学びが成果につながらない3つの理由【社会福祉士・コーチが解説】
今回は
学びが成果につながらない理由
についてお伝えしていきます。
このブログでは、コーチングやソーシャルワークについて、働き方や大切なものを守り続けるために必要なお金の稼ぎ方・相談や教育事業の起こし方などについて情報提供しています。(ツイッターはこちら)・(YouTubeはこちら)
今回の内容は、
- 学びが成果につながらない状態の背景に絡み合った問題を自分の力で紐解くことができる
- うまくいかない状態が続く原因を特定できるので、最も効果の大きい改善策を採用し即効性のある学習効率アップが狙える
このようなことが得られる内容となっています。
私は対人援助職・コーチ・講師・起業家・起業家のサポーターといろんな立場で仕事をしてきましたが、学ぶことが得意な人は問題を見つけるのがうまく、解決に導くスピードが圧倒的です。
一方で、学ぶことに苦手意識がある方は、
頑張っているのにも関わらず思うような成果が出ず、その原因もわからないままでいることが多い
ように思えます。
そこで今回は、たくさんの人との対話の中から導き出した学びが成果につながらない3つの理由を紐解いてみたいと思いますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
学びが成果につながらない3つの理由
まず私が学んできた経験や指導・助言してきた経験の中から、何かを学んでも成果に結びつけることができない理由は大きく3つに分けられると考えています。
- 行動量の不足
- 同じ失敗を繰り返す
- 環境上の問題を抱えている
この3つです。
行動の不足
1つ目は行動の不足。
これは、
シンプルに学ぶ量が足りていない
ということです。
試験対策にしてもスキルアップのような学びにしても、「行動」が不足していると成果が上がらないのは誰もが理解できますよね…。
ただ、「目標達成に必要な行動量について曖昧にしか理解していない状態」や「実力がついていっていないのに過信している状態」になると、油断が生まれて行動量が不足してしまうのはよくあるケースです。
試験などの例でいうと、直前になって全然成績がついてこず、
「こんなはずじゃなかった」
と焦るわけです。
そして慌てふためいて、なんとか量をこなそうとしても時すでに遅し…。
学びに費やせる時間も体力も集中力も情熱も全て限界がありますので、望む成果が上がらないということがよくあるわけですね。
同じ失敗を繰り返す
学んでも成果をあげられない人の特徴としてよくあるのが
「同じ失敗を繰り返す」
というパターンです。
どういうことか少し掘り下げて説明していきますね。
うまくいかない状態や失敗が連続したら…
もし仮に、学んでいるプロセスでうまくいかない状態や失敗が連続してしまうことがあったとしますよね。
そんな時、
柔軟な思考で臨機応変に行動を修正できればどうなるでしょうか?
成果が上がるようになることっていっぱいあると思いませんか?
ただ、それができずに同じ失敗を繰り返してしまう人がいます。
このような人は頑張っている割に成果が上がらないんですね。
感情が揺さぶられるとハマりがちな落とし穴
実は、私も経験があるんですが、
失敗した時って恥ずかしかったり悔しかったりして舞い上がってしまったり感情が揺さぶられてしまう…。
そう感じるのは私だけでしょうか…。
感情がぐらつくと、「柔軟な思考で臨機応変に」「行動を修正して成果を上げる」という考えてみると当たり前のことができなくなります。
そして下手すると、何度も何度も失敗を繰り返し、
年単位の時間を無駄に費やしてしまうこと
もあるんですね。
私もそのようなことをもう反省しつつ、適度に休んだり気分を切り替えることも取り入れながら、「固定的な考え」「常識」などにとらわれない工夫をしています。
環境上の問題を抱えている
また学んでも成果が上がらない要因としては
「環境上の問題」
が隠れているケースもあります。
例えば、試験勉強をしないといけないけど、集中できる物理的な場所がなかったり、時間を確保できないとどうでしょうか?
先ほとお伝えした「行動の確保」ができなくなるでしょうし、心理的な余裕が持てずに「同じ失敗を繰り返す」かもしれません。
このように、
「環境が自分に与える影響」ってすごく大きい
ということはご理解いただければと思います。
このようなことはソーシャルワーカーとしてもコーチとしても日々実感します。
だからこそ、身近な人や、身の回りのものに対して感謝の心を持ち、大切にし続ける姿勢で日々生きることを大事にしています。
そうすることで、周りの人からの協力が得られたり、自分だけでは乗り越えられなかった壁を乗り越えることもできると考えています。
まとめ: 学びが成果につながらない3つの理由とは?
ここまでお伝えしてきたように、学びで成果が上がらないのは「行動の不足」「失敗を繰り返す」「環境上の問題」など、3つの要因がある可能性が高い…。
もしくはここには挙げていないような要素も含めて、
さまざまな要因が重なり合って「学びが成果につながらない状態」を作り出している
と言えますね…。
そこで、多くの人がいきなり「解決策はないのか」と考えます。
それがまず落とし穴です。
なぜなら、「問題の特定」「介入のポイント」がわかっていないのに、手当たり次第解決策を試してみるのは本当に時間と労力の無駄だからです。
だからこそ、今回ご紹介したように「なぜ学びが成果につながっていないのか」をゆっくり丁寧に紐解くなかで、「なるほど、こんな問題が隠れていたのか」ということが把握できるまで問題とその原因を深ぼっていきましょう。
その内容を踏まえて、
「この解決策からトライしてみよう!」
というような思考プロセスを辿れる人は、今回の記事の学びをうまく行えている証拠です。
そしてこの考え方は学びだけではなく、人間関係や仕事などあらゆる分野に応用可能ですので、自信を持って未来を見据えてガンガンアクションを仕掛けていっていただければと思います!
ぜひ、しっかり問題・課題が絡み合っている状態を紐解くところから始めてみてください。
応援しています!
それでは今回お伝えする内容はここまでとなります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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