ソーシャルワーカーの学びを加速!実践&福祉力を高める3つのヒント

ソーシャルワーカー・コーチ・ひとり起業家サポーターの森山です。(ツイッターはこちら

今回は

ソーシャルワーカーの学び

に焦点を当ててお届けします。

今回の内容を押さえていただくことで、

  • 資格取得後の実践力を高めてクライエントさんからも職場の上司・同僚からも信頼を集められるようなソーシャルワーカーへと成長することができる
  • 辛い現実を目の当たりにしても心が折れることなく、クライエントさんのQOLを高めるための実践とWell-beingな社会の実現にむけて行動できる福祉実践者になれる

このような状態をゲットできます!

私は社会福祉士として実践を積み重ねつつ、ソーシャルワーカーの育成や社会福祉士国家試験受験対策講師として活動を続けてきました。

今では福祉サービスも含めて社会貢献性の高い事業のコンサルタントやひとり起業家のサポート、地域やまちを基盤にした取り組みなど多岐にわたる活動を展開しています。

ただどんな活動の中でも意識しているのが「結果を出すための実践力」と「目の前の人を幸せにする意識」なんですね。

そこで、今回は私の経験や学びから、一人ひとりの幸せが育まれる中で、豊かなつながりが次々と生まれるような「福祉専門職」「ソーシャルワーカー」として学びを深めていくために重要なヒントをお届けしたいと思います。

ぜひ最後までチェックしてみてください。

ソーシャルワーカーの学び加速!実践&福祉力を高めること

ではまず学びを加速させたいなら「ここだけは外せない」というポイントから確認していきましょう。

それは、「なんのために学ぶの?」ということですね!

ソーシャルワーカーは学ぶだけでは無意味

私たちが日々の業務の中で「学び」を得ることもあれば「研修」などで知識を習得する機会もあるかと思います。

ただ、「ソーシャルワーカー」として学ぶことを考えたときに「知識を得た」「研修を受けた」「経験値を積み重ねた」ということだけでは完全にNGだと考えています。

なぜかというと、「経験」「資格」「知識」などがあっても「自分達に求められている在り方」「実践の目的」など方向性が完全にずれていたり、「想いだけ」「口だけ」で「実践者」として行動できないと何も変わらないからです。

ソーシャルワーカーって?何のために?何をするの?

ソーシャルワーカーってどんな人のことを言いますか?

ぜひこれはソーシャルワーク専門職のグローバル定義ソーシャルワーク専門職のグローバル定義 – 日本ソーシャルワーカー連盟(JFSW)へのリンクはこちら)について調べてみてください。

そして「一つ一つの実践」が、定義に書かれている内容とズレていないかどうかを確認すること。

社会福祉士などの国家資格を有している人は倫理綱領や行動規範もしっかりと確認して実践にあたること。

これが大きくズレている中で「実践力の向上」も「学びの加速」もあったものではありません。

目的を果たすために「実践」→より良い実践のために「学ぶ」

ここまでの内容でご理解いただけるように「なんのために実践するの?」ということを考えて実践をする。

そして、実践で行き詰まったり、困難なケースに対処できない自分が「成長」を果たしたいと考えたときに「学ぶ」

このような学びだと「意味」「意義」が実感できるので、積極的な学びが促されます。

「法定研修だから受けなきゃダメ」「資格を取るために覚えないとダメ」「会社からの指示で研修を受けないとダメ」

このような学びを「どうにかして加速できないかなぁ」ということを期待してはダメなんですね!

