社会福祉士が職場で孤立して辛い…超簡単な3つマインドシフト仕事術
今回は
社会福祉士として職場で孤立して辛いと感じた時の思考のシフトチェンジ術
をしてお伝えします。
職場で「辛いなぁ」「しんどいなぁ」と感じることがあったとき、相談に乗ってくれる人が「ゼロ」だとさらに辛くないですか?
そして「そもそも論」として、「職場の人間関係がストレス要因」という方も多いはずです。
そこで本記事では
- 職場で孤立することなく自分らしく働き成果を最大化させる方法
- 社会福祉士として職場で大事にすべきことを明確にする方法
- 仕事に行くことが毎日楽しみになる
- 自分らしく未来を見据えて成長を遂げられるような日々を送ることができる
このような情報をお届けしていきたいと思います。
Contents
職場で孤立する社会福祉士の特徴
職場で孤立するのはなぜか?
この問いの答えは100のケースがあれば全て違うかもしれませんね?
では、そのことを踏まえた上で、社会福祉士の働き方の特徴について一緒に確認をして、職場での孤独について考えてみましょう!
孤立してしまうのは真面目で一所懸命な人?
これまで数え切れないほどたくさんの社会福祉士さんとお話をしてきました。
その中で感じるのは、「真面目」「一生懸命」な人は孤立化して仕事が辛くなってしまうことが多いかな…と。
あくまで個人的な感覚ですが、
- 「クライエントに対して何ができるか?」という情熱と、周りとの温度差で孤立するケース
- 法人や組織の意向と現場での板挟みのなかで孤立してしまうケース
これらが多いように思います。
データでみる社会福祉士が退職してしまう理由
では少しデータについてみてみましょう。
令和2年度に行われた社会福祉士の就労状況調査のデータを見ても、「以前の福祉・介護・医療分野の職場をやめた理由」の項目で「職場の雰囲気や人間関係に問題」がトップでした。
同じく「法人・会社の理念や方針に共感できなかった」と回答された方も多いですね。
このようなデータを見ても、職場を辞めたくなるくらい人間関係に問題を抱えてしまうことが多く、想像するに相談できる人や価値観を共有できる人がいなかったのではないかと思うんですね…。
職場で孤立することと辛くなることは別?
では、
職場で頑張って働いているのにも関わらず、気づくと孤立してしまう状態の時にどう対処すればいいのか?
このことについて考えてみましょう。
連携は必要だがベタベタする必要はあるか?
まず、大前提として福祉実践って一人でできることは限られているので、連携をしながら業務にあたることも多いですね?
だからと言って、職場の同僚とベタベタ仲良くしないといけないわけではないと私は考えています。
孤立することと辛くなることを分けて考える
また、私の経験でも孤立になってしまうからといって、必ずしも辛いかというとそうでもないような気もします。
「仲良くなりたいのに仲間はずれにされた」という状態だと辛いかもしれませんね…。
私もそうして辛い想いをしたことがあります。
一方で、事務所でみんなから話しかけられるより、誰にも話しかけられない方が集中できるということを感じたこともあります。
つまり、「孤立」=「辛い」ではない。
そのような中で違いを尊重しながら、多様な考え方を持つ人と協調して仕事ができたらそれでいいと考えることもできます。
AかBかの二元論がNGな理由
さらに人と協調しながら仕事をする上では、
「自分の考えを曲げて相手に合わせるべきか?」「それとも、自分の思いを相手に伝えて理解してもらうべきか?」この二元論に陥ると良くない
と思っています。
なぜかというと、「Aがいいか?」「Bがいいか?」という状況に陥っていると、その他の可能性を見失ってしまうからです。
選択肢は「C」だってあるかもしれないし「D」や「E」だってあるかもしれない。
また、今は「A」がいいけど違うシチュエーションなら「B」がいいかもしれない。
このように「A」か「B」かという話をし始めると、「どちらが正統派か?」もしくは「どちらが多数派か」ということに巻き込まれてしまい、結果的にどちらもが面白くない想いをしてしまうことも多いです。
可能性は無限で自由選択ができる
そこで、大事なのは「A」でも「B」でもいいし「C」でも「D」でも「Z」でもいい。
その中で、「職場」で仕事をするなら自分たちの仕事の成果を最大化したらいいんですよね?
そういう話に持っていけたらGoodですよね?
つまり可能性は無限大で選択は自由です。
個人の働き方やキャリアの意思決定も自由が基本
これは個人の働き方やキャリアを考える時も同じことが言えるのではないでしょうか?
