社会福祉士がひとり起業!独立する3つのメリットと注意点&稼ぎ方
今回は社会福祉士としてひとり起業・独立するメリットと注意点 についてお伝えします。
また、安定的に収入を得る方法と、私が社会福祉士としてひとり起業する上で絶対に欠かせないと考えている思考法についてもお伝えします。
「社会福祉士の資格を取得して、いずれ起業したい」
このような強い想いをお持ちの方は、時代の流れや社会の変化を見据えて今のうちに何をすべきかが理解できます。
これから資格を取得されるという方も、知識習得やスキルアップと同時に事業立ち上げ準備にも着手し、実際の行動をスタートさせると事業の安定的な展開が流れるようにスムーズに行えるはずです。
また、現在社会福祉士として活躍していて「私でも独立開業できるの?」という疑問を持っている人は、起業することの可能性を知り社会福祉士としての役割を最大限に果たしながら堅実な収益基盤を構築する方法を知ることができます。
また、起業する際に知っておかなければ最悪の場合多額の負債を負ってしまうような注意点も併せてお伝えしますので、最後までチェックしてみてください。
Contents
社会福祉士の専門性と情熱がある→起業はオススメ!
社会福祉士・ソーシャルワーカーとしてこれからも本気で実践を行いたいと考えたとき、「起業」「個人での活動」「自分で事業を経営」などは個人的には超オススメの選択肢だと考えています。
私も、障害福祉サービス、介護保険サービスの事業所で雇われて働いていたことがあります。
就労継続支援B型の事業所ではさまざまな障害を抱えながら働きたいという想いをお持ちの方に指導員として接する日々でした。
軽作業をこなしながらクライエントさんの思いに沿って生活上の悩みや不安に耳を傾け、将来を見据えてスキルを身につけるためのサポートをする仕事でした。
また介護保険サービスではデイサービスの相談員として認知症の方のQOLを高めるためのサポートと、家族の方との生活をより良いものにするための調整をしてきました。
仕事そのものにはやりがいを感じる一方で、雇われて働く中での「不安」「不満」などが蓄積してきました。
「ソーシャルワーカーとしてやりたいことをやり抜く!」「未来に向けて挑戦する」「家族との時間を大事にする」「経済的な基盤を固める」…
これらの想いから起業しました。
今となっては心の底から「起業してよかった」と思っています。
なぜかというと、起業を検討したときの「不安」「不満」は解消され、やりたいと思っていたことのいくつかは既に実現しているからです。
また、今後もやりたいことを追求していきますし、挑戦も続けます。
家族との時間も十分にとりつつ経済的な基盤をより強固にしたいと考えています。
また、私が起業を水面下で着々と始めたのは新型コロナウイルス感染拡大前でしたが、そのときに「未来」を見据えて行動したからこそ、生活が窮地に追い込まれるのを防げたと思っています。
というのも、勤めていた事業所は新型コロナウイルス感染拡大で大きな影響を受けていますし、自分の立場もどうなっていたかわからないからです。
「未来を見据えてソーシャルワーク実践がしたい」「たった一度きりの人生で社会福祉士として挑戦をしたい」という強い想いをお持ちの方は、これからどんどん「起業」という選択をする人が増えるのではないでしょうか?
社会福祉士が起業する3つのメリット
ではここから社会福祉士が起業する3つのメリットを整理していきます。
- 収入を自分でコントロールできる
- 働く時間を爺遊にコントロールできる
- やりたいことだけに取り組める
ここから少し詳しく解説をしていきますね。
社会福祉士として起業すれば収入に縛られない
メリットの1つ目は「収入を自分でコントロールできる」ということです。
雇われて働いていると、雇用契約に基づいて時間と労働力を提供し、雇用主から給料をもらいます。
ただ起業したら、「時間給」「月給」とは無縁の世界が待っています。
どれだけのお客さんに対してどれだけの価値を届けられるか?
