我慢に疲れた社会福祉士の「新仕事術」!やりがい100%の作り方
今回は
ストレスや悩みが一切なくてやりがいで満たされるこれからの時代の働き方
についてお伝えします。
今回の記事の内容を押さえていただくことで
- 自分の判断・決断においてやりたい仕事に集中してイキイキとした毎日を送ることができる
- 仕事をする上で背負う必要のない責任から解放されて伸び伸び仕事ができる
- 法人・組織の縛りにとらわれず、自分らしく、専門職らしくクライエントに接することができる
このような状態になることができます。
一方で、自分が本当にやりたいこと(やりがいのある働き方)を犠牲にしてお金を稼ぐために我慢して働き続ける状態が慢性化するとどうなるでしょうか?
本当は納得いかなかったとしても、組織からの指示・命令に抗うこともできずにクライエントに対してあなたが思うような実践ができないとなると、悩みやストレスは蓄積し続けます。
気づかないうちに溜まり続けたストレスが、疲れや環境の変化に伴って一気に体調を崩したり、気持ちが保てなくなることもあるかもしれません。
もしあなたが社会福祉士など対人援助職(以下「社会福祉士」という表現で統一しますが、対人援助に関わるあなたの職種と置き換えていただいて構いません)の現場での働き方に悩まれているのだとしたら、「やりがい」についてしっかりと考えて、自分自身の働き方について見つめ直していただくのはいかがでしょうか。
ぜひ最後までチェックしていただければと思います。
Contents
社会福祉士として「やりがい」を100%満たす「新仕事術」
はじめに確認したいのは
「あなたにとってやりがいを感じる働き方とは何か?」
ということです。
これは「隣の人のやりがい」でも「一般的に言われているやりがい」でもなく「あなたが感じるやりがい」です。
ポイントは、「やりがい」は人それぞれ違うと言うことを理解し自分の思いを明確にすることです。
やりがいについて考えるとき「本音」を無視して「就職先」「転職先」を見つけようとしても見つかるわけがありません。
自分の思いを確認する前に、職場について調べ出すことそのものが、多くの人がやってしまいがちな「働き方選択のミス」なんですね。
【大前提】自分の声を聞くこと→選択肢は無限だと知ること
「何にやりがいを感じるか」は人それぞれだということがまず大前提であることと、自分の本音を明らかにするkとが重要だということは確認してきました。
そしてもう1つポイントがあ離、
選択肢は「無限にある」と考えること
も重要です。
実際問題として、資格を活かして働こうと思った時に、認知症の高齢者に接する介護保険施設や、知的障害者の生活を支える事業所で日中働く仕事など、探せばいくらでも出てきます。
ただ、「給料がなぁ…」「夜勤があるのかぁ…」などといった要素で取捨選択をして、「ここならやりがいのある働き方ができるのではないか」と選択するのがよくありがちなパターンではないかと思うんです。
でも蓋を開けてみるとどうでしょうか…。
「思っていた働き方が全然できない…。」
「イメージと違った…。でもまぁ、入職したばかりだしもう少し頑張ろう」
ただ、我慢の限界を迎えて頑張りきれなくなってしまう…。
これも典型的なパターンです。
私も色々と相談を受けることもあります。(また、かつての私も真剣に悩みました)
選択肢が無限にあることを思い出すこと!
そこでポイントになるのは、「選択肢が無限にある」ということを思い出すということ!
あなたが「やりがい」を感じる生き方って、どんな生き方なのかを考えること。
生き方全般について考えたときに、あなたが「こんな働き方がしたい」と思うことを突き詰めて考えて見つけた働き方こそ、やりがい100%の仕事であるはずです。
既存の枠組みとして「就職先」がいくつか用意されていて、求人票を見比べて選んでいると、「やりがい100%」の働き方を見つけるのは至難の業です。
だからすぐに諦めて「折り合い」をつけに行ってしまう…。
この方法で「やりがいを満たす」ことの限界に気づくことがまず重要なんですね。
「選択肢は与えられない」ので「作る」
これはどんな物事でもそうですが、既存の選択肢の中から選ぼうとするとどうしても限界があります。
そこで
「自分で作り出す」という発想で考えれば、いくらでも方法は見つかる
という発想の転換が重要だと私は考えています。
実際に私は「ソーシャルワーク実践」「社会福祉士としての相談援助実践」「まちづくり活動」などを行いながら、毎日やりがいを感じる行動を続けています。
それらの活動に必要なお金や、生活を維持するために必要な収入を得る方法は
「切り分けて整理して考える」ことが大事
だと考えています。
というのも、ここでは深く語りませんが「専門職」として働くということの意義と、「経済的な利益の追求」という意味での働く意義は相容れないことも多いからです。
例えば法人、組織の言いなりになり「目の前のクライエントの利益」と「法人・組織の利益」で板挟みになった経験はありませんか?
ひとりの社会福祉士としてジレンマに悩み苦しみ、「折り合い」をつけることに疲れてしまう状態になっていませんか?