- 今の職場にとどまるのもOK
- 転職や独立起業してもOK
- 辞めてしばらく自分のこれからの人生にむきあうのもOK
周りはいろんなことを言ってくるかもしれませんが、基本的にそれは「助言」「アドバイス」程度にとどめて、自分の意思で決めていくことが大事ですね。
中長期的な未来のことを考える
そして、
中長期的な未来のことを考えると、自分の思いに沿った決断を自分ですることしか、あなたの人生を切り開くことはできない
と私は考えます。
というのも、周りから口出ししてくるその人は、あなたの決断に責任をとってくれない人がほとんどでしょうから…。
そう考えた時、
「自分はどうしたいか」と言えるようになる
ことが大事。
そして、
「相手がどうしたいか」を受け止めることができるようになる
ことも大事。
そして、
相手の意見と自分の意見を健全に交わし合う中で、より良い意見を出せるような自分であること。
これが令和以降の職場に求められる基本的なことの一つなのでは何かと私は考えています。
社会福祉士のマインドシフト仕事術
ではここからは今まさに社会福祉士として現場で孤立して辛い思いをしている方に、自分らしく働き、生きる方法についてちょっとしたヒントをお伝えします。
マインド(脳・心)をカチッと切り替えることで日々ポジティブで肩の力を抜いて働けるようになりますよ。
1:仕事に何を求めるかを明確にする
まずは
「仕事」「職業」にどのような意味を持たせるのか
を考えてみましょう。
今、社会福祉士を取り巻く「職業」の状況は「お金を稼ぐ」ことがワンセットになっている人も多いと思います。
でも、
「お金にはならないけど大切な役割」なんてたくさんある
わけです。
もちろん「社会で役割を果たすこと」「お金を稼ぐこと」が一緒であってもいいわけですが、違ってもいいですよね?
この視点を取り入れてみると、あなたが職場で働くことを考えたときに、何を求めてるのでしょうか?
その観点から考えて
「人間関係」について考え直すと、今までと違った捉え方ができるはず
です。
2:人生の豊かさに「バランス感覚」を組み込む
次に、
「人生の豊かさ」「自分にとっての幸せ」にバランス感覚を組み込むこと
も一つ重要なヒントになります。
どういうことかというと「仕事のことしか頭にない」「仕事の悩みが脳内の全てを支配している」「仕事ばかりしていてプライベートの時間が取れない」「仕事の悩みで身体を壊した」ということは、どう考えても豊かでも幸せでもないですよね?
24時間の中で、どれだけ仕事をしていますか?
これは物理的な拘束時間だけではなく、脳内でどれくらいの時間を「仕事」が占めているかを考えてみてください。
これは私も反省が多く、子どもと話しながら仕事のことを考えてしまうこともあり、そのことに気づくと、自分の頭を一度クリアにして子どもと向き合うようにしています。
私がこのような習慣を取り入れたのは、「家族」や「健康」あっての仕事だと心から思うからです。
仕事はバリバリこなしてキャリアを駆け上って、お金もガンガン稼いでいるけど、大切な人との関係はボロボロで、健康もガタガタなのは私にとっては幸せでも豊かでもないということです。
このように、あなたにとっての「幸せ」「豊かさ」について考えたとき、全体の「バランス」を考慮して働き方や、職場の人間関係について見つめ直していただければと思います。
3:ゴール設定&ゴール以外は「ゴミ」
最後に「ゴール設定」をして、ゴールに関係ないことは「ゴミ」だと決めて「ポイっ」と捨ててしまうことについてお伝えします。
例えば、私の場合は家にテレビはありますが、「テレビを見ること」や「ゲームをすること」に人生時間を割くことはありません。
私にとってテレビモニターは「映画を見る」「音楽を聴く」というためにあり、パソコンで作業をするために大型のモニターとして機能します。
でも人によってはテレビが1日24時間の中で2時間、3時間じっくり向き合う相手になっている人も多いと思います。
ここでポイントは
「どちらがいいのか」ということではなく、「自分にとって大切な時間を何に使うかを意識しているのか」ということ
です。
そう考えると、私にとってバラエティ番組を見ることに時間を費やすことは、重要度が低いのでゴミ箱に「ポイっ」と捨てているわけですね。
これと同じで、人間関係も自分にとって「重要なもの」「そうでないもの」があると思います。
職場の人間関係で感情に囚われて大切なものまで脅かされるのはアホらしい!
そう考えた上で、ひとりひとりの人を尊重し、自分らしくいられると最強ですね!
まとめ 職場で孤立した辛い社会福祉士のマインドシフト術
ここまで職場で孤立した辛い想いをしている社会福祉士の方に、マインドを切り替えるヒントについてお伝えしました。
ここで「ゴール」とか「自分にとっての幸せ・豊かさ」についてお伝えしましたが、これから不確実で変化の激しい時代が来ることを考えると、
いかに「自分を見失わないか」が大事
になります。
次々と目の前に提示される情報の渦に巻き込まれて、「自分の本音」を見失いそうな時は、ぜひ今回の内容に加えて「(セルフ)コーチング」について学んでみてください。
きっと大きな気づきやヒントが訪れるはずですよ。
追加情報など
また、YouTube・他のブログ記事などでも情報提供していますので、興味がある方はチェックしてみてください。
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