社会福祉士国家試験に超多忙でも逆転合格した人の8割捨てる秘策
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今回は社会福祉士国家試験合格を目指す方の「逆転合格」の秘訣についてお伝えします。
秋以降に受けた模擬試験で肩を落とし、焦りや不安が生まれてしまう受験生の方って多いのではないでしょうか?
実際私も受験対策講師をしていますが、「模擬試験余裕でした!」という方の話はほとんど聞いたことがありません。
そこで12月、1月に追い込みをかけて合格を掴む人と、試験までに勉強が間に合わず、望む結果を掴み取れない人がいます。
今回は大逆転で合格を掴んだ人のエピソードを交えながら、ライフスタイルや思考を変革させて目標達成できた秘訣に迫っていきたいと思います。
気持ちを高めて勉強効率を劇的に引き上げる方法 も学び取ることができますので、ぜひ最後までチェックしていただければと思います。
社会福祉士国家試験に合格するため8割捨てる?
では早速今回のポイントを確認していきますが、「8割捨てる」 ということが合格するための秘訣なんですね。
「無駄なことをやらない」
「効率の悪いことはやらない」
これらがシンプルなようで合否を分けるめちゃくちゃ重要なポイントなんです。
実際にこれらを徹底することで合格を勝ち取った受講生さん(Aさん)がいます。
少しだけAさんのエピソードを紹介しますね。
Aさんは2年前の11月後半に相談を受けて、試験の日まで情報提供をさせていただきました。
実はAさん、11月時点で受けた模擬試験がボロボロだったんですね。
自己採点をして絶望感を感じ、ハッと目が覚めたそうです。
その後すぐに私の元に連絡が来て、Zoomで初回のセッションをしました。
初めてお話しした時のことは今でもよく覚えています。
3回目のZoomセッションの時に「12月中に仕事を1週間休みをとった」ということをお伝えいただきました。
そして「年末年始の休みも勉強三昧」だったそうですし、これでもまだ足りないと思って1月にも上司に無理を言って1週間休みをとったそうです。
そして結果的に合格されました。
しかもギリギリではなく点数的には余裕がある形で試験を突破し、今では社会福祉士としてバリバリ現場で働いておられます。
おそらく、11月の模擬試験から35点〜40点以上はアップされたのではないでしょうか?
合格の報告を受けてから、当時の受講生さんに聞くとポイントは「合格のために何をやらないかを決めた」ということをおっしゃっていました。
そして、「これまで生きてきた時間の8割は無駄だったと気づいた(笑)」とおっしゃっていたんですね。
社会福祉士国家試験で逆転合格する秘訣
私たちが「結果を出したい」と思った時に、「努力して行動量を増やす」「寝る間を削って頑張る」「効率の良い方法を探す」というようなことを考える人は多いですね…。
でも、「シンプルに無駄なことをやめる」ということが実は大事 だということを、この受講生さんから気付かされた気がします。
そして「本当に大事なこと」に時間を割くことで、まず時間が確保できます。
さらに、「その貴重な時間で求める結果を出そうと本気で考えると、抜群の集中力を維持できる」ということですね。
これは「コーチング」「マインド(脳・心)の仕組み」を考えたときに、理にかなった話だと感じます。
Aさんの事例だと「社会福祉士になる」ということが大事だったので「勉強をする」ということにフォーカスできたということですね!
ではAさんが捨てたものはなんだったのでしょうか?
