応しきれない場面が多々あります。
そんな環境の中で、自ら学び、成長し、状況をより良い方向へ導くためには、「エフェクチュエーション型独学術」が重要になります。
Contents
エフェクチュエーション型独学術とは?
「エフェクチュエーション(Effectuation)」とは、サラス・サラスバシー教授によって提唱された熟達起業家の思考プロセスの一つです。
手持ちのリソースを活かしながら未来を創造していくアプローチです。
この考え方を「学び方・独学術」に応用することで、限られた環境でも自ら成長し、創造的な成果を生み出すことが可能になります。
エフェクチュエーションとコーゼーション
エフェクチュエーションと対をなす概念として「コーゼーション(Causation)」があります。(これらの言葉を正確に理解していただく必要はありませんが、内容はざっくりでいいので把握しておいてください)
コーゼーションは目標を明確に定め、それに向かって計画を立てて必要なリソースを確保しながら進めていく考え方です。
従来の学習方法では暗礁に乗り上げることも…
私は受験対策講師をはじめとして、「教える仕事」や「目標達成の伴走をする仕事」をしてきましたが、従来の学習法は「コーゼーション」に基づいていることが多かったように思います。
この考え方では結果的に暗礁に乗り上げてしまうことが多いような気がしています。
しかし、変化の激しい現代社会では、最初から明確なゴールが見えないことも多く、柔軟な学びの姿勢が求められます。
エフェクチュエーション独学術のスタンス
エフェクチュエーション型独学術では、以下のような学びのスタンスを重視します。
- 手持ちのリソースを活かす
- 自分の持っている知識、スキル、人脈、経験を整理し、そこから学びの道筋を見つける
- 新たな分野を学ぶ際も、既存のリソースを最大限に活用する
- 余裕を確保しやってみる(実践的学習)
- 完璧な準備を整えるのではなく、小さく試しながら経験を積み、学びを深める
- 失敗しても痛手を置くことがないくらい小さく始めてコツコツ育てていく
- 偶然を活かす
- 偶然の出来事や新しい出会いをポジティブに捉え、学びに活かす
- 予期せぬ変化をチャンスに変える思考法を身につける
- 協力関係を築く
- 師匠やメンターを見つけるだけでなく、学びの仲間を作る
- 周囲の人との関係の中で気づきをシェアし共に学ぶ
- ゴール(抽象的でもいいので大切にし続けたいこと)を意識し自制する
- 変化に適応しながら、学びの方向性を調整し続ける
- 感城をコントロールし行動や姿勢・態度をポジティブに維持する
このようなスタンスで自分に合った成長方法を模索しつつ、成果を出しながら圧倒的なレベルアップができるんですね。
現代社会で未来を創造する学びの極意
私たちは、不確実性が高い時代に生きています。
この状況において、新たな価値を生み出すためには、単に知識を蓄積するだけではダメなんですね。
学んだことを実践し、試行錯誤しながら成長することが不可欠です。
試行錯誤しながら成長する人とそうでない人
実際に試行錯誤しながら成長し成果を出す人は「リスクを抑える」ということや「自分にとって大事なことを見据えて自分をコントロールし続ける」ということを徹底されているように思います。
一方で、
- 試行錯誤しているうちにしんどくなる
- 不確実な状況下で新たなことにチャレンジすることができない
そんな方もおられて、成長できずに現状維持状態を続けてしまいます。
エフェクチュエーション型独学術で夢中で行動&進化
エフェクチュエーション型の独学術を取り入れることで、これまでの自分とは考えられないような成長・進化を遂げることができます。
嫌なことを我慢しながら取り組むのではなく、強い関心があることに夢中で取り組んでいるうちに、突出した能力を得て革新的なアイデアを生み出し、社会に貢献するスキルを高めることができるんですね!
情熱を注いで学び続け、成果を上げる秘訣
エフェクチュエーション型独学術を最大限に活かすためには、以下のポイントを意識することが大切です。
- 学ぶテーマを自分の情熱と結びつける
- 興味・関心があるテーマを中心に学ぶことで、学び続けるモチベーションを維持する。
- 試行錯誤を恐れない
- 失敗を学びの機会と捉え、小さいことから挑戦を始め、成長するサイクルを回し続ける。
- 学んだことをアウトプットする
- 記事を書く、動画を作る、講義をするなど、学んだ内容を発信したり、目の前の相手に対して具体的な行動を起こすなどして学びの内容を深める
- 他者と対話し、フィードバックを得る
- 学びを共有し、他者の意見を取り入れることで新たな視点を得る。
- 日常の中で学びを実践する
- 学びを仕事やプロジェクトに直結させることで、実践的な知識として定着させる。
このような内容について意識しながらぜひ学びを進めてみてください。
まとめ
エフェクチュエーション型独学術は、不確実性の高い環境でも自ら成長し、状況をより良くするための強力な学び方です。
既存のリソースを活かし、実践しながら学び、偶然をチャンスに変えることで、変化の激しい社会の中でも価値を創造し続けることができます。
ソーシャルワーカー、コーチ、まちづくり実践家、起業家として、より良い社会を築くためには、常に学び、成長し続けることが不可欠です。
エフェクチュエーション型独学術を取り入れ、自らの成長と社会貢献を両立させる学びを実践していきましょう。
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