その状態を抜け出す方策としては
「クライエントの利益を本気で考えながら、自分達の法人・組織のあるべき姿を模索し続ける職場」に雇われて働くことだろうか…
と思ったりもします。
でも私がみた範囲の中では、忙しい毎日の中で忙殺されて「組織としてどうあるべきか」という本当に大事なことを見失っている事業所等も多かったように思います。
そうなると、選択肢は「法人・組織を変えるための行動を起こす」か「雇われずに働く」ということでしょうか…。
「働き方」について「真剣に悩む」ことが大事!
法人・組織を変えるか…もしくは雇われずに働くか?
実は私がお伝えしたいのはそんな2択ではありません。
私が考える「新仕事術」について本質的な内容をここでお伝えしようと思います。
これからお伝えする「新仕事術」はここまでお伝えしてきた内容をご理解いただいて「やりがいを自分で考えることが重要だ」という認識を持って、「一度真剣に考えてみよう」という方には一定のご理解をいただけるかと思います。
ただ、「受け身」で考えて「自分以外の何かに「求める」」という姿勢で考えてしまうと「よくわからない」とうい状態のまま受け入れられなくなってしまう可能性が高いのではないかと思うんです。大切なのは「自分で能動的に選択して作り上げていく」ということです。
ではその「新仕事術」のポイントは何か…。
それは「できるかどうか」ではなく「やりたいかどうか」で考えて仕事を作るということです。
やりたい仕事を作る?
私たちが仕事を選ぶときに「採用されるかどうか」「自分にできるかどうか」という考えだと、その先に続く我慢状態でどこまで耐えれるかという感じになることが多いのではないかと思います。
それは「できそうか」基準で選択しているからです。
一方で「やりたいかどうか」基準で考えてみるとどうでしょうか。クライエントに対してどんな役割を果たしたいのか?社会に対してどんなアプローチを仕掛けていきたいのか?
そうすると「今の自分には無理」「できっこない」ということが出てくるでしょうが、それはまた「できそうか基準」に戻ってしまっています。
大事なのは「できそうか」ではなく「やりたいか」どうかです。
「やりたいこと」で「今はできないこと」がたくさんあってもいいじゃないですか。壁にぶつかって打ちひしがれそうになっても、何度でも挑戦したらいいと私は考えますし、挑戦を続ける人を私は応援したいと思います。
中には「ほら、できっこないだろ」という心無い声を投げかけてくる人もいるかと思うんです。そんな時は、中島みゆきさんの「ファイト」を聴いて一緒に乗り越えましょう!
繰り返しますが大切なのは「やりたいこと」です。それがあなたの自己実現であり、多くの人の幸せが含まれるものであれば、「ぜひとも挑戦し続けていただきたい」というのが私の思いです。
まとめ:社会福祉士のやりがい100%「新仕事術」
ここまで、「自分が何にやりがいと感じるか」ということをしっかりと考えることが重要だということ。そして、「自分んで作り出す」という発想が大事ということもお伝えしました。
「職場である法人・組織を変えていくこと」や「雇われずに自分で働く」ということもチラッと例としてあげてみました。
本質的なこととしては、「働き方」について「言われるまま」「折り合いをつける」などという状態でしんどくなり、それを耐え抜くのではなく、「やりたいこと」を徹底的に突き詰めて考えて行動すること!これがポイントでしたね。
実際に「やりたいこと」をやろうと思うと、「無数の壁」が立ちはだかります。
お金がない、時間がない、協力者がいない、制度がない、才能がない、資格がない…
例えばやりたいことで起業するためにお金が必要なら「どうにかして調達できないか?」と考えるでしょうし、「初期投資を押さえてビジネスを立ち上げられないか」という発想も出てくるでしょう。
時間がないと感じたら「生活の中で無駄な時間を省けないか」ということを考えるでしょう。家事や仕事の効率化も考えるかもしれません。
協力者も「やりたいこと」を基準にして周りを見渡せば、すぐに見つかったり、気づいていないだけで「実はすでにいっぱいいる」という状態かもしれません。さらに「一人でもできること」はたくさんあります。
制度がなければ「作る」ということを考えるのは「ソーシャルワーカー」の仕事だと私は考えます。ただこれは一筋縄でいかないことも多いですが、「本当にやりたい」と感じたときに、その方向性が見えてくることもあるでしょう。
その他、才能がない、資格がないということに関しては、あなたの「やりたいか基準」の度合いにかかってきます。
今は才能が開花していないかもしれない。資格はないかもしれない。でも、やりたいことをやる力って凄まじいんですね。「うさぎとかめ」ではないですが、才能にあぐらをかいている人より「やりたいこと」に向かって突き進んでいる人の方が望む結果を手に入れることができる可能性は高いです。
「仕事」に関してももちろん「やりたい」を大切に!
「やらなければならない」と感じる仕事は「努力感」「我慢」「ストレス」の温床です。夏場のお風呂のカビのように、放置しておくと増殖してえらいことになります。
ぜひ今回の内容を踏まえて「やりたいこと」を基準に「自分の仕事」について考えてみるのはいかがでしょうか。
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