ソーシャルワーカーが未経験からコーチングを学ぶ3つの注意点

こんにちは!
社会福祉士・パーソナルコーチの森山です!

今回は
「ソーシャルワーカーが
未経験からコーチングを学ぶ
超効果的な3つの方法」

というテーマでお届けしていきます!

今回の内容を
押さえていただくことで
対人援助職に必要なスキルとして
コーチングを超効果的に学ぶ方法をと
注意すべきポイントについて

理解することできます!

コーチングの考え方は
プライベートでのコミュニケーションなど
応用範囲が広いことは特徴の一つです。

あなたが理想の未来を
手に入れるために
大きな役割を果たすコーチングを
どのように身につければいいのか

その疑問にわかりやすくお答えします!

コーチングは
対人援助の質を上げる」
コミュニケーション能力を高める」
「強固な信頼関係を一瞬で構築できる」
というだけでなく、

ありとあらゆる目標達成
組織・コミュニティをマネジメントし、
問題解決に取り組むあらゆる場面で
絶大な効果を発揮します。

しかしながら、
コーチングはまだまだマイノリティで
しっかりと学べる機会は

少ないというのが現状だと
私は感じてます。

ましてや
ソーシャルワーカーを取り巻く状況としては
学ぶための時間も労力も
お金も捻出しにくいという状況にいる方も
多いのではないかと思うんですね…。

実は私自身が
非常に厳しい状況の中で
学びを進めてきた経験があります。

そこで、
今回はコーチングをしっかりと身につけ、
息をするように自然に
コーチングができるようになる…

それを最短で実現できるような
学び方についてお伝えしていきます!

ぜひ最後までご覧いただければと思います!

「誰から学ぶか?」は最重要!

まず大切なポイントを
お伝えします!

コーチングを学んだことがない人でも、
効果的にコーチングを学び
身に付けるための方法として
最も重要なのは…

指導者を選ぶ」ということです。

コーチングや
対人援助技術について学ぶときに、

誰から学ぶかということを意識すること
とても重要なんです!

その理由は
「パラレルプロセス」という概念について
確認するとよくわかります。

パラレルプロセスとは
スーパービジョンを行う時に
意識すべき大切な概念です。

スーパーバイザーと
スーパーバイジーとの関係が、

ソーシャルワーカーと
クライエントとの関係で
展開されていくようになることを言います。

例えば、
スーパーバイザー(指導者)が
スーパーバイジー(新人職員など)のことを
支持的な立場で接することで、

新人職員であるソーシャルワーカーは
クライエントの思いや行動を
支えるような対応を取ることになる。

逆に、
スーパーバイザーが
スーパーバイジーに対して
仮に指示や命令ばかりの対応をすると

ソーシャルワーカーが
クライエントに対して
抑圧的な対応を取ってしまうことになる…。

このパラレルプロセスについて
まず知っておくことが重要です!

そして、
コーチングを学ぶときは、

コーチングを受けることを通じて
そのスキルやノウハウ、
コーチとしてのあり方を学ぶ場面があります。

つまりそこで、
指導者を誤って選ぶことが、

後にあなたがコーチングを実践する時に
本来あるべき支援の方向性から
ズレたものになる可能性があるんです!

これはとてつもなく大きなリスクとして
絶対に避けなければなりません!

 

言葉では伝えられない大切なこと

また、
「指導者を選ぶ」ことが重要な理由
他にもあります。

それは、
コーチングや対人援助について学ぶときに、
言葉では表せない部分を
いかに学び取るかということが
重要になるからです!

具体例として
私が体感したエピソードを交えて
わかりやすくお伝えします。

私はコーチングを受けながら、
そのコーチにお願いをして
コーチングの技術だけでなく
その役割や存在感と言ったものを
コーチの生き様から学んできました。

例えば私が
ストレスが蓄積して
メンタルが崩壊しそうになったときに、

コーチの接し方
私を勇気づけてくれたことがあります。

その経験を振り返って
その時にコーチが私にしてくれたことを
説明しようと思っても
言葉では言い表せません

これは当然ですよね?

