ニューノーマルな働き方!ソーシャルワーカー流の仕事のヒント
こんにちは。森山です。
今回はソーシャルワーカーならではのニューノーマルな働き方について、私が考えるこれからの「仕事」「生活」「お金」などを含めた人生設計についてお伝えします。社会に大きな変化が起きて新しい常識が定着することが見込まれる今だからこそ押さえたおきたい内容ですね!
今回の内容を押さえていただくことで
- 社会福祉士・精神保健福祉士として自分らしさを活かしたソーシャルワーク実践ができる
- 資格にとらわれず、一人ひとりのQOLを高めるためのアクションや社会に対する働きかけができる
- 社会や組織の中で自分を最大限活かし、一人でも多くの人の笑顔を生み出す実践ができる
このような働き方について、いくつものヒントを得ることができます。
既存の制度・枠組みの中での実践に不満を抱えている方や、働きがいと今後の生活の安定との間で悩みを抱えている方はぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
ソーシャルワーカー流ニューノーマルな働き方
では早速今回お伝えしたい最も重要なポイントからお伝えします。
ソーシャルワーカーとしてこれから求められる役割、時代の変化を見つめた時に、「ソーシャルワーカーらしさを全開にする」「常識にとらわれず当たり前の外側に出る」ということで、あなたの人生はもちろん、周囲の人を巻き込んだ豊かさを実現する働き方が実現できると私は確信しています。
なぜかというと、ソーシャルワーカーの役割は今後ますます重要になるというのは人口動態や政府やさまざまな組織・団体が口を揃えて言っていることを見ても明らかです。今後の日本が迎える社会の移り変わりをどのように見通したとしても、ソーシャルワーク専門職が求められるのは必然とも言えるでしょう。
具体的にいうと、地域社会において生活の課題を抱える方の福祉ニーズは多様化しています。また多様化しているだけでなく、複雑化、複合化している現状にも目を向けると、資源の開発や社会変革を視野に行動できるソーシャルワーカーの果たす役割は重要です。複雑に入り組んだ問題を多角的な視点で分析し、介入の方向性を見極められる専門性の高いソーシャルワーク専門職は今後ますます求めらるのは明らかです。
昨今、地域共生社会の注目度は増し、重層的支援体制整備事業などにおいても社会福祉士・精神保健福祉士の役割が期待されています。資格取得後も今後求められる役割を自覚して学びと実践を積み重ねることがめちゃくちゃ大事だと私は考えています。
ただ一方で、未来のソーシャルワークを担う専門職人材が豊富に集まっている状況なのかというと、そうではありません。つまり、高まる需要に対して供給が全く追いつかない状況で、この状態に拍車がかかっているとも言えるんです。
その背景には、福祉専門職の労働環境なども含めた「実際の業務」と「専門職としての本来の役割」とのギャップなど、「未来の担い手」が増えない理由が至る所にあるのではないかと言うのが私の見解です。
そこで、働きづらさを抱えたソーシャルワーカーはどのように自分の役割を果たし、これからの人生や社会全体を明るい方向に持っていくことができるのでしょうか。
その答えが「ソーシャルワーク実践スキルを高めて行動する」というある意味では超当たり前のことなんです。社会で求められる仕事であって、その役割を果たせる人が少ないのであれば、その価値が高まるのは必然ですからね!
既存の枠組みの外から見る
ただ、社会福祉士・精神保健福祉士として働く方の中で、「学ぶ機会」に恵まれない方や、「ソーシャルワーク実践」が思うようにできないまま組織の中で動いている方も私の周りに多くおられます。もちろん「学ぶ機会なんて自分で作ればいい」と感じる方もおられるかもしれませんが、経済的な状況や日々の生活の忙しさなどでその機会を確保することが難しいこともあるでしょう。また、未来を見据えた時に、学びを重ねて一体どうなるのかというこれから先の見通しも持ちにくく、気持ちを奮い立たせてくれるロールモデルが身近にいないという方も非常に多いのではないかとも感じます。
そこで、これからの時代を見据えたニューノーマルな働き方を考える上で重要になるのは「系」の外に出るということです。
この『「系」の外に出る』という言葉は私が学生時代に物理の授業で聞いた印象的な言葉です。
その授業の中で「1つの「系」の中にいてはその「系」の全部を知ることはできない。例えば太陽系の中の地球という星に住む私たちが、太陽系の全てを知ることなんて不可能だろ?」ということをおっしゃっていたように記憶しています。
このことを「働き方」に置き換えてみます。
今の働き方をしている状態のまま「ニューノーマルな働き方」「明るい未来を実現する方法」なんて知ることができないということです。
つまり既存の制度の枠組みにとらわれることなく、枠組みの外に出てみるということが新たな気づきや発見につながるということです。
外から見て、今の自分の状況を客観的に見て、今後の可能性のタネに気づくことができたら、そこからまた自分の向かうべき方向を見定めていくことができる。
これが私の考える「ニューノーマルな働き方」を実践するためのヒントです。
その上で「ソーシャルワーク」の考え方、実践方法そのものが非常に有効だと言えます。
ソーシャルワーカーは個人の生活課題が既存の制度・サービス等で満たされないとき、社会の仕組み自体に働きかけを行うこともありますよね?
