仕事を辞めたい!ソーシャルワーカーのつらい心を今すぐ癒す方法

こんにちは。森山です。

コーチングやソーシャルワーク、働き方や大切なものを守り続けるために必要なお金の稼ぎ方・相談や教育事業の起こし方などについて情報提供しています。(ツイッターはこちら)・(YouTubeはこちら

今回は、

仕事を辞めたい!ソーシャルワーカーのつらい心を今すぐ癒す方法

というテーマでお届けします。

今回の内容を押さえていただくことで、ソーシャルワーカーとして仕事に取り組む上で「つらい」と感じた時に、その状態を乗り越えるヒント具体的に困難な状況を乗り切るため選択肢を知ることができます。

  • 「上司からのハラスメント
  • 困難事例の対応」
  • 「突発的な残業…」

ソーシャルワーカー特有の労働環境において、

心身ともに疲れ果て、ネガティブな感情が繰り返し頭の中を渦巻いている状態が続くと、あなた自身が燃え尽きてしまい、仕事に行くことに強烈な苦痛を感じる状況に陥ってしまう危険性があります。

そんな状況を避け、安心した毎日を過ごすためにもぜひ今回の記事を最後までご覧いただければと思います!

ソーシャルワーカーが「仕事がつらい」と感じたときの心の処方箋

まず今回お伝えしたい最も大切なことからお伝えします!

それは

「迷うのをやめる」

ということです。

なぜかというと、自分を取り巻く環境が酷いもので、その状況に耐え続けたり、どうしようもなくて迷い続けるとその状態に慣れてしまうからです。

  • 仕事は辛くて当たり前…
  • 自分がしんどいのは我慢する力がないからだ…

こんな風に自分の心が麻痺してしまうことがあります。

このようになってしまうと、自分の人生や大切な人との生活、今後ソーシャルワーカーとして果たすべき役割やクライエントさんの人生に向き合えなくなってしまうリスクがあるんですよね…。

ソーシャルワーカーとして描く理想の未来って?

私はコーチングを長年実践していることもあり、ソーシャルワーカーとしてもゴール(目的地)を設定して現状を書き換えるという姿勢で業務に取り組んでいます。

ソーシャルワーカーとして仕事をするからには、辛い状況を当たり前と受け入れて、声を上げられずに未来をクリエイトすることを諦めることがないように、日々学びを重ねていかないといけないと考えています。

どういうことかというと

「現状」を当たり前と考えてそこから一歩ずつ前に進んでいくような考え方で仕事をしない

ということです。

「ゴール・理想とする状態」を当たり前とした時に、逆算して必要なアクションをイメージし、現状を変えていくということを仕事にしているという感覚ですね。

このような姿勢で仕事に取り組んでいると、「前例がないのでそれはできません」という発言に対してもしっかり向き合って具体的なアクションにつなげることができます。

パワーバランスが乱れた関係性にも「待った!」をかけることができますし、クライエントさんや家族、地域にとってより良い状態をもたらすために必要なアイデアがたくさん湧いてくるようになります。

ゴール?理想の未来?なんのこと?

ここで、「ゴール」「理想の未来」という言葉が出てきていますよね…

そこで、あなたにとって

「理想の未来」

って一体何でしょうか?

私自身が社会福祉士の資格を取り、ソーシャルワーカーとして現場に出てから理想と現実のギャップに何度も繰り返し打ちのめされそうになってきました。

そんな時に、いつも考えるのは、理想を引き下げざるを得ない状況が当たり前になっているのであれば、それは大きな問題だということです。

理想と現実のギャップをどう埋める?

理想と現実のギャップがあれば、あくまで理想を目指して現実を少しでも変えていくのがソーシャルワーカーの仕事私は考えています。

なぜかと言うと、ソーシャルワーカーが解決すべき現状の課題はたくさんある中で理想を引き下げてしまったら困ってしまう人がたくさんいるからです。

おかしいことに立ち向かい連帯して変革する力を!

具体的に言うと、虐待を受けている子ども、障害者、高齢者経済的にサポートが必要なのにも関わらず、声を上げられずにずっと我慢をしている人。

制度の狭間で適切なサポートを受けられず、さらに周りにサポートしてくれるような環境が整わず未来を絶望している人。

また、ソーシャルワーカー自身も頑張っても変わらない現実を突きつけられて苦しむ場面がたくさんあります。

自分の役割を果たしたいと必死で頑張っているのに、現実は思うように変わらず疲れ果て、燃え尽きてしまう人も見てきました…。

このように、理想と現実のギャップで苦しむなかで壊さなければならないのは「こんな状況はおかしい」と思える「現実」であるはずなのに、「こうなってほしい」という「理想」の方を壊さざるを得ない状態が一つ大きな悩みや苦しみを生む原因になっているのではないかと思うんですね!