ソーシャルワーカーの福祉力を高めるための学びのヒント3選

では、ここまでの内容をベースにしてソーシャルワーカーが価値ある実践を行い、クライエントの生活課題に向き合い、Well-beingを高めるための実践力を高める学びのヒントをお届けしていきます。

学びのヒント1:目的を持ってクライエントに向き合うこと

先ほどから「目的」が大事だということを繰り返していますよね。

学びを加速させるために重要なのはまさにこの「目的」を意識して目の前のクライエントに対し実践を繰り返すことなんです。

なぜかというと「具体的な方法」よりも大事なのは「目的が果たされること」だからです。

福祉実践をする上での目的と方法

私たちの実践は目の前の人の幸せ・Well-beingを実現することを目的としていて、そのためにあらゆるシステムに介入をしていきます。

場合によっては「介護保険制度」の「通所介護」というサービスを使って支援をしたり、生活保護制度・社会保険制度などの知識も駆使して実践にあたります。

ただ、「制度」「サービス」に囚われ過ぎてしまって「何のために制度を使うの?」ということを見失ってはいけません。

クライエントの希望は?利益は?

よくあるのがソーシャルワーカー・社会福祉士などの専門職と、家族などとの間で話をしてどんな制度を使うか、どんな支援を展開するかを勝手に決めてしまうことです。

そのとき、クライエントさんはどんな希望を持っているのでしょうか?

また、クライエントさんの希望に耳を傾けると同時に、クライエントさんにとっての利益って一体なんでしょうか?

このようなことを考えて実践するからこそ、私たちが存在する意味があるのではないかと思うんです。

徹底的にクライエントに価値提供すること

私はこんなことを堂々というと怒られるかもしれませんが、実践においてこれまでうまくいかない経験をたくさんしてきました。

一度として「満足する実践」をしたことがありません。

だからこそ「学び」と「実践」をどこまでも積み重ねることが大事だというのが私自身の考えです。

実践して休んで…立ち上がって学んで…

「辛いなぁ」「苦しいなぁ」と感じた時は、徹底的に休む。

そして、元気を出した「クライエントへの価値提供」に全力を注ぎます。

すると「できたいこと」「わからないこと」だらけです。

でも大事なのは「できるか」「わかるか」ではなく、「クライエントさんのQOLを高めるために私に今何ができるか」ということです。

この意識こそ、学びを加速させ、自分の成長速度を圧倒的にする秘訣だと考えています。

学びのヒント2:変化・成長・進化に焦点を当てること

学びのヒントの2つ目として重要なポイントになるのは「変化」「成長」「進化」に目を向けることです。

つまり「学ぶこと」で「自分が変わっているか」を確認することです。

資格を取ることや研修を受けることは学びか?

私たちが「学び」というと、「資格を取るためのお勉強」や「研修の受講」などを思い浮かべるかもしれません。

でも、大事なのは「学ぶ前」と「学んだ後」がしっかりと変化していること

あなたが望む状態に近づいていることが大事なのではないかと私は考えているんですね。

学びっぱなしはNG

私は受験対策講師やソーシャルワーカー・パーソナルコーチの育成・指導、コーチング実践や連携・協働の促進事業などを行っていますが、「学び」が上手い人の特徴は「単なる知識習得」にフォーカスしていないということです。

研修や講義などを受けて「ほとんど寝ている」というのは論外として、「必死でノートを取る」ということではなく、「ここで得た学びが次の実践にどうつながるのか」を意識している人がいます。

このような人は学びの速度が「知識習得を中心に学ぶ人」とは数段階違いますし、質問も的確でポイントを押さえるのが上手いんですね。

逆に、「この前研修でこんなこと聞いてさ!」ということが刺激になりつつも、3ヶ月経つとほとんど覚えていないようであれば、学ぶ時間も手間ももったいないですよね!

学ぶ前後でソーシャルワーカーとして「進化」せよ

このようなことを考えると「学ぶ前」と「学んだ後」では別人のように進化をしていること、その姿勢が大事ですね。

実践者として過去や今に囚われるのではなく、未来を見据えて行動し続けていく人こそ、学び上手なソーシャルワーカーと言えるのではないでしょうか?