つまり、ソーシャルワーカーは今までの方法に解がないのであれば、新たに別の解を作り出すプロとも言えるんです。
具体的にいうと、既存の当たり前とされてきた働き方とは違う方法で、自分に合った働き方を見つめることができないかを考えてみるといかがでしょうか。
例えば休日でも、週末でも、ボランティアでも構わないので積極的にソーシャルワーク実践をできるところから始める。(ただいまと同じようなことをしても大きな意味はないかもしれません…)
まずは情報収集からでもOKで、気になった情報には積極的にアプローチしていくと「系」の外側に出て今の自分の状況を見渡すことにつながります。
これが実践できるかどうかが非常に重要だと私は考えます。
ソーシャルワーカーの仕事に新たな選択肢を
今とは変わらない視点でいくら考えても、努力を重ねても、もしかしたらその先に待つ未来は今と大きく変わらない毎日なのかもしれないということです。それがいいか悪いかは別にして、これからの時代の働き方が、今と同じものとは限らないということですね。
昨今の社会情勢で「オンライン化」が進み、情報へのアクセスやZoomなどで遠方にいる人ともコミュニケーションを行うことが一般化してきました。
これからもますますオンライン化が進むことも予測されます。
社会全体として働き方も、学び方もすでに大きく変わっています。
その中で、「何かを始めるなら今」なのではないでしょうか。
ポイントは「今いるところから見る」のではなく「系の外側に出てみる」ということ。
その中でこれから先歩む道の方向性を定めていくのはいかがでしょうか?
ヒントはもう目の前にあったとしても、今と同じ視点では見つけられないということも、よくあることですね…。
私自身や雇われないで働くという選択をしましたし、学び方も働き方もここ数年でガラッと方向を変えました。
資格を取得して働くことで、多くの学びを得た一方で、「その業界の常識」にとらわれてしまったこともあるのではないかと思っています。
ソーシャルワークの考え方や実践理論について学ぶことが、私個人としては非常に好きでやりがいも感じています。
その実践を可能とする選択について考えた時、必ずしも「雇われて働く」という選択肢だけではないはずです。
ただ一方で、「じゃあ生活に必要なお金はどうするの?」という疑問も当然生じますね。
そこは今回の記事でお伝えしたように、ソーシャルワーカーは求められる仕事であるのにも関わらず、高い専門性を持った人が足りないという現実を見ると、具体的なアクションの方向性が見えてきます。
需要と供給のバランスを見て、自分のポジションを見定める。そして、自分の専門性を活かして全力でクライエントに価値提供をする。これができれば、当然収入にもつながります。実際に行うには「お金」「経営」「マーケティング」などの基礎から実践方法について学ぶ必要があります。
これからのソーシャルワーカーの働き方として「必要なお金を稼ぐ」ということを考えるなら、「スキル・専門性」「(ビジネスとして)価値提供の方法・仕組みづくり」の両輪で考えられるか?そこに加えてオンライン化も組み合わすことができるか?行動と学び、実践を積み重ねられるか?これらがポイントになると私は考えます。
無料動画・音声講義多数!→自宅でもカフェでもネットがつながる環境でしっかり学べます!
一部ダウンロード可能なコンテンツもありますので、聞き流しながらマインドセットを固めることや実践をサポートすることもできます!
自分に合う情報・欲しい情報が手に入る!
必要に応じて伴走型サポートが受けられます!