- SNS、スマホを触る時間
- 仕事など必要なこと以外の外出する機会の大半
- テレビ(正月も一切テレビを見なかった)
- ノートに書く勉強法
- 買い漁っていた教材を中途半端に使うこと(参考書2冊と一問一答、過去問題集に絞る)
その他にも、
- 親戚にはお願いをして毎年恒例のイベントも不参加にした
- 会社には頭を下げて「合格して恩返しをさせてください」と伝え、休みをもらうことを承諾してもらった
これらあげ始めるとキリがないくらいの徹底的な「捨て方」をされたんですね。
私も過去にいろんな受験生とお話をしてきましたが、Aさんの場合はかなり徹底していたケースですね。
本当に大事なことだけに集中することと、そのために日常の当たり前の生活を疑い、習慣から見直すこと。
具体的な目標を見定めて行動すること。
時間が限られているなかで集中して一つの物事に取り組むこと。
このように「本当に大切なこと」があると、脳が活性化されて「合格を掴み取るための方法」が後から導き出されてくるんですね。
結果的に「自分の中に秘められた驚くほどの可能性」が解き放たれて、知識を身につけ合格を勝ち取ることができる…。
Aさんは、「11月ごろに勉強していたときと1月では集中力や学び取るスピードなどが多分5倍以上は違う。」「2ヶ月ほどで生まれ変わった感覚です。」とおっしゃっていました。
社会福祉士として「大事なもの」と向き合い可能性を信じる
ここまでお伝えしたように、「本当にやりたいこと」が社会福祉士になることであれば、「8割捨てる」という思考がとても大事。
あとはそれを「するか」「しないか」ですね。
また8割を捨てるかどうかは別にして、自分の意識を高めたり、実際に生活習慣を変革してまで目標達成を目指すためには「本当に大事なこと」を見つめ直すことこそが大事 だと考えています。
というのも、多くの人が「社会福祉士になりたい」「だけど今の自分を変えることができない」と悩んでいるからです。
この状態で「具体的な勉強方法を工夫する」ことや「新たな教材を購入して勉強すること」をしても、うまくいかないケースが多いです。
大事なのは「自分の内側から変革を促すこと」です。
それも「自分が本当に大事にしたいもの」を思い描く中で変革させるのが大事だというのはAさんの事例からもよくわかることですね。
つまり、今何気なく行なっている生活の8割を捨ててでも、掴み取りたい大切なものがあるかどうか?
その、捨てるべき8割や、残すべき2割を決める「基準」が大事なんですね。
もしその基準が「社会福祉士国家試験合格」や「合格した先にある自分の役割」なのであれば、今からなにをすべきか見えてくることがあるはずです。
あとはガンガンアクションすることです!
脇目も振らず、走り抜けること!
無駄な時間を減らす。周りに協力を依頼する。自分自身の力を振り絞る。
そうしているうちに1つ1つの行動が効率化し、少ない時間でも多くの結果をてにすることができるようになってきます。
結果的にどんどん知識を吸収できるようになるということですね。
これは合格する人をみていて、共通する感覚なのですが、「気づいたら合格するために十分な知識を身につけていた」という感覚で勉強を続けておられます。
実際「何点取れたか」とか「人生時間の8割を捨てることができた」とか「勉強効率を5倍以上高めた」とかは結果論です。
無我夢中で走っているうちに、気づけばそうなっていた。
この感覚になることが大事なんだと思うんですね。
実際は8割削るとか勉強効率を5倍以上高めるというようなところまで切り詰められる人は少ないかもしれませんし、ひとそれぞれいろんな事情があります。
ただ、その事情の中で「無我夢中で生きる」「本当に大切なものを抱き続ける」ということはAさんの変化から学んだことですね。
社会福祉士として力を借りながら変革し続ける
私はAさんだけでなく、これまで数えきれない受験生と接してきましたが、そこで強く感じることがあります。
私たちは「こうありたい」と本気で思った時、ガラッと変わる。
そんな瞬間をたくさん目にしてきました。
そして私自身もその感覚を体感したことがあります。
実際は、「本当に大事なものは何か」という問いにすぐに答えが出る人の方が少ないですし、自分一人で考えて答えが出せるものでもないかもしれません。
私はこれまでに仕事で認知症の高齢者やその家族に向き合ってきた経験がありますが、「どのように生きるか」「何が良い人生か」ということは本当にひとそれぞれだと感じます。
「何を大事にするか」ということは送迎の車の中で認知症の方と二人きりでお話をしたときや、その前後に家族さんとご挨拶・少しの会話の中で垣間見える瞬間がありました。
また、障害福祉サービス事業所に勤務していたときに感じたのは、私たちは「変われる」ということです。
これは本当に強く印象に残ったエピソードがたくさんあります。
「できないこと」に焦点を当てると、本当にできない理由がたくさん見つかってしまいます。
でも、「できること」に焦点を当てると、挑戦もできるし実際に壁を乗り越えられることも多いです。
そして社会で生きる上で「力を借りる」ということがどれほど大切なことかということは見失ってはいけないのではないか?
そんなことを感じることが今まさに身の回りでたくさんあります。
社会福祉士国家試験を受験され方とお話をしてきて、苦しい状況に追い込まれる方も多いです。
実際本当に大変な中、学ばれていることそのものがなかなかできることではなく、目指すべきものがあることそのものが素晴らしいことだと思っています。
合格を目指すからこそ、しんどい思いをしておられるということを感じつつ、個別にできる限りのアドバイスをさせていただいています。
私の思いとしては、受験生の方にとっての目標を、どうか掴み取っていただきたい…。
「合格」を手にすることと、「合格の先にある大切なもの」まで見据えて、1点1点を積み上げていただければという思いでいます。
今回の情報も、何か少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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