ソーシャルワーカーとして理想を描ける環境

では現実問題として、つらい状況にあった時、

どのように理想を描けばいいのか?

という話ですよね…。

さらには、その

描いた理想を高く持ち続けることができるか

ということもポイントになりそうです…。(理想を描いて口だけで行動しないとNGですからね…)

理想を描き行動し続けられないのはなぜか?

私たちは「こんな社会を創造したい」「こんな問題を解決したい」という想いを持って行動すれば、自分の中に眠る潜在的な力を発揮して現状を変えることができます。

ただ、多くの場合「理想を描くのを諦める」とか「周りに足を引っ張られる」ということの中で心が折れてしまうわけです。

自分らしく夢を描き形にするために必要な条件

ここで大切になるのは

「あなたの心の声をしっかりと聞き取ってくれるような安心できる人と接すること」

これに尽きるのではないかと思っています…。

なぜかというと私たちは身の回りの人間関係に大きく影響を受け、あなたを応援してくれるような人が身の回りにいるだけで実際に多くの物事がうまくいってしまうからなんですね!

例えば、あなたが高い目標を持っていて今までの業務をより効率化するような提案をしたとしますよね?

その提案について、話も聞かず却下するような上司と一緒にいるとどうなるでしょうか?

意識しないうちにどんどん理想を思い描くことが無駄なように感じてしまいますよね…。

さらに仕事がうまくいかず凹んでしまったときにサポートしてくれないような環境に長い間身をおきそれでもクライエントのためにあなたが我慢をし続けるとすれば理想と現実の間で宙に浮いた状態になります。

実は人間ってこの状態がとてもつらいんです。

だから人間はつらい状態を避けるために安心した状態を追い求めるようになります!

その安心した状態が「理想」なのか「現実」なのかであなたの未来が変わってきます。

重要なのはあなたが身を置く環境が理想に向かうあなたの背中を押してくれるような環境なのか現実に引き戻すように足を引っ張ってくる環境なのか…

このことを踏まえた上であなたが身を置く環境をあなた自身の判断で決定していくこと
大切なのではないかと私は思っています!

胸に手を当てて本音を聞いてみる

ここまで見てきたように悩みすぎてつらくなった時はまず心と体をしっかりと休めることがとても大切です。

「休んだらダメなんじゃないか」

と思って考え続ける必要はありません!

ゆっくり身体の力を抜いて気持ちもリラックスさせましょう!

そして優しく自分の胸に手を当ててあなたが本当にやりたい事は何かという理想について思いを巡らせてみましょう。

すぐに何も出て来なくてもゆっくり落ち着いて考えて自然と浮かび上がるイメージ
大切にしてあげて下さい。

誰かの笑顔かもしれませんし「ありがとう」という感謝の言葉かもしれません…。

その理想の状態を手にするために今のあなたができる事は何かということをゆっくりと考えることができたら一つ一つ具体的な選択肢について考えていきましょう!

あなたが身を置いている現実がどう考えてもおかしいのであればあなたが思い描いた理想に向けてどのようにその現実を変えていくかということについてです。

理想に向かう際にその理想が大きければ大きいほど壁にぶち当たり打ちひしがれてしまうことはあります!

そんな時にあなたの手を取り引っ張り上げてくれる存在背中を押し励ましてくれるような存在が身の回りにいればあなたが思い描く理想は半分叶ったようなものです!

それぐらい周りの環境があなたに与える影響は大きくあなたが潜在的に持つ力も計り知れないくらい大きいということなんです。

ソーシャルワーカーとして活躍できるフィールドはたくさんあります。

でもそれは見方を変えれ解決すべき課題がたくさんあるという悲しいことなのかもしれません。

私自身はソーシャルワーカーとし困りごとを抱えた人のサポートをするのはもちろん一人一人が思い描く理想を応援しあえるような社会を作ることが理想の1つであり大切な役割だと思っています!

今回の内容をきっかけに少しでも視野が広がり未来に向けて目を向けることで気持ちをフッと軽くできたのであれば私としては嬉しく思います。

どうかあなたの理想が現実のものとなりさらにその先の理想が多くの協力のもと叶えられることを祈っています。

今回お伝えする内容は以上です!

最後までご覧いただき
ありがとうございました!