それがどれだけの対価を得られるかを決めます。
目標とする収入をいくらに設定して、どれくらいの行動をするかは自分で決められ流ということですね。
自宅で副業的に月に5万円稼ぐこともできれば、100万円以上をひとりで稼ぐこともできます。
ただ、「誰にも価値を届けられない」ということは収入がゼロになることもあるというのは知っておく必要がありますね。(詳細は後述の「注意点」でお伝えします。)
社会福祉士として起業すれば時間にとらわれない
次にメリットの2つ目ですが、働く時間を自由にコントロールできます。
1日に8時間以上働くこともできれば、平日の夜の時間や週末に働くことで収入を得ることもできます。
1つ目のメリットで「収入をコントロールできる」とお伝えしましたが、「どれくらいの時間働くか」ということと「どれくらいの収入を目指すか」ということを考えて「どんなビジネスモデルを選択するか?」ということが決まります。
選択するビジネスモデルによっては、「好きな時間帯」に働いて収入を得ることができます。
決められた時間に働きに出ることが難しい方や苦痛な方は自分に理想のライフスタイルにマッチした働き方として起業を考えるのもありかもしれませんね?
社会福祉士として起業すればやりたいことだけに取り組める
メリットの3つ目は「やりたいことだけに取り組める」ということです。
私は雇われて働いているとき「法人の方針」「組織の命令」「上司の指示」に従いにくい場面がたくさんありました。
これは辞めてから気づいたことですが、私の中で納得できなことに従わざるを得ないことがものすごく大きなストレスになっていたようなんですね。
ただ起業してしまえば、「自分がやりたい」と思ったことをやるだけです。
自分の決断で動くことができる。
当然そこで生じる全ての責任は自分で取るわけですが、それは当然のことと意識して行動しています。
私にとっては「納得できないまま行動させられて、うまくいかなければ責任だけ背負わされる」ということの方が100倍苦痛でしたので、雇われて働くことより起業することの方があっていた気がします。
職場の人間関係で悩みを抱えやしう人にとっては、「やりたいことを選択できる」のは大きなメリットかもしれませんね。
社会福祉士が独立起業するときの注意点
社会福祉士が個人でビジネスを立ち上げるとほかにもたくさんのメリットがある一方で「注意点」もあります。
例えば「自由度が高い」ということは、その分「責任を背負う範囲が大きい」ということです。
クライエントに価値を届けることを考えても、自分で責任を背負っていく必要があります。
また、自己管理を徹底しないと健康面や経済面がボロボロになってしまう可能性もあります。
また、経営面についても知識を身につけてお金の管理を徹底し、起業する上での責任を背負って行動する必要があります。
起業する前から「なぜ起業したいのか?」ということを自分に問いただすのはもちろん、「起業にはどんなリスクがあるのか?」「どうやったら軌道に乗るのか?」ということを最低限情報収集し、リスクをコントロールしながら事業を軌道に乗せていく必要があります。
私も実際にリスクを極限まで抑えて着々と収益化していく戦略をとったのが功を奏したので、最初から堅実な方法を選び取り、実行できるかどうかは重要な鍵になると考えています。
ただこの情報収集や行動については、「覚悟を決められるか」「学びと実践を重ねられるか」ということに尽きます。
やればできる。やらなければできないということですので、「注意点」もあらかじめしっかり整理して把握し、落とし穴を避けながら前に進む工夫は必要ですね。
社会福祉士が起業したらどうやって稼ぐか?
社会福祉士が起業して収入を得る形態 についてみていきましょう。
一般的には「個人事業主型」と「フリーランス型」の大きく二つに分けることができます。
個人事業主型の収入を得る方法としては、「成年後見人」として活動して報酬を得るとか、専門学校・大学などで講師活動をするなどという方法があります。
またそれらとは別に個人としてソーシャルワーク実践をするなかで一定の収入は確保できるかもしれませんね。
また「介護支援専門員」や「相談支援専門員」として法人格を取得して事業の指定を受け、サービス提供して対価を得ることもできます。
一方でフリーランス型は「個人として契約関係の中で社会福祉士の専門性を活かして価値提供を行い対価を得る」というイメージでしょうか…。
例えば、医療、教育、福祉・介護の施設で経験や学びなどを提供することで価値を生み出すことができます。
社会福祉士の専門性を活かせる現場・領域は増えていますし、企業などでも福祉的な考え方や発想がもとめられることがあります。
ただこの「個人事業主型」「フリーランス型」のどちらの働き方をみても、「自分にはハードルが高いのではないか」と思われる方がおられるかもしれませんよね?