学びのヒント3:逆算して学ぶこと

学び上手な人の特徴として「逆算思考」を体得しておられる方が多い。

それが私のこれまででの出会いからの印象です。

例えば、「国家試験が2月にあるから、年内にここまで済ませておいたら安心。すると、秋までにこのテキストを終わらそう」

このような人は着々と成長を重ねて一発で国試合格を勝ち取られる方が多いですね。

逆算思考は未来を見据えるのがポイント

逆算して物事を考えて具体的な実践に落とし込み、自分の成長と結果を掴み取るためには「未来を見据える視点」が重要です。

5年後にこうありたい。

3年後にこうなっていたい。

だからこそ、この1年間は「〇〇」に集中する。

逆に、いまは「〇〇」以外のことはやらないと決める。

このような考えだと実際に描いていた未来が現実化する確率が高くなります。

ゴール設定できる人は学びが100倍加速

さらに、ここまで読み進めていただいた方だけに「コーチング」で学びを100倍加速させる秘訣をお伝えします。

ポイントは「ゴール設定」ですが、コーチングにおけるゴール設定は「現状維持では絶対に達成できない未来」だけど「自分が心から望むもの」をゴールとして設定します。

今ではその具体的な状態も、方法論も考えつかないような壮大なゴールを設定するわけですね。

するとどうなるか?

今すぐ高い意識を持って行動し、わからないことは調べ、できないことは何度でもチャレンジをします。

「モチベーションが下がってきた」とか「やる気が出なくて学ぶのが億劫」という状態になることはありません。

これが「コーチング」を組み込んだ人生で幸せで豊かな人生を送る人の学びと成長の特徴なんです。

ソーシャルワーカーの学びを加速させる3つのヒント まとめ

ここまでいくつかのポイントお伝えしてきたので整理をしてみましょう!

ソーシャルワーカーはなぜ学ぶ?何のために学ぶ?

ソーシャルワーカーとして学びを重ねたいと思ったときに「何を学ぶか」も重要ですが、「なぜ学ぶか」を意識して学ぶことが大事です。

そのためには「実践の目的」や「ソーシャルワーカーとはどんな役割を果たすべき存在なのか」をしっかり意識することが大事でした。

ソーシャルワーカーの学びを加速させる3つのヒント

その上で学びを加速させるために重要なヒントとして

  • 目的を持ってクライエントに向き合うこと
  • 変化・成長・進化に焦点を当てること
  • 逆算して学ぶこと

これらについてみてきました。

特に最後にお伝えした「コーチング」における「ゴール設定」をすることができている人は、学びを加速させる上で今までの固定観念を覆すような感覚を得られるほどの成長を遂げることができます。

ソーシャルワーク・コーチング・価値提供などを本気で考える方へ

今回の内容は「ソーシャルワーカーの学び」にフォーカスを当てて情報提供してきました。

現在私は人数をかなり限定する形ではありますが、「Well-being(幸せ)」に生きる上での「お金のこと」「健康のこと」「人間関係のこと」などについてお伝えしている特設サイトを運営しています。

その中では「ソーシャルワーク実践」「コーチングの基礎的な考え方」「学びや実践の上達方法」「価値を届けるために思考法」などをお届けしています。

その内容は多岐に渡り、具体的にはソーシャルワーク実践での基本的な技術はもちろん、「ゼロから30日で学ぶコーチング実践」「個人で社会貢献型の起業で価値を生み出す方法」などもお伝えしています。

また、「人と人とのつながり」や「関係性」にもフォーカスを当てた講義などを動画や音声、スライド資料などをご用意して情報提供しています。

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私としては「信頼関係」を大事にして学び合える場を作りたいと考えています。

偽名なども含めた虚偽の情報でのご登録もお断りしています。

以上の点についてご確認いただき、ご納得いただいた上でお申し込みください。

(お申し込みは人数と期間を限定しています。リンクが無効の場合は受付終了となります。予めご了承ください。)

それでは今回の内容はここまでとなります。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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