「話を聞いてくれた」
「〇〇というアドバイスをくれた」
みたいな表現もできるかもしれませんが、

そんなことより、
寄り添ってくれた安心感や
何も言わずその眼が訴えかけてくれたこと、

そして、
何が起ころうとも
信じ抜いてくれていることに、
安心を得られる…。

これが
コーチングの魅力でもあると
私は感じているのですが、

言葉にしてしまうと
その魅力の殆どを伝えることができません。

そんなもんです。

コーチングというと
「質問」「傾聴」などのスキルなど
テクニックや方法論だけが
ピックアップされがちですが、

私が体験してきた
コーチングの本質というのは
小手先の技術を学び
簡単に言葉で伝えられるようなものでは
ありません。

技術は
本質を押さえて使うことに意味がありますが、
技術だけを身に着けようとしても
クライエントからは
簡単に見透かされてしまうのがオチです。

このような状況を避けるためにも、
指導者は必ず吟味するようにしてください!

指導者を選ぶための3つのポイント

では具体的に
「どのような指導者がいいか」
ということについて
お伝えしていきたいんですが、

人それぞれ
コーチングを学ぶ動機や目的が違いますし、
相性などもありますので

一概に言い切れないところがあります。

それを理解していただいた上で
3つの点に注意していただければと思います

1:コーチの生き方に共感できるか?

まず、
コーチングを学ぶ…
もしくはコーチングを受ける時に、

そのコーチが発信している情報や
その人柄を見て
「信用できそうにないなぁ」と思うのであれば

たとえ価格が安くても
絶対にやめておきましょう!

安かったとしても
お金をドブに捨てるようなものですし、
時間と労力が無駄になるだけです!

2:コーチに価値観を押し付けられないか?

コーチングを学ぶ際に、
「コーチ」として外せない
重要な概念について

あなたは指導者から
みっちりと学ぶ必要がありますが、

どうしても納得できない価値観を押し付けられたり
あなたが理由を理解できないようなことを
強いられるようであれば
そのコーチから指導を受けるのは
難しいでしょう。

なぜなら、
コーチングというのは
本人の主体性を重んじるからです。

あなたが
「これ、本当はやりたくないなぁ」
と思っている状態では
コーチングを学んでも
その本質を身につけることはできません。

あなたの価値観を尊重しながら
適切に指導してくださる方と
巡り会えたら最高ですね!

 

3:あなたの利益を最優先に考えてくれるか?

コーチングは
クライエントの利益しか考えません。

コーチとクライエントは
契約内容に基づいて
コーチングを実施しますが、

コーチがセッションの間に
自分の利益に誘導するようなことをするのであれば
それはコーチングとは言えません。

もう一度いいますが、
コーチング契約期間、
コーチは
クライエントの利益しか考えません。

そのことを当然理解して
体現している人から
コーチングの指導を受けることをおすすめします!

以上3つの点について、
参考にしていただきながら
あなたの目で
しっかりと吟味していただけたらと思います!

本質を押さえて結果を出す!

ここまで
コーチングの学び方などについて、

見てきましたが、

コーチングはとても奥が深く
あらゆる場面で効果的に活用可能で
強力な力を発揮します!

だからこそ
使い方を誤るととても危険です!

そのことも
しっかり教えてくださるような指導者について、
本質や真髄を
あなたが体得することで、

これからの人生や周りの世界が
今までとは一変するのを
感じる
ことができるはずです!

世の中には
コーチと名乗って活動している人が
たくさんいますが

私の印象では
やはりテクニックを重視し
その本質にまで迫った内容を
教えてくださるようなところは
少ないんじゃないかというのが
正直な感想です。

ただ
小手先のテクニックに走ってしまうと

クライエントの課題もクリアできず
あなた自身がコーチとして
思うように結果を出せない状態
続いてしまいます。

クライエントは
あなたに心を開いてくれませんし、
あなたにコーチングを依頼する人は
いなくなってしまいます

このような状況を避けるためにも
もう一度あなたの中で
コーチングを学ぶ目的を整理
どのような人に指導を受けるかということを
しっかり時間をかけてでも
考えていただくのが
効果的な学びにつながるでしょう!

ぜひ今回の内容を参考にしていただき、
今後の学びにご活用いただければと思います!

それでは今回お伝えする内容は以上です。

最後までご覧いただき
ありがとうございました!