そこで私は個人事業主でありながら一般的な方法とは少し違った感覚で収入を得ています。
その内容について最後に少しだけ触れておきます。
社会福祉士として起業して稼ぐための思考
私は「社会福祉士」「ソーシャルワーカー」として現在も社会福祉実践力の向上やまちづくり・地域活動、福祉的課題を抱えた個人からの相談活動なども行っています。
そして起業家として雇われて働いていたとき以上の収入を安定的に得ています。
ではその秘訣を少しだけご紹介すると、『「社会貢献」と「ビジネス」を徹底的に分けて考えている』というところに他の人とは違ったポイントがあるように思います。
例えば、社会福祉士だからと言って、「魚屋」をやったらいけないわけでもなければ「本屋さん」をやったらいけないわけでもありません。
必要なお金を得るためにビジネスを展開して、自由な発想でお客さんに価値を届け、その対価を得る。
そのときに社会福祉士として培った学びやスキルを存分に発揮するということです。
このビジネスとは直接関係のないところで、「社会貢献生の高い仕事」を別に行うということです。
実は最近「社会的起業」や「貢献性の高い活動」をしたいという方からの相談が増えてきています。
詳細はお伝えできませんが、「子ども食堂をやりたいけど資金が集まらない」というお悩みや「助成金や補助金だけではやっていけない」という家庭訪問型の支援事業に取り組まれている方のお悩みを先日を受けしました。
そんなときにお伝えするのは、「「貢献性の高い事業」と「収益化しやすい事業」をしっかりと分けて考えることが大事ではないでしょうか?」ということです。
さらにいうと、「貢献性も高く、収益化しやすい事業に取り組む」というのは難易度が高すぎるので、「分けて考えるといかがでしょうか?」ということについてお伝えし、場合によっては具体的な方法等もお伝えします。
この考え方を私自身が持ってから、いい意味で力を抜いて仕事に取り組み、目の前のクライエントにより良い価値提供ができるようになりました。
私も社会福祉士の資格を取得してすぐは「福祉業界で働かないと」「介護保険法や障害者総合支援法などに基づいて社会福祉士らしい役割を果たさないと」という考え方があって、それが思考の幅を狭めてしまっていました。
今となって思うのは、それらは一つの選択肢に過ぎないということです。
ソーシャルワーク実践は「法律に則らないとできないわけではない」ということです。
逆に制度やサービスがないところでソーシャルワークや福祉的な発想が求められることが多いとも感じています。
そして、「ソーシャルワーク実践」「福祉実践」は「社会貢献」と位置付けて、家族や自分の生活を安定させるためには「ビジネス」をしっかりと行うということです。
そこで私は「パーソナルコーチ」「ビジネスコンサル」「講師」などでクライエントに価値提供をしています。
ひとり起業や副業に取り組みたいという方が経験や実績が全くないところから「ビジネスの基本」について学び、具体的な実践につなげる方法や収益化の仕組みづくりなどについても教材を作成し提供しています。
さらには「コーチの指導・育成」「福祉現場で働く人や社会貢献生の高い事業に取り組まれる人の相談スキルに関する情報提供」「ひとりでも強みを活かして貢献しながら安定的に収益化するビジネス構築に関するコンサル」「社会福祉士の資格取得のサポート」なども行ってきました。
これらすべてに「社会福祉士として学びと実践を重ねてきたこと」がめちゃくちゃ活きるんですね。
ここまでの内容をまとめると、「社会貢献という位置付けでおこなっている事業では大きな収益化を望まない」ということと、「ビジネスという位置づけで行っている事業はお客さんにしっかり価値を届けて堂々と対価を得る」とういこと。
そして、どちらもこれまで培ってきた学びや経験を活かし、「社会福祉士の専門性」もどんどん活用していく。
これがたった一度きりの人生で「やりたいこと」をやり抜くために大事な考え方であり、働き方だと思っています。
今回は具体的なことはお伝えできませんでしたが、会員限定サイトで詳細をお伝えしていますので、もし興味がある方はそちらをご覧ください。
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