【孤独&疲弊】在宅フリーランスがひとり起業して月50万円稼ぐ方法!
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雇われ&フリーランスはパワーバランスを是正せよ!
ここで少し私自身の仕事や働き方について情報提供させてください。
私は
ひとり起業家の伴走型サポート
をするために情報発信やアドバイスなどを展開しています。
そしてもう一方で、
「ソーシャルワーカー」「パーソナルコーチ」
として活動をしている顔もあるんですね。
ソーシャルワーカーとして働く環境を整える
ソーシャルワーカーとしてはこれまで、「差別」「偏見」「抑圧」などを受けている状況で苦しんでいる人に対し、個人の可能性を解き放つような実践を強く意識してきました。
ひとりひとりの権利が保障されて、幸せに生きることを追い求められるような状況を作る。
そのためにクライエントさんを取り巻く環境や社会に対しても働きかける。
そのような仕事に私は強い使命感を感じていました。
ただ、そんな私も雇われて働く中で
あれ、ちょっとおかしいなぁ
と感じ始めたんです。
というのも、私自身が雇われて働く中で、いつしか上司や組織の言う形に動くようになってしまいました。
怒鳴られたりハラスメントまがいのことがあっても従わざるを得ない状況が続く…。
そして、そんな状況が長期に続いて全く改善されないと、自分の中の当たり前の感覚が麻痺してくるような気もしていました。
「このままじゃ本当に自分がダメになる」
そう感じたのは、ちょっと冷静になれた時に、自分や家族の将来のことを考えられたからです。
このような経験からも、私たちは油断すると、「パワーバランスが崩れている状態」に追い込まれてしまうのかもしれないなと感じています。
言いたいことが言えないまま黙って働く必要がある?
そんな私の体験から、
仕事を選ぶことや、仕事をする環境を選ぶことってめちゃくちゃ重要
だと考えるようになりました。
私の周囲の人を見渡しても、職場のストレスで休職を余儀なくされる大切な友人や、夢を持って福祉業界に就職して、「二度とこんな業界で働かない」と口にして辞めていった人もいました。
もちろん、いろんな要因が複雑に絡み合っていることもあると思うんです。
ただ、
最初から不利な環境で、ハラスメントを受けるなど酷い状況下にあっても、言いたいことを口にすることもできず労働させられるのは辛い…
そう思いますし、どうにかして是正できないのかと考えてきました。
このようにパワーバランスが崩れてしまう状況って、注意深く意識すればいろんなところで発生していることに気づけるのではないでしょうか?
福祉実践をする中では家庭内にも極端な力関係が生まれてしまっているケースを見てきました。
まちづくりや地域における対話の場においても声の大きい人の意見が通って行くような状況が生まれているのを目の当たりにしてきました。
ただ、私は
もっとひとりひとりが自由な発想で自分らしさを発揮し、協力して価値を生み出すような仕事をしたい
と願ってきました。
そこで、「ひとり起業」について情報発信をしていたり、会員サイトを作り、オンライン上に学びと実践の場を作ったりしているんですね。
働くときの力関係を整える
ここまでお伝えしてきたように、働くときの力関係を意識し、職場や仕事内容そのものを選ぶことはめちゃくちゃ大事です。
そのような前提を共有した上で、これから働き方について具体的な提案をしていきたいと思います。
契約は対等な立場で結ぶこと
そもそも働き方は個人の自由です。
自由というからには「あなた自身の意思」が大事です。
雇われるにせよフリーランスで働くにせよ、雇用主と非雇用主、発注者と受注者は互いの合意のもと契約関係を結びます。
つまり、契約上は対等な関係なで、あなたの意思と雇用者の意思を大切にした上で契約が交わされるわけですね。
ただ、
実際はパワーバランスが大きく崩れがち
です。
雇われて働いた経験がある方は、雇用主や上司の指示に従い、理不尽なことも我慢して仕事をしたことはありませんか?
私も雇用主や上司と、雇われている自分の間に変な力関係ができることに違和感を感じて、
「こんなの間違っている」
と思ったことが何度もあります。
そんな中、組織人として指示に従わないといけない状況に心と体を病んでしまった過去もあるんです…。
そこでまず基本的なこととして、自分の健康や大切なものをしっかり守ることを絶対に見失わないようにして、その上で自分の意思に基づいて働く環境を選ぶことは大事にしてください。
フリーランスも力関係が生じると辛い
また、雇われて働く上での不当な力関係について、
サラリーマンと同じことがフリーランスにも起こりうる
ということも押さえておいてください。
例えば、当初は「割といい条件だなぁ」と思っていた契約内容がいきなり変更を迫られるということもあるということです。
「え、そんな…おかしいですよ」といったところで、
「じゃあ、他の人に依頼するから」
と言われてしまうと黙ってしまわざるを得ない…。
このようなことが実際に起こりうるわけですね。
ただ、ビジネスとしてお金のやり取りをする上では、正当な手続きを踏んで契約条件が変わるのはある意味では当然のことと言えます。
フリーランスの場合は、自分の身を自分で守れるような意識も大事ですね。
断れる状態を作ること
ここまでの内容から、フリーランスにとって重要なのは「選ぶ力」「断る力」とも言えます。
不利な条件や劣悪な条件のまま働かされていると、あなたの人生が豊かで幸せなものになることはないからです。
また、そのためにはリスクに備えておくと言う発想も重要になってきます。
ここまで見てきたように、フリーランサーとして「この仕事が受けられていたら安心」と言って油断していると、あるとき急に「その仕事が失われる」状態を迎えることもあるわけですからね?
すると、一気に大ピンチになることがあるということですよね。
そのあたりのリスクに備えるのは、フリーランサーにとって必須です。
自分の労働の対価を自分で決めて、自分の意思で仕事を選ぶこと。
言い換えれば「自己決定権」を自分で持つこと。
- 嫌なことは嫌!
- その条件では仕事はしません。
このように言える状況を作ることが大事です。
断れる状況を作る&成長を大事にする
繰り返しになりますが、そのような場合
断ると仕事を失ってしまって生活を支えるお金を確保できない…
という状況を避ける必要があるわけです。
そこで、
単価の高い仕事を得られるように自分のスキルを鍛え上げる
今の仕事を失ってもすぐに違う仕事を得られるようにしておく
このような意識で目の前の業務をこなして行くことが大事ですね。
つまり、
目先の収入
だけでなく
長期的な視野で稼ぎ続けられる能力
に目を向けて仕事をして行くと言うことです。
目先の収入のことを考えるからこそ、多少嫌なことでも我慢して働いてしまうこともあると思うんです。
ただ、いかに早くその状態を脱することができるか…
これが個人で稼ぐ上での重要なポイントではないでしょうか?
そして、フリーランスとしてある程度実績を出している方へご提案したい一つの選択肢として、
ひとり起業
についてお伝えしたいと思うんですね。